東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

牛タンと私

2022年07月25日 21時18分56秒 | 通常練習

お世話になっております。

3年470クルー、松尾一輝です。

 

投稿が遅くなり申し訳ありませんが、七大戦の振り返りブログです。

 

470チームとして準優勝、総合で準優勝という結果は悔しい反面、やはり喜ぶべきことです。

一方、個人としては、レースメンバーとして初日出場するも満足いく結果を残せず、自分の不甲斐なさと課題を思い知った大会になりました。

 

仙台に着いてから天候に恵まれず(稀な豪雨と濃霧)、初日の練習もほんの1時間しかできませんでした。大きなうねりの中で、クローズもランニングもあまり手応えがなく、不安なままレースを迎えてしまいました。

1レース目、結果だけ見ると5位と悪くないように見えますが、他艇の回転やトラブルで順位を上げただけで、フレも掴めずクローズもそんなによくなく、むしろ不安が大きくなってしまいました。

そして、2レース目不安が的中してしまいました。

艇数が少なく、もっと頭を使ってコースを引かないといけなかったのに、後ろを走っていることに焦ってしまいテンパってしまい、誰でも無難に走れる軽風の中でスピードで追い上げることもできず、気づいたら終わってしまっていたという感覚です。

 

葉山の南風のレース、そして最近経験した90艇近くのビッグフリートでは、とにかくフレッシュを早く掴んで、スピードで勝負すればそれほど悪い順位は取ってきませんでした。

今回のような艇数の非常に少ないレースでは、スタート後とりあえずディップして伸ばすとか、とりあえずカバーするとかで考えていると一瞬で順位が固定されてしまう怖さを感じました。

また、よく分からない海面だけに、前日の練習や当日朝の予報の先入観で伸ばす方向を決めてしまったことも良くなかったです。海面を観察して、風に合わせた積極的なコース引きができなかったし、そのことに気づいて挽回しようと思った時には濃霧のためAPAが上がっていました。世知辛いものだなぁと思いました。

 

葉山で似たコンディション、似た海面でずっと練習してたので、色々なものがパターン化していて、臨機応変にヨットレースをするということが鈍っているなと感じました。

 

夏合宿への良い課題発掘ができたと思って、頑張っていきたいです。

 

サポートしていただいた方々、応援してくださった皆様、ありがとうございました。

来年は東京開催ということで、地の利が最も大きい競技と言っても過言ではないので、優勝したいですね。

また、色々あって大会の実行委員長もやることになったので、頑張りたいです。

(7年前、14年前の東京大会もヨット部員の方が務められたということを聞いて縁を感じております)

 

それでは、おやすみなさい。

 

 

松尾一輝


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