東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

新入生自己紹介 2019 part10 工藤光生編

2019年06月12日 22時59分29秒 | 新入生自己紹介

はじめまして、理科2類1年の工藤光生です。大吾から「諸々が可愛い」という人生初の他己紹介をされ少々複雑な心境です。世の中にはギャップ萌えという言葉があるようなので、ここはひとまず褒め言葉と受け取っておきます。

出身は神奈川県の聖光学院高校ですが、生まれてこのかた東京都町田市という東京の辺境で育ってきました。ここで少々僕の実家の田舎自慢をすると、最寄り駅までは徒歩で1時間以上かかりなんと最寄りのコンビニよりも18ホールのゴルフ場の方が家に近いです。そんな田舎においては家の中で様々な害虫が発生するため、Gへの耐性はヨット部ナンバーワンだと自負しております。今はこの能力がこの先の合宿生活で役に立たないことを祈るばかりです。

中高は水泳部に所属していて地元のスイミングクラブには11年間通っていました。これまでの人生の大部分を水泳に費やし少し水から離れたくなった僕は「大学では新たなことに挑戦しよう」と固く決意して4月に臨みました。多くの運動系の部活やサークルの新歓を渡り歩き、毎晩のようにタダ飯を食べ続けた僕が行き着いた先は、、、

ヨット部でした。結局大学に入学しても水から離れることはできませんでした。でも、水上に上がったということで許してください。(沈したら水の中という意見は受け付けておりません。)そんなヨット部を選んだ理由は、優しい先輩方やメリハリのついた部の雰囲気に惹かれたというのももちろんありますが、一番は試乗会でディンギーに乗ったときの感覚が忘れられなかったからです。先輩が下デッキに座って無理矢理作り出したヒールをトラッピーズに出て起こした時のあの高揚感は今でも胸に焼き付いています。

合宿が始まって今週で早くも4週目です。今でも新歓のときの感動を忘れることなく練習に打ち込んでいます。当面の目標は、決して多くはないヨットに乗れる時間を最大限にいかし、一刻も早く上達して先輩方とディンギーに乗ることです。そして最終的な僕の夢は、3年後、競い合った同期たちと一緒に全日本の舞台で入賞し周囲を圧倒させることです。夢を叶えるためにこれからも精進していきます。どうか応援よろしくお願いします。

次は、次はマネージャーの久保田さんです。(最初の投稿の時、1人飛ばして小林さんと書いていました。2人には深くお詫び申し上げます。)


一年八景練 vol.1

2019年06月11日 00時15分06秒 | 通常練習

こんにちは、1年生の青木大吾です。八景島練習は3週目でしたが、ブログでの練習の模様の発信は初めてなのでvol.1としました。これからの1年生の成長記録をご期待ください。また全体の模様だけを伝えても冗長なものになってしまうと思うので、個人的な感想も沢山交えて書いてみます。

 

さて八景島練習3週目でしたが、かなりハードでかなりかなり楽しかったです。今週は1週目、2週目の穏やかな気候とは打って変わって波風ともに激しく、2日目に至っては初めての”八景初夏の沈まつり”が敢行されたほどの荒れっぷりでした。沈まつりは僕も例外ではなく、二日間の沈起こし累計回数は二桁に上るかと思われます。途中からは数える気も起きなくなりました。しかし、沈は大変ですが、強風の中走るヨットの気持ちよさといったらもうとんでもないです。ハイクアウトしながら大声で歌いたくなるほどです。実際歌いました。選曲は誤りました。(沢田知可子『会いたい』)

 

また、強風の環境は自分にまず必要なものをわかりやすく提示してくれました。セールと舵を同時に扱う繊細さとそれを可能にする腕力、ギリギリまでハイクアウトするための腹筋や脚力、それと同時に風向きを捉える冷静さ、etc...。もっと上手くなればさらに色々難しいことにぶつかるのだと考えるとワクワクしてきます。書いてるうちに昨日の興奮が蘇ってきました。早くホッパーに乗りたいーーーー乗らせてくれーーーーーーーーー

 

今度は陸の話ですが、1年生の艤装・解装の手際はかなり良くなりました。しかし艤装の精度はまだまだです。海上でのミス発覚が多く、練習の量や質が落ちてもったいないです。これは1年生の今後の課題だと思います。

 

先程”初夏の”と書きましたがもう初夏ではないですね。梅雨に入ったこともあり2日目は雨が降りしきり気温も低く、沈しまくるプレイヤーは凍えていました。そんな僕たちのためにマネージャーさんたちは桟橋で温かい紅茶を用意してくれていました。マネさんには感謝しかありません。これからもよろしくお願いします。またオムライス食べたいです。

 

こうして八景島練習3週目を終えました。来週が待ち遠しいです。以上で報告を終わります。次回の自己紹介ブログは、諸々が可愛い筋肉・工藤くんですね。お楽しみに。

 

 

船を見守る待機勢

 

 

誕生日を祝われた人たち(齊藤,仲田,高原)とその他


新入生自己紹介2019 part9 木下結月編

2019年06月09日 18時47分00秒 | 新入生自己紹介
薫紹介どうもありがとう!
 
はじめまして。聖心女子大学1年の木下結月です。
 
出身は森村学園というところでその名の通り学校は木々に囲まれヨットとは無縁の生活を送っていました。中高6年間はテニス部に所属し、大学生になったらプレイヤーからマネージャーにタックして尚且つ真剣に取り組めそうな部活に入りたいなとは思っていました。
 
それから入学式で貰った一際格好良いヨット部のチラシに惹かれ、小網代の試乗会に行くことに。そこで今ではスペイン語で会話することもある程仲の良い吉田遥香さんと出会い、人生で初めてヨットに乗った時の新鮮さや先輩方の温かな雰囲気に魅了され気づいたら入部宣言をしていた次第です。
 
さて、ヨットに入部してから約1ヶ月もの月日が経とうとしています。朝から晩までヨットのために奮励努力する同期には本当に尊敬の念しかありません。初めてホッパーに1人乗りする時には、いつも練習しているところを見ていていざ1人となると見ている方も少しばかり不安になってしまっていたのですが、ちゃんと正しい方向に進んでいく姿に深い感動を覚えました。スポーツってするのも楽しいですけど観るのも面白いですよね。初めこそ、:(;゙゚'ω゚'):な状態だったものの、徐々にルールなどを知ってヨットの面白さが分かるようになってきました。ゴムボードに乗らせて頂ける時にはより近い距離で見ることが出来るので尚更楽しいです。(ですがいつも途中で船酔いしダウンしてしまうので早く慣れてもっとじっくり見たいものです…)
一回一回が濃厚で多くのことが学べるような合宿に参加できて、ヨット部に入ってよかったなとつくづく思っております。最近は金曜日が楽しみすぎて火曜日辺りでそわそわしています。というか、最近時の流れが疾風の如く速く感じるのは私だけでしょうか。ヨット部というこれまでとは全く違う世界に飛び込んでから私の生活は大きく変わりました。ヨットは時間が大切だと先輩が常々仰っていますが、その意識は日常生活にも影響し、あれだけ長く感じていた授業はえ、もう終わりなのだろうかと思ってしまうほどあっという間で時には友達と朝五時半から公園に遊びに行く位朝起きることへの抵抗が無くなりました。1日1日の充実度が上がった気がします。そういう意味でも入ってよかったです。凄い楽しいです。
 
しかしながら、まだまだ至らない点も多いですし分からないことだらけです。この4年間マネージャーとしてプレイヤーのお役に立てるよう尽力して参ります。どうぞよろしくお願いします。
 
次回はしっかり者で細かなことにも目を配れる工藤くんです。お楽しみに!

新入生自己紹介2019 part8 早苗薫編

2019年06月08日 00時18分00秒 | 新入生自己紹介
 
 
 
2019年3月10日、合格発表を経て東大生となる権利を得て、私は時間が有り余ると聞く"自由"な大学の生活の期待に胸を膨らませておりました。その時の私が、2ヶ月後の自分が週末が潰れる体育会のヨット部に入部していると知ったらどうするでしょう。恐らく物の怪に取り憑かれたと考えて除霊にやって来ましょう。テント列も運動会費支払いも素通りしたそんな私のヨット部との出会いはなかなかに運命的でした。
サークルオリエンテーションの日、写真撮影までに、計画性に溢れた私は見ておきたいサークル全てを回り終えていました。ですがなんと、写真撮影の時間がずれたのです。そこでどこかのサークルを見る必要性に迫られ、偶然ヨット部の先輩に声をかけられ時間つぶしで(ごめんなさい)話を聞くと、葉山で試乗会をするというではありませんか。私は海が好きで幼い頃葉山に海水浴で毎年のように行っておりました。つい感傷に浸った私は、上クラの落合さんのオリ合宿の帰りのバスでの座席を入れ替えてまでの熱烈な勧誘も経て、試乗会に行くことを決めます。小網代での試乗会も経て、大学生で時間があるからこそできる毎週末海に通う生活、つまり"自由"を謳歌していることを痛感させてくれる生活、そんな生活に憧れて入部を決めました。ヨット部への入部は、自由を失ったとも捉えうるが、ある意味謳歌しているとも捉えることができる。私は後者で捉えると腹をくくったのであります。出会いが運命的すぎて、多少適性でもあるのではなかろうかと浮かれた愚かな私を戒めるべく到来してくださったのが、船酔いでありました。風も弱く波も穏やかな初めて部員として乗った日、見事に船酔いして30分で撤退。慣れるから良いと前向きに捉えた自分のポジティブさに感動し、どんな人々をも前向きにする日本一の精神科医の適性でもあるんじゃないかとその日1日真面目に考えておりました。こんな夢は打ち砕かれました、次の日に。まず、繊細さに欠いておりました。舵の操作など、雑極まれり。押しすぎ引きすぎの繰り返しであり、よくわからないうちに上を向きすぎて停止します。しかも船上ですぐに焦ってしまうためこれらのことから、精神科医の適性はないなと翌日、痛感してしまいました。
ごきげんよう、東京大学文科三類の早苗薫です。出身は4年ぶりに東大生を輩出した東洋英和女学院です。大根田、素晴らしい紹介ありがとう。15年以上ピアノ、ヴァイオリンを習ってきて、ごきげんようを使えと言われた文化祭の受付でこんにちは、を貫き通した私は模範的なお嬢様ですね。物覚えが絶望的に悪く、自分でも驚いておりますが、自立の時だと自覚して頑張ろうと思います。これを書いております本日は、5回も沈いたしました。なのに沈起こしが下手すぎて萎えながら執筆しております。次は、自称クールな木下さんです。不思議の国のアリスにでもなったつもりで彼女のブログを読んでみてください!読み手の皆様を彼女の作り出す独自の世界へ誘うでしょう、乞うご期待!

新入生自己紹介 2019 part7 大根田智也編

2019年06月07日 10時32分49秒 | 新入生自己紹介

うっしー紹介ありがとう!俺って愛されキャラなのか???まあ、いいや笑

はじめまして、文科一類1年の大根田智也です。そうです「大根」です。もう10年近くこのあだ名で呼ばれてる気がしますね笑。ヨット部では大吾と音が被るし紛らわしいから「大根田」とか「ねだちゃん」(←マネの洋子ちゃんがつけてくれました)と呼ばれたいかな〜とか思ってるけど、どうせ「大根」だろうな。いいんですけどね笑。

出身は東京の海城高校で中高はサッカー部でキーパーやってました。小さいのにキーパーかよとか思わないでね。

部活が本格的に始まり、週末にヨットに乗るようになったわけですが、いや〜ヨット楽しいわ!ヨット乗るために1週間頑張ってる感じですね。こうなるとは入学した時には思いもしませんでした。入学した時、僕は中高で休日返上でがっつり部活やってきたし、大学ではサークルでフットサルとかやってバイトして遊んだろ!とか思ってました。しかし、友達とノリで行ったヨット部の試乗会がとても楽しく、Out of 眼中だったヨット部が突如選択肢にあがりました。とにかく楽しかった。まあ、それでも優先順位は高くなかったんですけどね。いちばんの転機はアメフト部の生協コンパですね(よくあるパターンですが)。これに行ったのもフランス語インテンシブの授業の抽選に落ちたからやけ食いしてやるわ!みたいなノリだったのですが、そこでPVや先輩たちの話を聞いて運動会への入部熱が高まりました。そこから色々と迷ったのですが結局新歓で一番印象的だったヨット部に入部しました。(ちなみに僕が入部宣言をしたのは5/1なので令和初のヨット部員です笑)

こんな感じでヨット部に入部したわけですが、入部したからには4年間同期と切磋琢磨し、良い成績を残したいです。応援よろしくお願いします。

さあ、お次は高校時代の挨拶は「ごきげんよう」だったというお嬢様系女子プレイヤーの早苗薫ちゃんです!

 

 


新入生自己紹介 2019 Part6 牛嶋編

2019年06月06日 14時46分31秒 | 新入生自己紹介

板坂紹介ありがとー。初めまして!受験のブランクでひょろひょろになってしまった、理科二類の牛嶋です。出身は開成高校で、中学までは水泳、高校では、ボートをやっていました。水泳ボートヨット なんか進化してる感じ!

ボートとヨットを勘違いする人がよくいますが、両方知っている僕からすれば、ほうとうとそうめんくらい違います!(食いしん坊ですみません

ヨット部の存在を知ったのは、2次試験最終日が終わった後。直行で家に帰る気がおきず、家まで歩いたるか!と思い立って門を出たところ、こんがりと焼けたダンディーな男の人が、船から飛び出している(?と当時思った)東大ヨット部のビラをもらったのでした。中高ときつい部活をしてきて、大学ではゆるい運動系サークルに入って楽しく遊ぼーと思っていたのですぐにビラをバッグに突っ込んだ気がします、、。(結局3時間半くらいかかって、家に着きました。google mapとかいう文明の利器は使わず、太陽の方角とたまに出てくる自動車の看板を頼りにたどりつきましたー ドヤ顔))

ところがどっこい、一回ぐらいヨットとかいうもの乗ってみたいな~とか友達と言いながら一緒に試乗会に行ったら、ヨットは風上にも風下にも行けるの漕がないで船が進むとか不思議とか思いつつ、ヨットの爽快感に魅了されました!

これから大学生になる人たちは新歓にとにかくたくさん行った方がいいと思います。自分の場合、試乗会に行ってなかったらヨット部に入ることはまずなかったし、とにかく行けばやってみたいことがみつかるかもしないから。実際、他の新歓でやったことがヨット部で役に立っていてびっくりしました!(ハンググライダーサークルではグライダーにバテンをいれましたし、馬術部では手綱の持ち方がメイン、ジブシートの持ち方と一緒でした)

最後に。この代はやる気がある人が多くて切磋琢磨すれば、日本一を目指せると思っています(もちろんそう簡単に取れるものではないと知っています)。あまり周りの人は気づかないと思いますが、僕は負けず嫌いです。高校の部活でも引退試合である筑附との対校戦で負けたくないから一生懸命練習して、そのかいあって全国大会の決勝まで行けました。限られた時間しかありませんが、感覚を研ぎ澄ませてヨットで進んでいきたいと思います。ヨットマスターにおれはなる!

は、みんなから愛されるキャラのだいこんこと大根田くんです!


新入生自己紹介 2019 part5 板坂吉純編

2019年06月03日 23時02分00秒 | 新入生自己紹介
はじめまして。ゆうちゃんからスーツが似合う男として紹介されました、板坂です。スーツでバシッと決めるヨット部の先輩方には本当に憧れますよね。自分も将来的には先輩方のように黒が似合う男にもっともっと成長したいと思います。
 
出身は石川県の金沢市です。荒れ狂う日本海の近くで育ってきた私にとって太平洋など恐るるに足らずです。早く関東の人たちに分からせてやりたいです。
板坂は本当に衝撃的な苗字だと思います。大抵の人は最初に板板か、坂坂のどちらかで間違え、Twitterの名前が"板板"なのにもかかわらず未だにそれを指摘する者はいません。ね?今ブログを書いていますが、一体板か坂のどちらの文字を打ってあるのかわからなくなりました。本当にめんどくさい苗字ですね…
 
自分は写真から分かる通り、はじめ自転車に浮気していました。大学に入った時はもちろん自転車部に入ってやろうと思っていましたが、スーツでバシッと決める先輩の姿に憧れ、はじめての試乗会でヨットに恋してしまいました。人生初の一目惚れです。いつかこの片思いが、晴れて両思いとなることを心から祈り、尊敬してやまない先輩方と頼りになる同期、そして未来の後輩たちと共にこの四年間を有意義なものにしていけたらなと思います。(と言いつつも明日自転車で旅行に出かけます。めっちゃ楽しみです。こういうところですよね… もう二度と浮気しないので明日だけはどうかご勘弁を。)
 
次回は鋼のような筋肉を持ちつつも、癒し系キャラであるというそのギャップがたまらないうっしーこと牛嶋くんです。どうぞ、お楽しみに!