お世話になっております。新2年スナイプスキッパーの今川です。
今クールは八景レースに引越しと、イベント満載のクールでした。
そんな盛りだくさんのクールの報告をさせていただきます。
4日(金)は唯一一日中練習をした日でした。午前中は上オンの時も少しありましたがどんどん風が落ち、午後はかなりの微風でした。
八景レース前の練習だといことで基本的に上位艇は午前か午後のどちらかは固定されたペアで練習を行いました。午前中は上し下しをした後コース練を行い、午後はコース練を主に行いました。
5日(土)は八景レースの予定でしたが、強風の予報だったため中止となりました。しかし、朝は微風だったので吹き上がるまで練習するということでスナイプは3艇出艇しました。上し下しを2時間ほど行った後赤旗が上がったので着艇し、午後は次の日の八景レースや葉山での練習に向けて整備を行いました。
6日(日)は微風の予報とは遥かに異なって、強風の中で5レース行いました。スナイプチームではLBの永田様と長岡様にお越しいただき、新2年スキッパーのクルーとして一緒にレースに出場していただきました。本当にありがとうございました。
レースの結果は以下です。
個人的な話としては、厳しい現実をみた、という感じでした。スタートが良くても1下から2上にかけてどんどん抜かされて最終的に2下に向かうときは周りに誰もいない、というパターンが多かったです。レースに出ているときは理由がわかっていませんでしたが、上回航で下るのが遅いために不利な位置についてしまうこととランニングのスピードが遅い、ということを指摘していただきました。その他にも強風の中で走る上での課題が浮き彫りになり、学びの多いレースとなりました。
7日(月)、8日(火)は八景から葉山に引越しをしました。
葉山組の人がたくさん掃除してくれたおかげで葉山合宿所がやっときれいになっていました。強いチームは合宿所もきれい、という話もあるので今後もルールを守って汚さずに使っていきたいです。
今川穂乃香
お世話になっております。
新2年スナイプクルーの神田陸人です。
しばらくブログは回ってこないだろうと思っていたところ、不意を打たれました。
今クール(春合宿第3クール)のスナイプチームの練習報告をさせていただきます。
25日(金)、26日(土)午前、28日(月)は微風のコンディションでした。サークリングの練習を行い、たくさん回りました。スナイプはただマークを締める練習だけでなく、5艇で等間隔で綺麗な円を回る練習をしました。チームとして、常にコミュニケーションをとり、仲間に「伝える」ことの大切さを学びました。また、小松コーチの指導のもとバックの練習も行いました。
29日(月)は午前中は微風でしたが、午後に15m/s近くの南西の風が吹き上がったため、クローズで早めに着艇しました。ハイクアウト気持ちよかったです。
微風の日が多かったものの、たくさんのコース練をこなすことができました。クルーとして、スタートライン、周りの艇の状況、風、海面などをスキッパーに「伝える」ことを意識できるようになってきました。ただ少し風が強くなると、なかなかこれが難しくなってしまうので、もう少し余裕を持って考えられるようにならないといけないと日々奮闘しています。
思えば、東大ヨット部の一部員として「伝える」ということはすごく大切だなと思います。
海上でのコミュニケーションが大切なのはもちろんですが、それは陸上でも変わりません。
リレーブログなどのブログではみんなが熱い思いを伝えてくれました。
普段のみんなが口に出さない熱い言葉、心の奥の思いの数々に胸を打たれた反面、ブログではなく直接伝えられるチームでありたいということも感じました。
コロナ禍の部活動、食事は黙食で一口食べた後のマネージャーへの「美味しい!」も伝えることができません。
小松コーチは手話をみんな覚えたらいいということをおっしゃっていました。ちなみに「美味しい!」の手話は右の手のひらでみぎの頬を2,3回叩くことらしいです。
「伝える」ということ。簡単そうですごく難しいことだなと思います。けれど、「伝える」ことと真摯に向き合うことで、スナイプクルーとして、チームとして、人間として強くなれる気がします。
そんなことを感じた第3クールでした。
神田陸人
お世話になっております。クルーザー班2年の関根佑樹です。
第2クールと第3クールの活動報告をさせていただきます。
詳細な練習内容はFacebookの方に掲載しているので割愛して、この2クールの大まかな2つのトピックについて話そうと思います。
一つ目はマッチ練習です。2月の13日と20日に社会人チーム月光が主催する学生マッチに向けた練習会に参加させていただきました。他艇がいる中でラウンディングに特有の緊張感と強度によるプレッシャーで特に回航時の動作の速さ、タイミング、艇内のコミュニケーションを鍛えることができました。さらに、来たるアニオルズカップではヘッドセールがジブセールなので細かい動作に関してもアニオルズカップに向けた良い練習になりました。また、クルーザー班のOBで現在は監督で月光に所属されている松山さんにヘルムを持っていただきました。セールのトリム、走り、タックジャイブについてたくさん学ぶことができ、全体として非常に実りの多い練習になったと思います。
二つ目はヘルムをメンバー全員で回す機会が多かったことです。この2クールはフルメンバーで練習をできる機会が少なく、特にヘルムスマンの維摩さんがいない日は残りの四人でかじを交代交代で持って練習をしました。ジブコンディションの強風であったり強風高波のコンディションなどでかじをもつ機会ができ、ヘルムスマンの気持ちの理解が進み、フォアデッキをする際にもヘルムスマンが何を求めているのかより一層わかるようになりました。ヘルムスマン以外にも自分の場合はピットやトリマーといった普段はやらないようなポジションをすることで船全体の動作やセールトリムに関して理解でき、学びの多い練習になりました。
さて、こんな感じで部活も充実していますが、プライベートの方でも充実した生活を送っています。最近は映画にハマっています。今日は今絶賛公開中の「ナイル殺人事件」を見てきました。TOHOシネマズ日比谷のスクリーン1というスクリーンがバカでかいところで見てきました。まさにミステリーな面を楽しむこともでき、映画ならではのど迫力で綺麗なエジプトの絵も楽しむこともできる映画でした。ただ、ヨットをやっている故に出てくるヨットにはやはり目が向いてしまいます。舞台は1930年代のエジプトであり、下の写真のようなヨットが出てきました。ヨットというだけで親近感が湧いてしまいます。実はこういうセールが台形っぽい形で斜めにのびているヨットを小網代でたまに見かけます。見るたびにどういうトリムをするんだろうなんて考えたり、こんなのを持っているなんてよっぽどヨットが好きなんだななんて感嘆してしまいます。
https://egypt-arabiago.net/ancient_egypt/
再来週にはついにアニオルズカップが迫っています。新歓前の最後の大会なので頑張りたいと思います。
2年 クルーザー班 関根佑樹