有村架純とBiSH、有村とアイナ・ジエンドがピッコマのCMで共演したというだけではなく、実は全く個人的な見解なのだが、その魅力に気づくのが遅すぎた二人なのだ。
有村架純を知ったのは御多分に漏れず、ビリギャルだった。見た時はそれほど気にならなかったが、数年後、あまちゃんからの中学聖日記で、何この子、とドハマった。それから、映画を見始め、魅力にひかれた。
何度もここで書いたが、有村架純が役を演じると、役が出来上がるのだ。それは有村架純ではなく、物語の役そのものであり、なおかつその魅力にひかれてしまうのだ。正直、これほどの役者は、ハリウッドならいざしらず、日本では知らない。
とにかく、すごいのだ。三月のライオン、ずいぶん前の映画だが、最近見た。すごい。小悪魔まで演じちゃってる。この子は、何だって演じちゃう。
BISHも同じだった。最初に見たのはレコ大の新人賞だった。はっきり言って下手だった。当たり前だ、あの舞台でアイドルなのに口パクではなく生で歌っていたのだから。当時は乃木坂ファンで、何、こいつらくらいにしか思わなかった。それから数年後、有吉のヤツで芸人BiSHを見て、興味をもって、YouTubeを漁ったら、とんでもないグループだった。ドハマった。高校生の頃、モダンジャズに脳天をぶち抜かれた時と同じ衝撃だった。いやはやはまるはまる。彼女たちが歌うすべての楽曲が素晴らしかった。そして、あのアイドルらしからぬグルーブ感に還暦過ぎたジジイが打ちのめされてしまった。解散した今でも、彼女たちの歌を聴かない日は一度としてない。
有村架純とBiSH、人生のあらかたをし尽くしたと思った昭和ジジイにまだまだ知らなければいけないアーチストがいたことを教えてくれた存在だったのだ。BiSHは解散したけど、みんなそれぞれに自分を追いかけている。有村はますます役者としての幅を広げている。
二つの彗星に感謝する。生きてて良かった、出会えてよかったと。
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