東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

新入生自己紹介 2024 Part17 良知愛子

2024年07月06日 02時11分24秒 | 新入生自己紹介

 

未蘭紹介ありがとう!

幾田りらちゃんに似ている!??

小野花梨ちゃんにも似ているとよく言ってもらえます!嬉しい限りです!!

ちなみに未蘭はロン毛のキムタクにとっても似ています!本人も自覚しているほど似ているので、是非ロン毛のキムタク調べてみてください。

 

 

はじめまして!こんにちは!聖心女子大学現代教養学部の良知愛子です。

ヨット部ではマネージャーとして所属しております。

長崎産まれ、静岡育ちで長崎弁.静岡弁にとても愛着があります。

未蘭が紹介してくれたとおり、ペットはヤギを飼っています。とっても個性的でかわいいですよ!愛おしい存在です。過去には犬をはじめとしてニワトリや亀、ザリガニも飼っていました。ちなみに、ヤギは食用ですか?ミルク用ですか?などよく質問をいただくのですが、違います!(笑)実家は牧場や家畜をしていません。ヤギさんは家族ですね!!

私が飼っていたペット達にはそれぞれの物語があり、とても面白いstoryであると自信があるのでぜひぜひ直接話題に出していただけると嬉しいです!!

趣味は植物を育てること、山登りです。

現在15の種類の植物と一緒に暮らしており、日々植物の変化から癒しをいただいています。お水と気温、光の管理は植物を生き生きさせるために力を入れています!特に冬越は試行錯誤期間で毎年頭を悩ませていますね..

山登りは高校時代によく行っていました。行きつけの山は実家から11km離れた場所にある(満観蜂・花沢山・高草山)の3つの山で、縦走を楽しんでいました。登山15km、サイクリング22kmのセットを半日かけてゆっくり堪能するのが好きで、この3つの山に関しては1日の登山ルーティンが決まっています。そして、筋肉痛を交わすこともルーティンの中に含まれており、慣れっこです!

最近は山の景色を味わう機会が減っているので、夏休み・秋休み頃を狙って登山計画を立てているところです。八ヶ岳、南アルプスあたりに行けるといいなと思っています!

 

さて、ここからは私の高校時代についてお話したいと思います。

高校は静岡県裾野市にある不二聖心女子学院高校に通学していました。

21万坪の敷地を持つ全国で2番目に敷居が広い中高一貫の女子学校(日本一の規模の女子寄宿舎をもつ学校、大河ドラマの舞台になるほど自然の豊かさに溢れる学校)です。

部活は自然探索クラブという部活に所属していました。実はこの部活、私が創設者なのです(笑)。どんな部活であったかお話いたしますと、沢登り・水質調査・水中の生態系(サワガニ)調査・植物の採取(押し花用・木の実工作)・オタマジャクシの飼育・木の名札づくり・キノコの栽培に適する場所探し(設置)・落ちていた羽の持ち主を探す(キジバトでした!)・国産小麦栽培研究…と生物と近くに歩む、そんな部活でした。

毎日違う表情を見せる自然と会話しながら、敷地(土地)を知り尽くそうと好奇心と刺激に溢れた日々を送っていました。

 

また、高校では寄宿舎生活を送っていました。

そうですね..女子校の寄宿舎などなかなかレアで未知の世界ですよね。

想像しやすいように軽くどんな生活をしていたかお話しいたします。

日曜日~金曜日はスマホを学校に預け、公衆電話の生活を送っていました。

常にテレフォンカードを3枚は持ち歩いていましたね。LINEやSNSでの連絡はなかなかできないもので外部のお友達との会話は日に日に減ってゆき悲しかったことを覚えています。そしてスマホが使えないこともあり、高校1年の半年間はホームシックが重症でしたね..

恥ずかしながら、寄宿舎から脱走を試みた日もあったくらいです(笑)

しかしながら、スマホが使えないことのメリットも沢山ありました!

与えられた空間、限られた材料の中で今をどう楽しむか考えられるようになり、なんだかんだ忙しく楽しく過ごしていたのだと思います。

公衆電話に例えますと、簡潔に話をまとめ伝える力を鍛えた時間でもあり、時間に限りがあるからこそ会話により重みをもって家族の存在のありがたさに気づかされる機会でもありました。(いつでも話せるのではないと気づき、一回一回に感謝の気持ちを伝えること。)

問題点としては、気が付けば外の世界の情報に置いていかれてしまうことくらいですかね..おかげさまで、ガッキーと星野源の結婚を知ったのは世に情報が出回った1カ月後のことでした(笑)。パソコン・新聞・友達からの何次情報かも分からない噂から世の中から置いていかれないよう必死になっていたJK時代でありました。

 

もう一つ

寄宿舎で過ごしている限り学校の敷地外を出てコンビニやスターバックスなどに外出することは出来なかったです。なので、学校帰りにお友達と堂々とコンビニに通っている高校生に青春を感じてしまうぐらいに羨ましかったです!

しかし、またまた(笑)このちょっとした不便さにも良い点があるのですね!

寄宿舎では外出できない私達のために、Teaの時間が毎日16時30分頃から用意されていました!そこでは和菓子、日によってはドーナッツやアイスクリームなどを提供していただけるという当時の私からしてみれば1日のモチベーションであり楽しみな時間がありました。4時間目あたりから今日のteaは何かお友達に聞きまわることは、もはや日課でした。コンビニ替わりみたいなものですね!

ビルや欲に溢れる町で過ごすこととは違い、自然の中で過ごすことは感性も磨き上げてくれます!例えば、面白い形の葉っぱを見つけたり、カエルの声に耳を傾けたり、自然を利用した物づくりをしてみたり…

1分待つことすらも長く感じてしまう便利な社会とは違い、自然の中での生活は不思議と時間が穏やかに進んでいくのですね~

なにが言いたいかと言いますと、お菓子にこんなにも幸せを感じることが出来たのも、その小さな一瞬を感じ感謝の気持ちを持つことも寄宿舎の経験がなければ私には感じることが出来なかった(気づくことが出来なった)感覚だと思っています。

頭では理解しているつもりでも感覚を知っている、知らないでは見え方が変わるなと思った瞬間でありました。そして、私が思っていた当たり前に対する尊さをこれからも忘れずに過ごしたいと思います。

不二聖心は私の大好きな自慢の母校です!!

 

ここからはヨット部に入部した理由、これからヨット部で頑張りたいことをお話させていただきます。

私がヨット部に入部したきっかけを考えてみたのですが、偶然の連続だったと思います。

始めはヨット部に入部する気は全くなく、寿帆ちゃんに誘われるがまま気分転換(プチ旅行気分)も含めて付き添い人感覚で試乗会に参加させていただきました。

正直私はあまり乗り気ではなかったのです…。

にも関わらず気づいた時にはレスキューに乗っておりIndiana JonesのBGMが聞こえてくるくらいに気持ちがいい海風を味わっていました。ヨットの上ではトラッピーズをしてLBさんに沢山褒めていただき爽快な気分でいっぱいになりました。

海の上で身体が船体の一部になったかのように風を味方に前進させるスポーツ。自然を相手になかなかなカッコよさでした。

 

しかし私がヨット部に入部したいと想った理由は別の理由からです。

海風を感じられるからではなく(もちろん海風は気持ちがいいのですが…)、海の近くに居られるからでもヨットが好きだからでもなく、伸び伸びと自分自身を成長させられる材料が揃っていると感覚的に思ったからです。

お料理が好きであること(非日常である集団料理の経験をしてみたい!)、高校時代での集団生活の経験をまた新たなものとして活かし合宿生活からブラッシュアップさせること、ぬるま湯に浸かるのではなく本気で熱中したと自信をもって言える4年後の姿が想像できた運動会への期待、葉山から田舎の懐かしい匂いを感じたこと、富士山が見え地元静岡を近くに感じられたこと、中学時代の仲間(要・薫)からの刺激。他者愛を想っての行動が自信ややりがいに私を成長させてくれるとマネージャーさんの気配りに感心を受けました。見えていないところで力を発揮させることに青春を掛けるマネージャーさんがカッコいいなと気が付けば憧れの存在になっていました。私が先輩に憧れるように、こうして歴史が代々刻まれていくのも.多くの方に愛されながら成長し続けるチームであることも、きっとお互いに刺激を与えあう環境が部内で整っているからだと思います。

私は東大ヨット部が創り上げてきた他に例えることが出来ない環境に惹かれたのだと思います。そしていつか私もヨット部の一員として未来のヨット部のため、なにか尽力し残せるものを作りたいと強く思いました。

 

私がこれからヨット部で頑張りたいことは、マネージャーチームで調和しながら美味しいご飯を作り部員全員のご飯の時間を充実させること、何事にも不満足から入るのではなく周りを明るくさせるほどの素直さを持つこと、周りを見る力と気づく力を養うこと、感謝の気持ちを持ち伝えること、柔軟に私自身を変化させ置かれた場所で最大限に咲くことです。

 

欲張りすぎですが、挑戦はこれから始まるのだとウキウキしています。

プレイヤーに負けないくらいの向上心を持って頑張ってまいります!

これからどうぞよろしくお願いいたします。

 

最後に、新入生紹介1番の浅田くんに戻して17名の新入生紹介を終わりにしたいと思います。逆算しなくても結果として自然と物事をこなしてしまう天才肌、浅田くん。笑ったときにできる目じりのしわとほうれい線の深さは彼の人情深さに比例し、またそのクシャっとした愛嬌のある笑顔も彼の才能なのだろう。そんな浅田くんを応援しています!

 

 

以上で新入生17名の自己紹介を終わりにいたします。

まだまだ未熟ですが、17人全員で協力し合いながらこれからも頑張ってまいります。

応援の方どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

良知