軽重の意思を
TOKIの必然性について
僕らは
夜を徹して語り合うのだ
此処に居ること
此処まで来たこと
此処から行くとこ
此処ですること
TOKIはその議論のために
幾万時間でも用意される
TOKIは如何様にも融通されて
軽重の意思を攪拌し
時間はその時に初めて
己の掌で
炙り絵のように現実となる
TOKIの永遠について
僕らは
昼夜を分かたず思索するのだ
今、此処に居て
既に、此処に居ない
TOKIの不可思議を
僕らは
inochiの間中
喧々諤々と
上人のように追い求める
2018 11/22 14:41 万甫