東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

3年ぶりの小戸でした

2022年09月01日 18時33分00秒 | レース反省

お世話になっております。4年スナイプクルーの山村です。


今は蒲郡にいます。なんかよく分からない天気で毎日突然雨が降ってそれが過ぎ去ったら晴れて無風みたいなことがよくあって、今も海の上は大雨らしく霞んでいます。と書きましたが、書いているうちに通り過ぎて行きました。



自分からは全日本スナイプについて振り返ります。


レースの反省は色々あるけど、それを一つ一つやってくと長くなっちゃうので思ったことを書いていこうと思います。



七大戦の時はそんなに思わなかったけど、やっぱ海って場所によってほんとに違うんだなって思いました。当たり前なんですけど、そんな当たり前のことも体験して実感しないと分かんなかったなと思います。


小戸は葉山よりもずっと振れ振れでした。周期も短いしめっちゃ振れる。色んなところから吹いてくる風に翻弄されました。あと、ゴミが多かったです。こっちは多分雨のせいだけど。


いつもの慣れた海面じゃないそういう海に合わせるのが大変でした。分からないところは分からないから、じゃあそこでどうやっていくのかを学べたなと思います。



あと、ハーバーもきまりとかだいぶ違って面白かったです。赤旗もないし、着艇時間も日没までに帰って来ればいいとか、新鮮でした。福岡は関東よりも全然日没が遅くて出ようと思えばだいぶ遅くまで出れるなと思いました。



また、1艇だったからこそ思ったことがあります。


自分達は今回ケースを起こして審問がありました。2日目の最終レースだったのでとりあえず艇番をメモって、陸帰ってすぐ抗議書と審問の準備をしたんですけどほんと時間がなかったです。その間艇はセールをおろしただけの状態で置いていました。結局片づけられたのは審問が始まってからでした。


普段のレースでサポートしてくれる仲間がいっぱいいて、審問があるってなったら解装してくれたり準備を手伝ってくれたりしてたことのありがたみを痛感しました。



また、普段のレースでは一緒に戦う仲間がいて心強かったなと感じました。


一緒に海面でレースに出る同じチームの艇がいて、インカレだったら470もいるしレスキューの上にもサポートメンバーがいて、海に一緒にはいないけど陸で応援やサポートもしてくれていて、そういった中でレースに臨めるのは幸せなことだと思います。秋のレースシーズンはそのことを忘れずに頑張っていきたいです。



最後になりますが、今回の遠征に行けたのは多くのLBの方からご支援を頂いたからです。本当にありがとうございました!


全日本スナイプに出させてもらったことで遠征や遠征先のレースというあまりできない経験をすることができましたし、慣れない海面やレベルの高いレースから色々学ぶこともできました。


また、単純に遠征楽しかったです。いつもと違うとこに行くのは高揚感がありました。それに博多は美味しいものがいっぱいあって練習やレースの後に晩御飯も楽しみにできました。


過去形で書いてますが、まだ遠征は続いてます。全個頑張ってくるので応援よろしくお願いします!


以上