今年の春天は、悩まず菊花賞馬ドゥレッツァと阪神大賞典組で勝負する。
本命は当然ながら、ドゥレッツァだ。鞍上がルメから戸崎に替わるのは少し割引だが、テン乗りではないので、そこはジョッキーの腕を信頼する。理想は2、3番手で折り合いをつけて、ペースが上がる坂の下りから馬なりで4コーナーをスムーズに回り、直線でギアを上げ、一気に先頭に立ち、後続を完封する。菊花賞は、ルメールが終始馬のいく気に任せ、先頭で周回し、坂の下りで先頭を譲る余裕をみせて、直線でギアを上げると再度ハナに立ちそのまま押し切ったように強さは際立っていた。200m長くなるが、掛かりさえしなければ押し切るだけの力はある。
ライバルはテーオーロイヤル、逆転があるとすればドゥレッツァが折り合いを欠いた場合のみ。
3着候補は、ブローザホーン、ワープスピード、サヴォーナ。
穴は阪神大賞典を叩いたシルヴァーソニックで、完全復調なら大逆転まで期待できる。
タスティエーラは菊花賞と同じモレイラの騎乗で期待がかかるが、差を詰めるのは厳しいとみた。