岸田政権が思いのほか長期に及んでいることに、今更ながら驚いた。最近は、任期満了まで、解散はしないという傾向が強いだけのことだが、それにしてもあの何もしない、できない、能無し政権が続くことに、本当にこれでいいのと思ってしまう。
一昔前なら、ことが起こればあっさり解散総選挙など当たり前だったが、もはや国民は政治に期待も関心もないようだ。
むしろ、国民以上に政治家が無関心なのかもしれない。解散すれば総選挙、間違えば無職に転落、偉そうなことを言っても国家の存亡より、己の存亡が大事なのだろう。永田町もいまやサラリー議員ばかりとは、地に堕ちたものだ。それは勤勉なサラリーマンに失礼か。働かない公務員というべきか。
たしかに選挙は金がかかるし、税金の無駄遣いと言われればそうかもしれない。だが、ダメな政権を放置するほうがよほど時間と金の無駄遣いで、いいことは何もない。いい思いをするのは国民ではなく、なにもしない、できない癖に、大きな顔して高給取りをキメるアホバカ政治家だけなのだ。
その証拠に、自民党の派閥裏金問題も国会では何もできずに時間とともに消え去っていくではないか。コロナ、震災に事欠いて借金を増やし続ける能無し政権を一体いつまで放置するのか。
物価の高騰を嘆くばかりで、何もできない国民って、あまりにも民度が低すぎないか。