四季折々

~感じるままに~

クチナシの実と そのもどき

2025-01-20 05:26:56 | 写真・花
オレンジ色に色づいたクチナシの実と出会いました。
クチナシ、コクチナシ、オオヤエクチナシとあるようですが・・・

咋日10:40頃出会ったものです。普通のクチナシの実のようでした。








こんな樹形のひと株でした。


数日前(1月15日16:10頃)には、クチナシの実のような、もどき(?)を写していました。





3個だけついていました。

実のように見えましたが、膨らんでおらず、薄っぺらな未熟なものでした。

初夏には大きな八重の花が咲いていた オオヤエクチナシの株でした。
     

クチナシは、純白で強い香りを放つ花が特徴ですが・・・
八重咲きの品種もあり、八重咲きは、オシベ、メシベが花弁化しているものなので、実はつかないそうです。
ただ、花弁化が不完全なものもあり、未熟な実のようなものがつく場合があるようです。
前記のもどき(?)は、こうしたことからついたものと思われました。

ところで、クチナシの実は、薬用や染料になり、無毒なので布以外にも、きんとん、たくあん
などの色づけに利用されているとか。
その歴史は古く、日本では飛鳥時代から用いられ、大いに役立ってきたそうです。

コメント
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