車の上に黄色い粉が乗っている…
これは花粉か…それとも黄砂か…
花粉症である自分にはこれは重要な事ことですが、やっぱりコロナが問題ですよね。
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お世話になっております。スナイプリーダーを務めております、4年の戸沢です。
本題に入るまでの余談ですが、私は昨年度より全日本学生ヨット連盟の委員長を務めており、最近はよくいろいろな質問を受けております。
・全個や全日本インカレはどうなるの?
・いつ判断するの?
・もしかして俺らもう引退?
率直に言うと、わかりません。
正直、自分も今後のことが分からなければ、専門家もこれからのコロナがどうなるかなんて分かっていません。
でも、大事なことは何か。
それは、今を大切にすること。そして、こういう立場である自分が大事にすべきことは「分からない。」と一言で済ませるのではなく、そういった不安を抱える人と一緒に、期待と意欲を持ち続けることだと思っています。
先行きが見えないからこそ、今後への期待を持ち続け努力を怠らないことが大切だと思うんです。
それでは、本題です。
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「私がヨット部に入ってよかったこと」
私がヨット部に入ってよかったことはいくつかありますが、それらを一言で表すとすれば
【Chance】
です。
ヨット部に所属して得られるチャンスはたくさんありますが、その中でも私が思う3つの側面についてご紹介させて頂きます。
その3つのチャンスとは
- 夢を叶えるチームの一員になるチャンス
- 成長するチャンス
- 大切なものを得られるチャンス
です。
1. 夢を叶えるチームの一員になるチャンス
私は幾度となく、「人に笑われる夢を持つ」ことを言って参りました。そして、それに関連して今でも覚えていることがあります。
私の入部当初は32年間両クラスでの全日本インカレ出場を叶えておらず、その中で私は同期にこんなことを言いました。(同期が覚えてくれているかは分かりませんが、、)
「自分達が4年になったら日本一の早稲田に勝ちたい。そーゆー目標を持たなければ努力に妥協してしまうし、結果も良くなると思えない。初心者なのに何言ってるんだって思うかもしれないけど、個人スポーツでないヨット競技では早い段階でみんなで同じ方向を向くことが1番重要になってくると思うから、この段階からみんなで日本一を目指したい。」
それから、先輩達は自分達に進路を示してくれているかのように全日本での景色を見せてくれました。現実を見るのは直前でいい。自分はそう思ってやってきて、気づいたら全日本での入賞を目指すチームにまでなっていました。
なりよりも、ここまで導いてくれた先輩や同期、そして自分達よりも前を向いてついてきてくれる後輩の力があってのことです。今は本当にこのチームがどうなっていくか楽しみで仕方がありません。
「成長し続けるチームの一員になれる。」
それだけで本当に入ってよかったなって思うんです。
2. 成長するチャンス
私は幸せなことに、この部活動を通して様々なことを経験させて頂いてきました。
・チームを移動する際の悩み
・チームを良くする運営の仕方
・技術的な壁の克服
など本当に様々なことがありました。
そして幸せなことに、全日本学連委員長やスナイプリーダーという役職まで頂き、さらに自分や周りのことについて考える機会を得ることになりました。
ヨット部にいると、度々自分の成長を感じる事があります。こういった成長するチャンスを得られるだけでも本当にいい環境であったと思うんです。
ヨット部に入って得られた1番大切なものは人との繋がりでしょうか。もちろん、ヨットの技術であったり、ヨット自体だったりも本当に大切なのですが、やはり、同じヨット部の仲間が大事なんです。
年間180日近く泊まり込みで練習している(今年は例外なようです)部活での仲間は本当に家族みたいなもので。大切なものを得られたなって、これまで何度も何度も考えることがありました。
そして、ヨットは他大学のつながりや大人の方々との繋がりが本当に多い競技で、その全ての出会いが自分にとって本当に宝物だなって思うんです。
そして、、
これまで自分が得られたものを書いてきましたが、もちろん犠牲にしてきたものもたくさんあります。そして、大学に入ったときに選択肢はたくさんあったし、どの環境でも自分にとって大事な時間を過ごせるのであればヨット部でなくても良かったと思います。それは勉強が全てでなければ、ヨットが全てではないからです。
しかし、例え自分がコロナウイルスの影響でこれで引退であったとしても、ヨット部に入ったことを後悔することはありません。得られた【Chance】はそれほどまでに自分にとって大きかったんです。
そして、自分から確実に言えることは
大事な時間を過ごすための環境は自分から求めていかなければ得られないものであって、その環境として心の底からヨット部を勧められることです。
ヨット部に入って本当によかった。
長い文章を読んでいただきありがとうございました。
今後とも最後まで宜しくお願い致します。
2020. 4. 24
スナイプリーダー 戸沢真矢