東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

未熟者

2021年11月24日 23時52分00秒 | 通常練習






お世話になっております。新2470クルーの今泉凱です。

11月の第3クールの練習報告をさせていただきます。

駒場祭により授業が行われなかったため、土曜日から火曜日まで4日連続で練習を行いました。

1120日、21日、23日は下オンからフルトラまでの様々なコンディションの中で、動作を一通り練習することができ、実りのある合宿となりました。

練習内容としては上級生スキッパー艇2艇と下級生スキッパー艇2艇の計4艇を出し、帆走練習、動作練習を主に行いました。

タック、ジャイブ、スピンアップ、ヒールトリムなど基本的な動作を繰り返しました。しかしどの動作も完璧からは程遠く、レース云々以前の問題であるのが自明となった合宿練習となりました。

さらには、体力面でも問題が浮き彫りになり、これから一人前のセイラーになって行くには、本格的に体作りが必要であることを自覚しました。

2年生にとって初めてのレースである八景島レースまで、練習は残りわずかです。

動作、筋力共に焦らず丁寧に、そして、最短距離で向上させ、早くヨット部の戦力として新2年生プレイヤーが絡めるよう尽力していこうと思います。


初合宿

2021年11月24日 23時01分06秒 | 通常練習

お世話になっております。1年470海マネージャーの平野侑です。

ますます寒さが本格的になって参りました。

先週から、八景島で合宿が始まりました。土日は通常通りの練習が行われ、月曜日は整備、HIIT、座学、火曜日は練習後、新しいリーダーの元、全日本470のレース艇を八景島に引っ越しました。

先週の土曜日が新体制に切り替わってから初の練習となり、海マネとしては身の引き締まる思いで淡青に乗り、470チームの練習に参加させていただきました。

久しぶりに上級生とディンギーに乗る新2年生は、沈をしながらヨットを自分で走らせる感覚を模索しているように見えました。上級生も熱のこもった実践的な指導をして下さいました。
レスキューに乗っていて、安全第一で練習が行えるように、段取りや曳航など、小さなことでも正確に積み重ねることの大切さを再認識し意識を高められた2日間でした。

新体制に切り替わってから初の練習で感じたこの緊張感を忘れずに、1日でも早く戦力となれるよう一層の精進を重ね、海マネの業務に邁進して参ります。

最後になりましたが、合宿が実現できたのは多くの方々の支えがあってこそです。東大ヨット部に携わって下さる全ての方々に感謝申し上げます。ありがとうございます。
今度とも、よろしくお願いいたします。

平野侑

 


疾風に勁草を知る

2021年11月24日 18時51分16秒 | 通常練習

お世話になっております。1年スナイプクルーの神田陸人です。

 

街はすっかりクリスマスムードですが、七夕の日に書いた自己紹介ブログもついこの間のことのように感じます。

時間が経つのは本当にあっという間ですね…。

 

さて、今週の練習報告をさせていただきます。

 

今週は月曜、火曜の二日間が授業休講日だったため、11/20(土)〜11/23(火)の4日間合宿形式の練習を行いました。

ついに八景島での合宿が再開し、20日、21日、23日の3日間は、9時出艇、16時着艇と今までよりも多くの練習時間を確保することができました。

 

20日は6〜9m、21日は3~5m、23日は1~5mと途中風が落ちることもありましたが、様々なコンディションの中で、スナイプチームは動作練習を中心に行いました。

動作の確認はもちろん、刻々と変化する風に合わせた動作を意識することの大切さも学ぶことができ、非常に密度の濃い練習ができたと思います。

 

22日は八景島の帆走禁止日のため、3年生は1日ミーティングを、1、2年生は座学や整備、陸シュミレーション、トレーニングなどを行いました。トレーニングでは全員でHIIT(高強度インターバルトレーニング)を行ってみましたが、海に出れない中、みんないい汗をかいて生き生きしていたので今後も続けていきたいですね(笑)。

 

また、この日はプレーヤーのみんなで昼食、夕食を作りました。いくら切っても終わりが見えないような大量の野菜やお肉を筋トレかと思うほど大きな鍋で炒めること…このような大変な作業を毎週やっていただいているマネージャーの皆さんの素晴らしさに改めて気付かされました。本当にありがとうございます。これからも感謝の気持ちを忘れずに部活をしていきたいと思います。

 

そして、3年生からは今年のスローガンの発表がありました。ずばり、今年のスローガンは「好み、好まれる」です。メンバーそれぞれが心からヨットというスポーツを、東大ヨット部というチームを愛し、そして、支援していただいている方をはじめ、すべての人から愛されるようなチームを目指していきたいという思いからこのスローガンになりました。今までに卒業された先輩方、そしてこれから入ってくる後輩たちを含めて、みんなから一生愛されるようなチームを全員で作り上げていきます。

 

僕が個人で掲げている言葉として「疾風(しっぷう)に勁草(けいそう)を知る」があります。読みが違うとはいえ、「疾風」という言葉がはいってるのも東大ヨット部らしくてお気に入りです。勁草とは強い草のことで、強い風が吹いて初めて強い草を見分けることができるように、困難な時にこそその人の本質や意志の強さが現れるという意味です。

合宿が再開し、本格的に新体制での練習が始まっていく中で、これから先困難なことも多くあるはずです。そんな時こそ、チームとしての真価が問われるということを改めて認識し、気を緩まず行動していきたいと思います。

 

少し長くなってしまいましたが、決して今まで当たり前でなかった合宿の再開にあたり、ご尽力いただいたすべての皆さんに改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

1年スナイプクルー 神田陸人