今年も大ヤマレンゲが咲いていました。
といっても、本当はオオバオオヤマレンゲ(大葉大山蓮華)のようです。
純白の花びらの中に独特な形のオシベとメシベが見えるきれいな花です。
花の中の赤い部分がオシベで、黄色い部分がメシベのようです。ほんのり甘い香りを放っていました。
フジグラン高陽前のふれあい広場の鉢植えの木です。こんな名札がついていました。
同じ町内の民家の庭でも咲いていました。塀を越え下向きに咲いていました。
こちらは高い位置だったので匂いは分かりませんでした。
昨年調べて分かったことですが、
日本自生種の「オオヤマレンゲ」は、深山にしか育たず、絶滅危惧種や天然記念物に指定されているそうです。
低地の庭などで咲いているのは、本当は「オオバオオヤマレンゲ(大葉大山蓮華)」という中国原産の花木だそうです。
花は非常によく似ており、この2種は江戸時代から既に混同されていたそうです。
一番大きな違いは、オシベの色で、日本自生種は白地に紅色が少しさす程度だそうです。