東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

京大遠征3日目

2020年02月27日 23時10分00秒 | 内なる考え
京大遠征も3日目を迎えました。
3日目は予報では終日10m前後吹くはずでしたが、午前はあまり吹かず、いつもの帆走・スタ練を行いました。

京大はスタ練を多く行います。ちゃんとバウを揃えて列を作りスタートをする練習を繰り返します。また、上から出る・下から出る・真ん中から出るなどの指定がある場合もあります。
こちらの人はスタートラインを守って、というより他艇に合わせて列を形成するので、結局ラインがめちゃ高くなりゼネリコばかりになるのですが。
どうしても東大ではコース練が多く、スタ練はあまりやりません。バウを揃えて並んで出る練習はもっと多くしても良いのかなと思いました。

午後は予報通り吹き上がりました。
恐らく一番強いブローで11.12m入っていたと思います。
琵琶湖はブロー性の海面で、ブローとラルが見やすく、結構キツめのブローが入ります。
またシフトもかなりあり、合わせるのは難しいです。
一方で波は低い為、ランは安定していてかなり走りやすく感じました。今日くらいの風だとサーフィングできる波もあり、関東での走りが生きる場面もありました。

やはり海の、強風と高い波での走りを追求して、関東で勝ちに行くことが、全国で通用する強みになるのではないか、と思います。
つまり、全国で勝つためにはまず関東で速く走れるようになることが大事だという、当たり前のことなのですが。

明日は微風の予報です。
微風の動作を最後まで学べるだけ学んで、東大に持ち帰りたいと思います。

では、おやすみなさい。




1を聞いて10を知る

2020年02月27日 22時24分22秒 | 内なる考え

 

こんにちは。新2470クルーの工藤光生です。

 

昨日は、貴重なオフということで鯛めしを食べに行きました。合宿所では、マネージャーさん達のおいしいご飯が食べられるのですが、金銭的及び衛生的な観点からメニューに制約があるので、普段食べられないような食事をするのが僕のオフの楽しみです。そんな訳で、今オフは、大(タイ)枚をはたい(タイ)て鯛(タイ)めしを平(タイ)らげて参りました。

 

暖冬を吹き飛ばすような寒いダジャレはこのくらいにして、先週末に開催されました東北大学・横浜国立大学定期交流戦の報告をさせていただきます。例年、12月に行われている本定期戦ですが、昨年9月の台風15号で八景島が甚大な被害を受けたため、今年度は2月開催となりました。1日目(2/22)にチャーター艇引き渡し及びレセプションが行われ、2日目(2/23)にレースが行われました。レース当日は、平均風速11mという南風が吹き荒れるコンディションの中、1レースのみが行われました。

 

以下国際470級のリザルトです。

 

27艇 オープン艇込みの点数(オープン艇除く点数)

 

4692 天木/廣瀬 8(4)

4579 松前/工藤 12(7)

4452  古橋/下重 4(2)

4303 調/齋藤  15

4301 藤田/大橋 RET

 

国際470

1位 横国 10

2位 東大 13

3位 東北 23

 

全体としては、横浜国立大学に敗れて2位となってしまい悔しい結果となりました。今回の反省を活かして、今後の練習に励んでいきたいです。

 

それでは、個人の反省に移ろうと思います。僕は今回、新4年スキッパーの松前先輩とペアを組ましていただきました。上位で帰ってこられる実力を持つにも関わらず、全体で12位という不甲斐ない成績に終わってしまったのは一重に2回の沈によるものです。

 

以下が1回目の沈の状況です。

 

全体5位ほどで2上でギリギリのレイラインを走っていた我々は、タックしてきた艇を避けたためマークに入れなくなってしまい、ジャイブ周りで巻き直すことになってしまいました。その際のジャイブで沈してしまい、大きく順位を落としました

 

原因は、僕がジャイブ後すぐにトラピーズに出て起こしにいかなかったこと。スタート前のジャイブのように適当にジャイブしてしまった。強風のなかで急いで巻き直しているのだから、すぐにラフするのは当然なのに

 

単純に場数が足りなかった。あの風であの動きをしたらどれだけヒールするのか理解してなかった。

 

でも、経験がないから仕方ないではいつまでも先輩や経験者に追いつき追い越すことができない。少ない経験を最大限活かしてやっていくしかない。

 

1を聞いて10を知る。」

 

めっちゃ難しいというのはわかっているけど、この言葉に少しでも近づけるように日々考えながら春合宿に取り組もうと思います。