東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

かっこいい男になる パート2

2025年01月17日 23時50分56秒 | 新年リレーブログ2025

お世話になっております。4年の槇枝です。

 
今年の一月ブログのテーマは何と「部員の知らない私」。四年目になりますがなかなかな秀逸なテーマ選考だと思います。
 
部員に秘密を作らないをポリシーに生きてきた故に特別今更紹介することもないと思っていたのですが、幼少期から人生の教科書だと思ってきたジブリ映画について書くことを思いついたので、買いてみます。
 
とある主人公が自分の右腕にかけられた呪いを解く方法を知るべく、その呪いをかけた祟神の出である西の国へ旅に出る物語です。
 
 
これを初めて見たのは小学校一年。はじめ見ただけではそれに含まれる宮崎駿のメッセージ性は読み取れるはずもなく、幼いながらにアシタカの真っ直ぐな生き方と力強さに憧れを抱いたのは間違いないでしょう。
 
「我が名はアシタカ。東の果てよりこの地へ来た。そなたたちはシシ神の森に住むと聞く古い神か。」
 
こんな堂々とした自己紹介ができるようになりたいもんです。
アシタカのようなカッコいい。強い。優しい男になりたい。そこからスタートしました。
 
 
学年が上がるにつれて、物語の理解度とそれに描かれる背景の知識が増えていき、この作品の面白さは加速していきました。
 
 
最初に思い浮かぶのは、人間対自然の二項対立。国語で一番典型的なテーマですね。物語の中でも人間と自然の神々とそれを慕う獣達の争いが描かれています。ですが何回も見直すとこれは単純な善と悪の二元論ではないことがわかってきました。
 
そもそも人間と獣。自然と人工を区別しているのは人間だけであって、自分と他人の境界を強く認識しているのは自分だけであるかもしれないことを人間は忘れることが多い。
 
 
同じ空間に違う種族がいることで、種族各々の文化と目的が交錯して争いや差別が行われる。悪として捉えていたエボシも多々良場の中で、女性に労働者として男性と対等な地位を与え、病人にも仕事を与える。社会的弱者にも個人を尊重して権利を保障するという社会基盤を作り上げている。(時代設定は室町時代といわれている)森を壊すのは多々良場の人間が生きるために必要なことであるという、道理の主張ができているのだと理解しました。
 
 
アシタカが目指すのは、そのような人間と、自然と神々を崇める獣達。そして、サン達モロ一族の全員の共に生きる世界であることだとわかりました。それを知ってはじめて作品中の登場人物達の言動一つ一つにさらなる重みが加わったような気がします。文化の融合ではなく淘汰でもなく、文化の違いを認識して共に生きること。 
 
「あいつ、どっちの味方なのだ…」
 
というジコ坊の台詞もあります。
 
表面だけだと日和見主義に聞こえなくもないですが、違う生き物、人間なのだから考え方が違うのはあたり前で、その違いを理解しようとする努力をしようとしているかどうかの信頼があるかどうかが大事な気がしています。なんかどっかで聞いたことある言い回しですね笑。
 
いやあそれっぽい言葉でまとまってしまいましたが、こんな浅い言葉でこの作品をラベリングするのも烏滸がましいですが、この要素だけを抽出しても、沢山のことと共通点があり、考えさせられますね。
 
 
評論家気取りで書いてしまいましたが、これがごく一般的に「もののけ姫」が世界的に評価されている理由の一つでもあると思います。
 
他にも魅力はたくさん詰まっていますが、これ以上書くと課題が終わらなさそうなのでここら辺で失礼します。ジブリ好きがいれば語らい合いましょう。
 
「風立ちぬ」と「紅の豚」もおすすめです。男の生き様はどれもかっこいいです。あと飛行機だし。
 
 
とりあえず間違いないのは、アシタカはカッコいい。男女問わず魅力的に映る男性というのはなかなかいないものです。
 
アシタカみたいな男になりたいです。
 
それでは失礼します。
 
 
四年 槇枝大祐

 


Dance with Undershaft

2025年01月17日 21時31分10秒 | 新年リレーブログ2025

あけましておめでとうございます。4470クルーの五熊です。新年ということで、身も心も真っさらにして、1からまた始めていく所存です。

 

年明けの自主練でスキッパーをしてみました。その日1番の出来だったジャイブをインスタァグラムに投稿したところ、思いの外多数の方々からお褒めの言葉を頂き(僕調べ)、承認欲求が満たされております。やっぱりスキッパーはかっこいいですね。いつぞやは悪口言ってごめんなさい。


話し相手は三上くんです。いっぱい470クルーの悪口も言ってました。

 

さて、「部員の知らない私」ということですが、実は僕は仮面ライダーが好きです。最近放送しているシリーズはよくわからないのですが、10年くらい前までは熱心に見ていました。今でも、当時の仮面ライダーの再放送やおもちゃ紹介動画を見てしまいます。特に私が好きなのは、「仮面ライダー鎧武」です。脚本は「まどかマギカ」「Fate/zero」「PSYCHO-PASS」でお馴染みの虚淵玄氏で、当時は勧善懲悪が主流だった仮面ライダー界に革命を起こしました。とても面白く、奥深い作品なので是非見て欲しいです。

 

今日はいっぱいスノボをして眠たいのでこの辺で筆を置かせていただきます。それでは。

 

五熊


あくび

2025年01月17日 11時28分13秒 | 新年リレーブログ2025

みなさま、明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

新2年470スキッパーの山岡です。

 

年末年始はというと、キラキラの街に浮かれていたからか25日の夜にインフルエンザを発症し、30日まで自室に篭っておりました。もちろん年末の予定はほとんど前潰れです。みなさん体調にはお気をつけください。

そういえばここ数日の東京、めちゃくちゃ花粉飛んでいませんか?昨年の受験会場にもポケットティッシュを大量に持参した記憶があります。花粉症のみなさん、ここからの季節一緒に頑張って乗り越えましょう泣泣

↑ この日部員と遭遇しました。遭遇した、というより遭遇しに行った、の方が近いのかもしれません。ごめんよ

 

テーマは「部員の知らない私」ということですが、非常にオープンな部員が多いので私としてはすごく困ります。笑

ちょくちょく言ったこともあるのですが、結構アイドルが好きです。小学生の時から大好きな女優で強火ドルオタの松岡茉優さんの影響で、中高時代に大体の有名どころを網羅しました。追うほどはありませんが今も普通に好きでして、最近はAKBの佐藤綺星ちゃんときゅーすとの川本笑瑠ちゃんがお気に入りです。猫顔、にゅーかわいいです、ほんとに。

音楽で言うと、逗子出身・在住のiriというアーティストさんが一番好きです。個人的には次に藤井風レベルに売れると思っています。iri - ナイトグルーヴ (Music Video)、是非。他にはeill、クボタカイ、SIRUPとか。SpotifyのおすすめジャンルでいうとソウルとかR&Bみたいですが私にはよく分かりません。意外だと言われがちですが、英語詞の日本人含め、基本は邦楽を聴いています。

↑ 幸せのお裾分けです

 

他に特に開示できるような趣味も特技もないので、今年の抱負というかなんというか、去年について振り返ろうと思います。

明日は共通テストということですが、あれが1年前だったということを忘れてしまうほど、思い返せば2024年は出会いに恵まれた1年でした。首都圏私立中高一貫女子校・帰国子女という、どう考えても偏ったコミュニティから巣立ち、大学・部活・サークル・バイト等々でそれぞれ色々なストーリーを持った人と出会い話す中で、ゆっくり自分と向き合うことができた大事な1年です。特に印象に残っているのは展示会のバイトで1日だけ一緒に仕事をした中国人のおじさんです。40代ぐらいの人だったと思います。独学で日本語と英語を勉強して日本に帰化したけれど、将来のために次はカナダに引っ越す予定、今は永住権が取れるように仕事をしながら資格の勉強を頑張っている、みたいな話をしていた気がします。他には、別のバイトで一緒だった技能実習の留学生。日本語も英語も全然通じないけど、子供と夫を置いて1人で出稼ぎに来ているらしい20歳の子です。あとは部活で出会った他大の人だったり、授業で仲良くなった理系の女の子とか。挙げ始めたらキリがないほどそれぞれの道で頑張っている素敵な人に出会いました。受験期、恵まれた選択肢の中で迷って、ひとりで病んで、今さら結論:悩みは人に話すのが大事☆なんて言っている自分がいかにちっぽけなのか、考えれば考えるほど虚しくなるくらいです。東大生という仰々しい肩書きなんてものはたぶん、いつになっても似合わないままです。もちろん気が狂ったように勉強したし、見たことがないぐらい山川の世界史をボロボロにしたけれど、それでもそれは沢山の自分の実力以外の要素があってこその肩書きにすぎないことを痛いほど実感しました。

 

大学生になって、どこからともなく自由が降ってきて、急に野放しにされた感覚です。昨年は突然与えられたその自由が怖くて、将来のことをぼーっと考えて不安になって、ちょっと頑張りすぎた1年でもあります。全然えらくなかった私に、嫌な顔ひとつせずえらいえらいとずっと一緒に頑張ってくれていた大事な人たちに出会えたことが去年の一番の出来事なのかもしれません。ありがとン

ちょっと前まで大学生をしていた気がする親戚の名字が変わっていたり、ついこの間までへなちょこな小学生だったような気もする姉妹が組織のリーダーを務めていたりと時間の早さに若干焦る日々ですが、今年こそはゆるく、前向きに。

でっかい何者かになりたいとは言いませんが、応援したいと思える人でありたいです。

 

ラスト10代、素敵な思い出にできますように!!☆彡

 

新2年 山岡


アキネイター

2025年01月16日 21時56分13秒 | 新年リレーブログ2025

明けましておめでとうございます。「部員の知らない私」ということで、突然ですがクイズをしたいと思います。

 

Q.私は誰でしょう?

 

(おそらく)初出しエピソードをヒントに私が誰か当ててみてください!

・ヒント1

これは私が赤ちゃんの時の写真ですね。これで分かった人はすごいです。

 

・ヒント2

私には誕生日が一緒のいとこがいます。

私はいとこと同じ日に、しかも同じ病院の隣のベッドで産まれました!こんな偶然なかなかないと思います。

 

・ヒント3

私は小学1年生の頃から塾に通っていました。

小学校の頃は算数だけ習っていて、100マス計算とかやっていましたね。塾の室長先生がすごく面白い方で、授業も面白かったですし、休み時間もパソコンで動物の画像を見たりして遊んでいました。笑 おかげさまで楽しく塾に通うことができました。

 

・ヒント4

私は今までで引越しを3回経験したことがあります。

大ヒントになってしまいますが、福島→岐阜→埼玉(マンション)→埼玉(一軒家)と引越ししてきました。私が生まれる前は北海道に住んでいたそうです。私は北海道に行ったことがないので、北海道で過ごしてみたかったですね。

 

・ヒント5

私は中学校の時、野球部の部長をやっていました。

ヨット部の人はこれで分かったのではないでしょうか。こんな私でも実は部長だったのです。というのも、学年で野球部が一人しかおらず、半ば強制的に部長にならざるを得なかったという訳です。当時は大変な思いをしましたが、良い経験をさせてもらったと思っています。

ちなみに、応援団長もやりました。毎年野球部の誰かが応援団長をやる風習があったのでそれに逆らえず応援団長になってしまいましたが、最終的には楽しくできたのでよかったです。

 

さて、皆さん私が誰だか分かりましたか?

 

答えは、懐かしの新入生ブログで確かめてください!

https://blog.goo.ne.jp/todai_dinghy/e/a036e768eaf6b40bf508bbacf716aff4

 

次回は、最近新居に引っ越した五熊くんと、女子新歓に向けて頑張ってくれているミランです!

 


喉おかえり♡

2025年01月16日 20時44分03秒 | 新年リレーブログ2025

 あけましておめでとうございます。新2年スナイプスキッパーの浅田桜大朗です。

 

 新年リレーブログのお題は「部員の知らない私」ですが、話していない自分の趣味などは思いつかなかったので、部員の知らない年末年始の話をします。

 

 年末は病に侵されてました。風邪系の全部の症状が最大限に出ました。多分凄い熱が出て、凄く体重が減ったのですが、体温計と体重計を持ってないので全部勘違いかもしれないです。年末だったので病院がやってなくて、悲しすぎました。スミス君が一度買い出しをして家まで持って来てくれたのでギリギリ助かりました。ありがとう。でもChatGPTに基づいた彼のアドバイスにはなんとなく従いませんでした。一人暮らしで初めてがっつり体調を壊したので怖かったと思いますが、しんどすぎたのであまり覚えてないです。

 

 31日には楽になったので帰省。スリムクラブの真栄田の喉で。初詣、友達の家、思い出の店とか行けて楽しかったです。会えなそうすぎた友達とかにも会えました。ただ、治ったと思っていたのに、激しい体温のアップダウンに見舞われてしまいました。謎の病気すぎる。さらに最悪だったのは、ケアレスミスでカラオケに入ってしまい、2,3曲しか歌ってないのに次の日には本当に声が出なくなりました。友達とは主に筆談で乗り切りましたが、字は遅かったです。割といたので普通に病院もやっていた気がしますが、思いつきませんでした。

 

 喋れないまま帰宅。ギリ声が出るようになってきたので個別のバイトにも復帰。生徒との雑談で声が出なくなった経緯を話したのですが、なんか「バカ」とか言われた。そろそろバイト辞めます。

 

 最近やっと地声が出始めました。嬉しすぎて、明日からは毎日歌ってしまうかもしれません。

 

 ちなみに関西でずっと一緒にいた人たちの誰にも感染しなかったので、やはり勘違いだったのかもしれない。


今年も濃ゆい1年になりますように

2025年01月15日 22時26分13秒 | 新年リレーブログ2025
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
新2年470スキッパーの太田薫です。
 
「部員の知らない私」ということですが、僕はかなりオープンで自分語りが好きなタチなので、隠し事は1つもないつもりです。そもそもあんなベタベタな合宿生活を送っていたら秘密なんて隠せるはずがないと思います。少なくとも僕は無理でした。隠しきれる人はすごいと思います。
 
ということで今さらなにを紹介しよう...と悩んでいましたが、強いてあげるとすれば版画ですかね。まあこれも自慢げにストーリーにあげてしまったので見てしまった人も多いとは思いますが。
こう見えてわたくし、実は版画が好きでして。
太田家では干支の動物をモチーフにした版画の年賀状を送るのが毎年の恒例となっています。最初は父さんが全部作っていたのですが、小6の年男のときに美術の授業で初めて版画を彫ってみたときに、彫るの気持ちいぇぇー!と感動してから、ちょくちょく作るようになりました。
毎年一捻り加えるのが我が家の年賀状のミソです。つまりただ単に干支の動物を彫るのはつまらんということで、構図を工夫したり、その動物の名前が入った別の動物(ウマズラハギとかネズミフグとか)を彫ったりしてきました。
 
↑中段右のニワトリが初版画
 
今年は巳年ということで、カナヘビに挑戦してみました。2年ぶりということもあり気合を入れすぎて多色刷りにしてしまい5枚しか作らなかったのにびっくりするくらい時間と手間がかかりました
 

( •´ω•` )ﻭドヤッ

版画のいいところは、「味」で誤魔化せるところです。ちょっとくらいかすれていたり、彫っちゃいけないところまで彫っちゃってつながってしまったり、絵の具の配色とか水の量をミスったりしても、なんとかなります。むしろ味があっていい。

でも絵画とか写生はそうはいきません。下手なものはもろバレです。シビアな世界です。そんな版画の最大の難関は下絵です。逆に言えば下絵さえなんとか上手く描ければしめたもんです。もうできたも同然です。今回は下絵が決まりました。今までは年賀状でしか版画を彫ってこなかったですが、悲しいことに年賀状離れが急速に進んでいるので、これからは季節毎に作りたいと思っています。リクエストがあれば、完璧な下絵を持ってきてくれたら承ります!

 
 
版画について自慢げに書いていたら、紹介したいものを思い出しました。最近のマイブームは市区町村パズルゲーム「まぷすた!」です。何かしていないと落ち着かない僕は通学時の電車が暇すぎて、でも月6ギガだから何もできなくて、仕方なくSpotifyでラジオとか音楽聴いてたのですが、さすがに飽きまして。もちろん本なんか読むはずがなくリスニングとかやるはずもなく。そんなわけで通学時間が鬱になりかけていたときに、地理の授業で推しの先生がハマってるゲームを紹介していまして、これだ!ということで始めてみました。アイコンの如何わしさとは裏腹に、なかなか凝ってるし問題も沢山あって面白い。これは名作です。
 
かわいい。
ドラッグ&ドロップするだけ。
 
大きい市町村や特徴的な形だとすぐ埋められるのですが、難しいのは小さな市です。町とか村は〇〇郡という表記がある(↑だと田川郡)ので、それさえどこらへんにあるか分かればそこら辺をウロウロ動かしていればハマるのですが、市はノーヒントです。まあ面積と人口が表示されるのでどのくらいの規模なのかは大体分かるし、主要河川や山脈は色で識別できるので、それを手がかりに探します。
 
↑霞ヶ浦とか利根川流域は分かりやすい。
 
個人的に一番簡単なのは大分県。市町村数が少なくて(第44位)一つ一つが大きいし、内陸部と臨海部ではっきり分かれていて、海岸線とかの形も特徴的。
 
 
逆に一番難しいと感じるのは埼玉県。多すぎる(第3位)。特に東部の無数の市が厄介。形も面白くないので覚えずらい。
 
 
このゲームをやると、知っていたようで実はしっかりと知らなかったことがどんどん解明されていくワクワク感を楽しめて、子ども時代に戻れます。ちな世界の首都や国旗クイズもできます。
さらにタイムアタック形式なので、常に緊張感がすごいです。神経衰弱のような面白みがあります。毎日1時間くらいやりまくっているので、市町村を聞かれたらどの県にあるかの勘はつくようになりました。合コンとかで出身地の話になったときに無双できるようにさらに磨きをかけていきたいです。
 
結局いつも通りたくさん語ってしまいました。最後まで読んでくださりありがとうございました。
 
 
↑三上班
顔が"濃ゆく"見える。濃ゆい、あまりにも濃ゆすぎる。顔にも負けないくらい濃ゆい話で盛り上がりましたね💖今年も濃ゆい1年になりそうです。
三上班に入る新入生はあまりにも酷ですね。阿部寛並みの強者を待っています。
 
では失礼いたします。

Carpe Diem

2025年01月14日 21時39分57秒 | 新年リレーブログ2025

どうもどうも。新三年スナイプクルーの荒井です。今年こそ頑張っていきます。

一昨日、昨日と成人式(成人のつどい)に出席しました。一昨日は中高の成人式、昨日は自治体の成人式でした。久方ぶりの出会いに高揚心を感じる反面、これで一生道が交わることのない人がいるんだな、などと考えていたら、そのうち考えすぎていました。帰宅する頃には歓びと悲しみ、相反する心が入り混じってすっかり複雑な気持ちになってしまいました。純粋に楽しめば良かったのにねぇ。天邪鬼だと思います。

そんな中でも成人式に出る、という経験はアイデンティティの再認識という点で大きな意味があることに気づきました。例えば、一昨日と昨日で僕への呼びかけが違います。一昨日は「荒井」もしくは「あらいたく」でした。昨日は「たく」でした。ちなみに部活では「あらたく(荒井)」です。どの自分も決して嘘偽りではないし、そのうちどれかだけで全場面に対応できるとも思いません。その時その時に合った自分がいます。なんだか1日のコーデを決める時みたいですね。今日は暑いのかな、じゃあこれにしよう。でも午後から寒くなるし、上からパーカーでも着ていこうかな、みたいな。ただ、洋服は何種類か必要だけど、人によってお気に入りの服はあるよなぁ、とも思います。

ブログを書く、という営みは昨年の部活が終了してから出てこなかった「あらたく」というタートルネックのセーターを、「荒井」と「たく」というTシャツの下から無理やり引っ張り出して着る、そんな趣があります。久しぶりに着るんだから、慣れるまで時間がかかります。ご勘弁ください。毎日着れば良かったのに、着るタイミングを逸し続けています。あったかいお部屋で試験勉強に追われているからかもしれません。こんなに長いこと部屋にいたら、春合宿でタートルネックのセーターじゃ耐えられなくなってそうです。

これまでの部員の新年リレーブログを眺めていると、みんな普段から開けっぴろげな自分を披露してくれているようです。僕も例に漏れずその一人です。でも、自分を曝け出している割に、他人はあまり僕を知らないんだな、と思うときもあります。(部活の話ではありません)たぶん、僕がずっとセーターを着ているから、Tシャツ姿の僕を知らないだけなんだと思います。そして何より、総じて世の中の人々は他人の服装なんて見ていません。一般的に、他人の服装に気づいてやれる人なんて、すごく勘の良い人か、家族か、仲良しの友達か、相手を深く想っている恋人ぐらいでしょう。他の人には気づいてもらえるだろうと思っている方が野暮です。自意識過剰が過ぎるのでしょう。

気付かれていないかもしれませんが、僕は映画を見るのが好きです。そんな中でも大衆向け映画が好きです。深く考えることもなく、直感で良いなぁ、と思えます。そんな中から、一本の映画を紹介させてください。「いまを生きる」(“Dead Poets Society”)といいます。同名の小説が原作で、アメリカ・バーモント州の名門男子校を舞台として展開される、青春群像劇です。ロビン・ウィリアムズやイーサン・ホークといった名優が出演する名作です。

小説版から一節を引用します。

 

I say — drivel! One reads poetry because he is a member of the human race, and the human race is filled with passion! 

Medicine, law, banking — these are necessary to sustain life. But poetry, romance, love, beauty? These are what we stay alive for!

 

法学部に進学してしまった僕ですが、素晴らしいセリフだと思います。機械的な日々の予定と無機質な勉強に追われている毎日ですが、こういう言葉にできない歓びを感じたいものです。大学に入った今だからこそ、色々感じさせるものがあります。

そう言いつつも、最近は法の面白さも見出してきています。あんな人間味のない鈍色の条文の中にも、法を作った先人たちの息遣いを感じられる、かどうかは分かりませんが、コンテクストを感じられるようになってきました。ただ、それと試験で良い点数を取れるかは全くの別物だと思います。

 

もう一つ、「部員の知らない自分」、見つけました。実は大学の授業でメキシコ研修旅行に出掛けました。メキシコは日本とは地理的にも文化的にも正反対、みたいな国です。カルチャーショックの連続でした。ちょいちょい話には出しているのですが、写真付きで少し振り返ってみたいと思います。少々お付き合いください。

↑初日、タコス屋さんにて。Méxicoが充満しています。ちなみに、日本でタコスと言われるものは主にTex-Mexと呼ばれ、ちょびっと違う食べ物です。

↑メキシコのスタバで注文した「アップルクリスプマキアート」なる商品。名前の部分にご注目。正しくはTAKUです。タコス、好きすぎじゃね...?

↑目の前を通過した公営バスに国旗が刺さっていました。ナショナリズムを感じます。日本だとあんまないですね。中高時代、中国大使館が近くにあったので似たような街宣車は何度か目にしました。

↑なんとこの見た目で大学(UNAMという、メキシコの東大的ポジション)の大学です。駒場の図書館も企業のロゴなんか掲げちゃって負けず劣らずおしゃれになってきてますよね…?

↑テオティワカン。すげー。

↑メキシコ南部、メリダに位置するマニという農村の町並み。素朴ながら美しい光景です。(一枚目)写真だと分かりづらいのですが、夜になると満天の星が輝きます。(二枚目)

 

なんの脈絡もなくメキシコの話を語ってしまいました。ご容赦ください。

でも映画とメキシコには共通点があって、僕に「自分らしく生きるってどういうことなの?」という疑問を投げかけてくれました。メキシコの人って、服一つとっても、全て目立つんです。民族的な意匠を日々のファッションに取り入れていたり、自己表現がすごいなぁと思います。そしてそんな中でも大人しめのファッションの人がいることを見逃してはいけません。

 

あまり不特定多数の人に深イイ話をするのは得意ではないのですが、頑張って書いてみました。だいぶ書いたつもり、書きすぎたつもりでいます。予想だにせぬ内省っぷりですね。他人の内省なんて読みづらいことこの上ないです。今更ですが、駄文拙文、ご容赦ください。ここまでお付き合いくださった皆様、ありがとうございました。

僕も気持ちよくタートルネックを着こなせるように。

ありがとうございました。

 

 

荒井 太久


夏を夢見て

2025年01月13日 19時00分00秒 | 新年リレーブログ2025

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 

新三年スナイプスキッパーの島瀬大誠です。昨年は、リレーブログの執筆をサボりにサボったせいでGPが25も貯まりました。おかげで春合宿中のほとんどの日に、海から帰ってきて疲れがたまっているなか、ガソリンを買いに行くという苦行を強いられることになりました。あんな思いは二度としたくありません。

 

さて、「部員の知らない私」というテーマについてですが、部員にあまり隠し事はしておりませんので、内面や趣味について書くこともないなあといった感じです。そこで、「年末年始マレーシアに行った私」ということで少し書いていこうと思います。

 

今回の旅行では、コタキナバルというボルネオ島北西部に位置する街に行ってきました。この街は東に4000m級のキナバル山があり、西側は海に面しているため、短い日程で海も山も楽しみたいという欲張りな旅程を実現できる場所です。気温は26℃〜33℃程度でとても過ごしやすい気候でした。どうやら雨季だったようですがほとんど雨も降らず快適な旅行でした。

 

特に印象に残っているのは離島でのアクティビティです。コタキナバルからマンタナニ島へは車で1時間ほど移動した後、ボート(定員40人程度・ヤマハの250馬力エンジンが2基)で30分ほどで着きます。市街地から少し距離がある分とても海が綺麗なことが特徴の一つです。白い砂浜に透き通るような海は、まるで絵画のような風景でした。

相模湾の南風のように海面全体に同じような風が入っていいる印象でした。だいだい3~4mの風が吹いていてこの海でスナイプ乗ったら気持ちいだろうなと密かに思っていました。

シュノーケリングを体験し、サンゴ礁やThe 熱帯魚というカラフルな魚を間近で見ることができました。やはり僕は海が好きです。

 

 

世界のさまざまなところでヨットに乗ってみたいという気持ちになるとともに、日本の海も早くあったかくなってくれということを強く願う旅行になりました。日本に帰ってきて寒すぎて軽く絶望しているところですが、2月から始まる冬合宿ではしっかりと実力をつけてあたたかい海で活躍できるようになります。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。2月から羽田ーコタキナバルの直行便が出るらしいので気になった方はぜひ。


実話

2025年01月12日 23時31分52秒 | 新年リレーブログ2025

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

新三年スナイプスキッパーの杉山諒介です。Gooブログが正常になったようで安心しました。代替わり後二度目のブログです。

昨日から二日連続で市毛さんと二人だけで早稲田の練習に飛び入り参加して疲れたので、拙い文章になるかもしれませんがご容赦ください。

さて、今年のリレーブログのお題「部員の知らない私」ですが、実は考えたのは自分です。部員のもつ意外な一面が見られればおもしろそうだと案を出したところ、誰もほかに案を出さなかったので決まりました。(一応公募だったのですが)そんな単なる好奇心で決めてしまったのですが、自分でも全く思いつかなくて困っています。自分は身の回りで起こることをすべて話のタネだと思っているのでブログに書けそうなことは大体誰かが知っています。そのせいで趣味だとかエピソード系は誰かしら知っているので、自分の内面?的な話をしたいと思います。

おそらく部員は誰も知らないと思いますが、自分は結構すぐに感動します。自分でもわかっていて、簡単に感動させられると自分の薄っぺらさを自覚するのであえて感動しないように努めていますが、それでもお涙頂戴の映画とかで感動するときがあります。最近で一番感動したのは帰省中のロックフェスで聞いたフラワーカンパニーズというおじさんたちのライブです。有名な曲は深夜高速(https://www.youtube.com/watch?v=uAXibMc74oY)くらいしかないのですが、1989年からメンバー変更、活動休止もなくインディーズとメジャーを行ったり来たりしている彼らの渾身の「生きていてよかった」には不覚にも感動してしまいました。彼らの生き方は安定した賢い生き方ではないかもしれませんが、だからこそ「生きていてよかった」に深みがでているような気がしました。

明日も朝からバイトなのでこれくらいにさせていただきます。特にオチのない宣言どおりの拙いブログを書いてしまいすいません。2025年もよろしくお願いします。


冬来たりならば春遠からじ

2025年01月11日 23時41分33秒 | 新年リレーブログ2025

あけましておめでとうございます。新3年470クルーの能登谷航です。

リレーブログのテーマは「部員の知らない私」ということで、小1の時から毎年欠かさず見てる箱根駅伝について少し書きます。箱根駅伝、大会自体の知名度は高いのですが、具体的な選手名まで知って応援してる人は少ない印象です。たぶん、たまたまチャンネルを変えたら放送してたから見たという人が多いからだと思います。

なので、長年の悩みなのが「駅伝トークで盛り上がれる人が少ない」ということ。本当はもっと「石田と梅崎が故障で使えなかったのにシード権確保した東洋は凄い」とか「1時間8分台で走って区間最下位になる今年の2区レベル高すぎ」とか言いたいのに。

 

↑いつもはテレビで観戦しているのですが、今年は小田原まで見に行ってきました。

 

箱根駅伝を見てると、4年間という年月の短さを痛感します。ついこの間まで1年生だった選手があっという間に4年生になってて「もう卒業!?」ってなることもよくあります。僕自身、気づけば大学生活もあと半分、折り返し地点に来てしまいました。ヨットに打ち込めるのも残り2年間、時間を無駄にせず一歩ずつ前進していきたいと思います。

おやすみなさい