グロリオサ

鮮やかな赤色で、おもしろい形の花と出会いました。
グロリオサという名で、キツネユリ（狐百合）ともユリグルマ（百合車）ともいうとか。
下向きに咲いていて花びらは上方に反り返っていました。

　　　

　　　

　　　

　　　
縮れたような花びらが上向きに反り返っていました。
そして長いオシベが花びらの下から広がって突き出ています。不思議なおもしろい形です。

原産地はアフリカの西部とか。ユリ科グロリオサ属の半蔓性の球根植物（多年草）だそうです。
日本には明治時代に輸入され、古くから観賞用に栽培されているそうです。
きれいな花ですが、全草に有毒物質（アルカロイドのコルヒチン）を含むそうです。
球根がヤマイモよく似ており、間違えて食べてなくなった人が何人かおられるそうで、
本年２月にも鹿児島県で誤食による死亡事故が発生しているそうです。
今朝見た花は畑に植えられていましたが、畑はよくないようですね。
なお、別名（和名）キツネユリは、花の形が狐の顔のように見えることにちなんで、
また、ユリグルマは、葉が輪生するのにちなんでつけられているのだそうです。