四季折々

~感じるままに~

冬のユリノキ

2021-02-05 07:52:20 | 写真・花
昨日、市健康づくりセンターへ頚部エコー検査に行きました。
予約時間より30分余り早く着いたので、近くの千田公園を散策してみました。
青空の下で、冬のユリノキ(百合の木)の花(本当は翼果)がきれいでした。

こんな花(翼果)でした。
   

   

   

   

これはまだ少し元の形が残っていました。
   
ユリノキの果実は、翼果がたくさん集まって一つの集合果(松かさ)になり、集合果の中心の方から、
風で飛ばされていき、外側の翼果が最後まで残って冬を越すのだそうです。

これは残っていた外側も飛び始めているようでした。
   

こんな樹姿でした。
      
実は昨冬、他の場所でも見たことがあり、そのときは下の草地に翼果がたくさん落ちていました。
ここは、周辺の地面が舗装されていたり、土のグランドだったので、全く見当たりませんでした。

昨日関東地方では、観測史上一番早い「春一番」が吹いたとか。
広島地方もここ数日風が強かったので、吹き飛んだのだろうと思います。
それにしても、この木にはたくさんの翼果の外周が残っていて、まさに花のようで、きれいでした。

なお、以前他の場所で本当の花を見たことがあります。5月中旬頃咲いていました。

こんなきれいな花でした。
   
ユリノキ(百合の木)は、花の形から「チューリップツリー」ともいわれるそうです。



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