(http://blog.goo.ne.jp/tomi153713102014goo/d/20150823)
10日くらい前きれいな花が咲いていたハス(蓮)畑のほとりを通ってみました。
花はもう終わり、葉の3分の1くらいが傾いていました。
しかし、先般の台風によく耐えたものです。折れたものはなく、青々としていました。
元気な葉はしっかりと上を向き、水滴をためていました。何かを丸め込んでいました。
これくらいのかたまりが最大で、もう少し大きくなると傾いて落としているようでした。
表面張力で、丸くなった一粒ひと粒がきれいでした。
花托(かたく)にも水滴がたまっていました。
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」といわれ、泥の中でもきれいな花を咲かせます。
ハスの葉には、自浄作用があるのだそうです。
ハスの葉はその微細構造と表面の科学的特性により、決して水が漏れることがないそうです。
葉の表面についた水は表面張力によって水銀のように丸まって水滴となり、泥や、小さい昆虫、
その他の異物をからめ取りながら転げ落とすのだそうです。 (偉いですね)
この現象をロータス効果(ハス効果)というのだそうです。
今朝見た水滴は、昨夜の雨粒が残っていたようです。
風が吹けば揺り落とすものと思われました。
雨上がりの天気のいい朝だったら、日差しを受けて、水滴がなおきれいだろうと思われました。
そんなときがあればまた訪れてみたいものです。