小学校のグランドの斜面が真っ黄色になっています。
オオキンケイギク(大金鶏菊)です。
きれいな花ですが、我が国本来の植生に重大な悪影響を与える「特定外来生物」だそうです。
昨年はわずかだったのに、一面真っ黄色になっていました。
オオキンケイギクは北米原産の多年草だそうです。
繁殖力が強く、カワラナデシコなどの在来種に悪影響を与えるおそれが指摘され、
2006(H18)年に外来生物法に基づく「特定外来生物」に指定されたそうです。
これにより、栽培、販売等人為的に拡散させる原因となるような行為が規制されているそうです。
ところが、「オオキンケイギクはただの厄介者でない」ことが分かったそうです。
何と、抗がん作用のある物質が含まれており、製薬への応用が期待されているそうです。
(毎日新聞2016年6月30日https://mainichi.jp/articles/20160630/k00/00e/040/228000c)