お世話になっております。
新2年スナイプクルーの神田陸人です。
しばらくブログは回ってこないだろうと思っていたところ、不意を打たれました。
今クール(春合宿第3クール)のスナイプチームの練習報告をさせていただきます。
25日(金)、26日(土)午前、28日(月)は微風のコンディションでした。サークリングの練習を行い、たくさん回りました。スナイプはただマークを締める練習だけでなく、5艇で等間隔で綺麗な円を回る練習をしました。チームとして、常にコミュニケーションをとり、仲間に「伝える」ことの大切さを学びました。また、小松コーチの指導のもとバックの練習も行いました。
29日(月)は午前中は微風でしたが、午後に15m/s近くの南西の風が吹き上がったため、クローズで早めに着艇しました。ハイクアウト気持ちよかったです。
微風の日が多かったものの、たくさんのコース練をこなすことができました。クルーとして、スタートライン、周りの艇の状況、風、海面などをスキッパーに「伝える」ことを意識できるようになってきました。ただ少し風が強くなると、なかなかこれが難しくなってしまうので、もう少し余裕を持って考えられるようにならないといけないと日々奮闘しています。
思えば、東大ヨット部の一部員として「伝える」ということはすごく大切だなと思います。
海上でのコミュニケーションが大切なのはもちろんですが、それは陸上でも変わりません。
リレーブログなどのブログではみんなが熱い思いを伝えてくれました。
普段のみんなが口に出さない熱い言葉、心の奥の思いの数々に胸を打たれた反面、ブログではなく直接伝えられるチームでありたいということも感じました。
コロナ禍の部活動、食事は黙食で一口食べた後のマネージャーへの「美味しい!」も伝えることができません。
小松コーチは手話をみんな覚えたらいいということをおっしゃっていました。ちなみに「美味しい!」の手話は右の手のひらでみぎの頬を2,3回叩くことらしいです。
「伝える」ということ。簡単そうですごく難しいことだなと思います。けれど、「伝える」ことと真摯に向き合うことで、スナイプクルーとして、チームとして、人間として強くなれる気がします。
そんなことを感じた第3クールでした。
神田陸人