21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

還暦過ぎてBiSHにとり憑かれたわけ

2021-07-02 18:52:37 | エンタメ

 いい年こいて、なぜこんなにもBiSHにとり憑かれてしまったのか、あらためて考えてみた。

 まず、楽曲がいい。圧巻のステージパフォーマンスとバックバンドが一体となったグルーヴ感が特に素晴らしい。オーケストラのように幅広い層に支持される名曲から、ノンタイアップのような放送コードに引っ掛かりそうな曲まで、ふり幅がハンパない。個人的にはMy landscpeで演じるステージパフォーマンスにBiSHの可能性を感じている。

 とにかくBiSHは従来のアイドルのイメージをはるかに凌駕し、アーチストとして高い音楽性を放っているといえる。

 そして何より6人のキャラが素晴らしい。歌姫としてソロでも十分活躍できるハスキーボイスのアイナ、対象的に正統派シンガーといえるチッチが歌担当の中心だが、ステージでは二人が突出しているわけではなく、ほかの4人の個性と見事に融合して、BiSHという唯一無二のサウンドを作り上げている。

 アイドル系の容姿とアニメ声が印象的なアユニ、妖艶な容姿と真逆の声カワで狂気的な世界観を放つリンリン、メガネのOLぽい容姿で会社の宴会が似合いそうなハシヤスメ、そしてメンバーの中では見た目も歌声も身近にいる女の子感があふれるモモコ、この4人がそれぞれに強烈な個性を発揮し、6人が絶叫し、それぞれの言葉で語り掛け、自由奔放にステージを駆け巡る表現者集団として異彩を放っている。

 そんな彼女たちのファンは清掃員と呼ばれている。なんでもクソアイドルとして誕生したことから、ライブで放つクソを掃除するファンという意味だそうだ。メジャーデビュー後は楽器を持たないパンクバンドとキャッチが変わったが、今でもBiSHと清掃員の関係はそのままのようだ。さすがにハイ私も高齢の清掃員ですとは言うつもりはないが、とにかく今はこれからのBiSHが楽しみでしょうがない。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ラジオN賞は3頭に注目 | トップ | ラジN賞は素質馬ボーデンで勝... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

エンタメ」カテゴリの最新記事