約束の時間
もしも貴方と僕との間に
”約束の時間”が付与されているとしたら・・
それはきっと
数量に限りがあって
時間に制約があって
創出しようとする想いの
類い稀なる濃密さが必要で
更にかなりの質量の
エネルギーの投入が不可欠で
ひとつひとつに精魂込めて臨まなければ
何一つ成らない
そうだとしても
僕は一体何を惜しむだろう
たった一度限りのinochiの四季に
望む限りの彩を求めることに
何の躊躇や痛苦が有ろう
僕は何時だって人生を総括する
lastsceneを求めて
この頃は鋭敏になっているのだ
そこに貴方が居れば
どんなに晴れ晴れな後背の
僕の曼荼羅になるだろうかと・・