雨上がりの早朝ウォーク中、不思議なつる性植物2種に出会いました。
ヘクソカズラ(屁糞葛)とマルバルコウ(丸葉縷紅)です。
同じ金網のすぐ近くで巻きついていましたが・・・?
ヘクソカズラ(屁糞葛)・・・アカネ科ヘクソカズラ属つる性多年草
よく見ると小さくて可愛い花です。なのに、変な名前がつけられています。
葉や茎など全草を傷つけると、悪臭を放つことからこの名がつけられたとか。
このツルは、どう巻きついていますか? 左巻き(左肩あがり)に巻きついていました。
マルバルコウ(丸葉縷紅)・・・ヒルガオ科サツマイモ属つる性一年草
つぼみが大きくなっていて今日初めて開花しそうでした。
このつるは右巻き(右肩上がり)に巻きついていました。
アサガオはどうなんだろう。疑問がわき、帰って一昨日写していたアサガオを見てみました。
これです。(ヒルガオ科サツマイモ属つる性一年草)
マルバルコウと同じ方向の巻きつき方(右巻き)でした。
つる性植物は、その個体がその場その場で勝手に好きな方向に巻きついているのではないそうです。
ヘクソカズラはどの場所でも左巻きに、マルバルコウやアサガオは、全て右巻きだそうです。
みんな同じようなつる性植物なのに、種によって巻きつき方が違うとは不思議ですね。
おもしろいのはフジ(藤)の仲間。同じマメ科フジ属のつる性植物なのに、
ヤマフジは右巻きで、ノダフジは左巻きとか。
これらツルの巻き方表現の左巻き、右巻きについては、長らく混乱があったようですが、
ヘクソカズラ(屁糞葛)とマルバルコウ(丸葉縷紅)です。
同じ金網のすぐ近くで巻きついていましたが・・・?
ヘクソカズラ(屁糞葛)・・・アカネ科ヘクソカズラ属つる性多年草
よく見ると小さくて可愛い花です。なのに、変な名前がつけられています。
葉や茎など全草を傷つけると、悪臭を放つことからこの名がつけられたとか。
このツルは、どう巻きついていますか? 左巻き(左肩あがり)に巻きついていました。
マルバルコウ(丸葉縷紅)・・・ヒルガオ科サツマイモ属つる性一年草
つぼみが大きくなっていて今日初めて開花しそうでした。
このつるは右巻き(右肩上がり)に巻きついていました。
アサガオはどうなんだろう。疑問がわき、帰って一昨日写していたアサガオを見てみました。
これです。(ヒルガオ科サツマイモ属つる性一年草)
マルバルコウと同じ方向の巻きつき方(右巻き)でした。
つる性植物は、その個体がその場その場で勝手に好きな方向に巻きついているのではないそうです。
ヘクソカズラはどの場所でも左巻きに、マルバルコウやアサガオは、全て右巻きだそうです。
みんな同じようなつる性植物なのに、種によって巻きつき方が違うとは不思議ですね。
おもしろいのはフジ(藤)の仲間。同じマメ科フジ属のつる性植物なのに、
ヤマフジは右巻きで、ノダフジは左巻きとか。
これらツルの巻き方表現の左巻き、右巻きについては、長らく混乱があったようですが、
日本植物学会が1956年に発行した「学術用語集植物学編」によると、
(1) 支持木に巻きついている「つる」を外から見て、右方に向いていれば「右巻き」
(2) 「つる」の伸張方向を出発点(下)から見て、時計回りならば「右巻き」
となっているそうです。
(1) 支持木に巻きついている「つる」を外から見て、右方に向いていれば「右巻き」
(2) 「つる」の伸張方向を出発点(下)から見て、時計回りならば「右巻き」
となっているそうです。
もうちょっとなんとかならなかったのですかね。
植物の世界は、ちょっと違う角度から見てみると、不思議なことがたくさんあります。
すごいなー エラいなーと感心することも多々あります。
生き抜くため進化を続けている結果でしょうね。
種類によって、右巻きか左巻きかが決まっているなんて本当に不思議ですね。その理由を植物に、聞けるものなら聞いてみたいです。
とうもろこしのお話も面白かったです。
ひげが粒の数だけ伸びていてきちんと受粉しないと 歯抜けになるとは。
お店で とうもろこしが売られていますが、あの無数に伸びたひげ一本一本が受粉した結果なのですね。(驚)
とうもろこしは16世紀に渡来したとのこと。
新しいもの好きの信長公も口にされたのかな。