降って来るもの

写真と散文とぽえむ

自分史一巻は

2018-11-01 06:40:38 | 詩16

                 自分史一巻は


出合った全ての事象や

巡り会った総てのHITOとの接点は

それがきっと

絶妙の唯一のtimingだったに違いない

必要不可欠で必須だった交点

 早くても遅くても

結べなかった縁と契りの

ITOだったのだ


どの交差点にも

 もしかして

-もう少し早く・・や

-出合わなければ・・

 の想いが付き纏うけれど

それは詮無き事


ならば

交わったその一点こそ

onoonoのクライマックスで

 そんな

幾つもの句読点を鏤めながら

自分史一巻は編まれてゆく

作者が居なくなるまで・・

         2018 11/01 06:40:40 万甫

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心訓抄.30

2018-11-01 06:06:00 | 心訓抄.Ⅱ

             30.結像は


ただ漠然と

待っているだけなら

どんな想いも

結像しないのだ


明確な形が欲しければ

そこに

色褪せぬ鮮明な

意志を塗り込めねばならぬ


それは二者択一の

自身との

小さな約束事から始まる


つまりは

必要なのか必要でないのか

欲しいのか欲しくないのか

始めるのかそうでないのか


シェイクスピアが

ハムレットに言わせたように

To be,or not to be?

究極のところ

生きるか死ぬか

生きているのか死んでいるのか

それ以外にない

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