金平糖に似ている花

今、ミゾソバ（溝蕎麦）が花盛りです。
昔懐かしい金平糖のような形をしたかわいらしい花です。
小川を埋め尽くすほど咲いているところもあり、見事です。

昨日11:00過ぎ頃写したものです。特につぼみは金平糖のように見えました。




開いたらこんな形のようです。
花弁のように見えるのは、花弁ではなく萼だそうです。（花弁はないそうです）




葉の形からウシノヒタイとも呼ばれているそうです。


小川の半分以上を埋め尽くすほどでした。








白花も咲いていました。

ミゾソバ（溝蕎麦）は、主に小川などの溝地に育ち、葉っぱが蕎麦の葉に似ているのが名の由来とだそうです。
花の形からコンペイトウグサとも呼ばれているとか。

かつてミゾソバの若葉は食用にされていたそうです。
また、新撰組の副長 土方歳三の生家が、このミゾソバを原料に民間治療薬を製造、販売していたそうです。
宝永年間（1704年～1711年）より、1948年（昭和23年）の薬事法改正まで約250年間製造・販売していたとか。
 「石田散薬」という名で、骨折や打ち身、捻挫、筋肉痛、切り傷に効用があるとのことで、有名だったそうです。

今放映されている大河ドラマ「晴天を衝け」でも、
土方歳三が若いとき薬を売り歩いていたと紹介されシーンもありました。