東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

夜行バスより@1月リレーブログPART4

2020年01月04日 23時56分31秒 | 2020リレーブログ

明けましておめでとうございます。

クルーザー班3年の落合輝(あきら)です。

田中康夫『なんとなく、クリスタル』ばりの膨大な注釈ならぬリンクを付した文章で僕を紹介してくれた古山くん、その時間と文字数を「あの娘とのスキャンダル」の説明に振り向けてくれてよかったんだけどな。

 

私はただ今、帰省先の愛知から東京に戻る車内にあり、頭が働いておりません。心安らかな実家暮らしから忙しない東京の生活に戻る心の重さ、今年は楽しい事もやりたい事もやるべき課題も多くある生活の中で、心を惑わされることなく、日常の一つ一つを怠らずに行い謙虚であり、大変でも充実した日々を送れるようにしたいと切に思います。

 

この度の帰省では何よりも、うちの新しいメンバー、もうすぐ7ヶ月になる愛犬ミケラとよく遊びました。毛の抜けないラブラドゥードルという犬種で、先代とは違い室内犬として飼われています。感激症の彼女は、誰かが部屋に来るとその度に後ろ足で跳ね上がって喜びを表現します。なんとも愛くるしい。散歩ではこの四月で廃校になる地元の中学のグラウンドを独り占めのドッグランにしていました。私も久々に全力疾走というものをしました。おかげで太腿が筋肉痛になっていますが、ミケラにとって唯一追いつけない存在として一目置かれたようで、私に対する歓待が以前よりも激しく情熱的になったように感じられます。犬は家族の構成員のなかでの格付け意識をはっきり持つといわれますが、ミケラから見た私の立場が、確かに一段上がったのが見て取れました。

 

ではヨットのことは言いますと正直これといったことをしていませんね。うーむ、なんと弁明してよいやら。いや、帰省している時は帰省している時しかできない事をするのがよいでしょう、まだオフシーズンはありますからこれからアニオルに向けたY30の勉強やトレーニングを頑張るとしましょう。

そう、再来週には面白いイベントが企画されています。去年の終わりがけの練習のランニング中、突如として風船が弾けるように縁だけ残して破れたスピンを、凧に仕立てて遊ぼうというものです。上がるか分からないけど楽しそう。

ところで皆さん、新年のチコちゃんをご覧になりましたか。凧がなぜ「タコ」と言うのか。凧は、江戸の昔は「イカ」だったそうです。しかし江戸の町ではイカがあまりに流行し、イカ渋滞による事故が多発したことで「イカ禁止令」が出され、それでも「イカ」を上げたい江戸の民衆が「イカ」を「タコ」と言い張り上げ続けたのが凧の由来だ、と。嘘か本当か知りませんが。

私たちもそのくらい遊び心を持ちたいものです。そうしたら一回転しかしてないところを二回転と言い張り、ポートをスタボと言い通すことができる……いや、それではいけませんね。ヨット部員たるもの厳正を旨としていきましょう。

 

 

何はともあれ、本年も仰秀への変わらぬご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

さて、明日は私と同期のマネージャー、横川あみの登場です。公式発表から3ヶ月が経つ今も、合宿所を和ませ続けるあの人との仲を赤裸々に書いてくれるのか

どうぞお楽しみに。