最近のAIの進歩は著しいものがあるようです。典型的なのは「チャットGPT」で、人間とスムーズな会話が出来るのだそうで、AIのいろいろな話もあります。
先ず、最近のAIは、言葉が不自然でないそうです。日本語が不自然だと、印象としては言葉もきちんと使えないのだから中身も大した事ないのだろうと受け取りますが、言葉がきちんとしていれば、中身も信用する気になるでしょう。
万葉集を覚えさせて短歌を作らせたり、ショートショートを覚えさせて、ショートショートを作らせたりすると、結構なものを作るようです。
先日、新聞記事で、AIに国会での総理への質問に答えさせた結果が出ていました。そのあとに本当の岸田総理の答弁が出ていましたが、両方見ると、国民としてはAIの答えの方がいいなと感じるようなものでした。
岸田総理は、色々な事情があって、通り一遍の答弁しかできなかったのでしょうが、AIには「いろいろな事情」は分からないからでしょう。
然しAIに「いろいろな事情」をインプットできれば、どうなるのでしょうか。
インタネットには、世界中のあらゆることが入っています。その中の必要なものをAIの学習させるのはクリック1つで可能です。
人間なら読むのに何日もかかるものでも、AIの学習は一瞬です。しかも、人間は読む端から忘れていきますが、AIは決して忘れません。
そして覚えたものは全部検索しますから、あのことは度忘れしていたなどという事もあり得ません。
国会での答弁の下書きを書かせることが考えられているようですが、国会のやり取りや審議会の記録、関連新聞記事などを全部入力して、AIに書かせれば、並みの官僚より余程確りしたものが出来そうです。
多分、こうしたことがみんな可能になると色々な問題が出て来るでしょうが、その一つは人間の仕事がなくなる、人間が要らなくなる、失業問題でしょう。
もう1つは、AIに頼ってしまって人間が怠惰になる。大事な仕事はAIで、人間はAIのための雑用係になり下がるといった可能性もあるでしょう。
更に、AIに対する信頼が、AI信仰に進んでいく可能性も、無きにしも非ずです。
確かにネット空間には、個人の知識を超えた世界のあらゆる情報が存在するのですから、そのメモリーをテーマを決めてインプットし「整理する方針・方法」(アルゴリズム)さえ決まれば、出て来る答えは通常の人智を超える事も有り得るでしょう。
最後にもう1つ付け加えますと、膨大な世界の衆知を、アルゴリズムをプーチン方式にするか、習近平方式にするか、バイデン方式にするか、岸田方式にするか、それともAIに決めてもらうか(アルゴリズムの選択)で、出て来る答えは大違いでしょう。
人間ですと顔を見れば何かわかりそうですが、AIには表情はありません どんなアルゴリズム、あるいは超アルゴリズムなのか解りません。
ただご託宣だけが画面か印刷で「おみくじ」のように出て来ます。
人間は結構こういうのに弱いですから、AIに関して、何か心配なことがいろいろいくて来るような気がします。
SFでは、この星の統治者は、巨大な人工頭脳(AI)です、などというのもあります
人間がAIを進歩させます。そのAIを人間・人間社会が上手く使いこなすのに、どのくらいの時間がかかるのでしょうか。
先ず、最近のAIは、言葉が不自然でないそうです。日本語が不自然だと、印象としては言葉もきちんと使えないのだから中身も大した事ないのだろうと受け取りますが、言葉がきちんとしていれば、中身も信用する気になるでしょう。
万葉集を覚えさせて短歌を作らせたり、ショートショートを覚えさせて、ショートショートを作らせたりすると、結構なものを作るようです。
先日、新聞記事で、AIに国会での総理への質問に答えさせた結果が出ていました。そのあとに本当の岸田総理の答弁が出ていましたが、両方見ると、国民としてはAIの答えの方がいいなと感じるようなものでした。
岸田総理は、色々な事情があって、通り一遍の答弁しかできなかったのでしょうが、AIには「いろいろな事情」は分からないからでしょう。
然しAIに「いろいろな事情」をインプットできれば、どうなるのでしょうか。
インタネットには、世界中のあらゆることが入っています。その中の必要なものをAIの学習させるのはクリック1つで可能です。
人間なら読むのに何日もかかるものでも、AIの学習は一瞬です。しかも、人間は読む端から忘れていきますが、AIは決して忘れません。
そして覚えたものは全部検索しますから、あのことは度忘れしていたなどという事もあり得ません。
国会での答弁の下書きを書かせることが考えられているようですが、国会のやり取りや審議会の記録、関連新聞記事などを全部入力して、AIに書かせれば、並みの官僚より余程確りしたものが出来そうです。
多分、こうしたことがみんな可能になると色々な問題が出て来るでしょうが、その一つは人間の仕事がなくなる、人間が要らなくなる、失業問題でしょう。
もう1つは、AIに頼ってしまって人間が怠惰になる。大事な仕事はAIで、人間はAIのための雑用係になり下がるといった可能性もあるでしょう。
更に、AIに対する信頼が、AI信仰に進んでいく可能性も、無きにしも非ずです。
確かにネット空間には、個人の知識を超えた世界のあらゆる情報が存在するのですから、そのメモリーをテーマを決めてインプットし「整理する方針・方法」(アルゴリズム)さえ決まれば、出て来る答えは通常の人智を超える事も有り得るでしょう。
最後にもう1つ付け加えますと、膨大な世界の衆知を、アルゴリズムをプーチン方式にするか、習近平方式にするか、バイデン方式にするか、岸田方式にするか、それともAIに決めてもらうか(アルゴリズムの選択)で、出て来る答えは大違いでしょう。
人間ですと顔を見れば何かわかりそうですが、AIには表情はありません どんなアルゴリズム、あるいは超アルゴリズムなのか解りません。
ただご託宣だけが画面か印刷で「おみくじ」のように出て来ます。
人間は結構こういうのに弱いですから、AIに関して、何か心配なことがいろいろいくて来るような気がします。
SFでは、この星の統治者は、巨大な人工頭脳(AI)です、などというのもあります
人間がAIを進歩させます。そのAIを人間・人間社会が上手く使いこなすのに、どのくらいの時間がかかるのでしょうか。