四季折々

~感じるままに~

稲が大変なことに!? ~ ウンカによる被害のようです。

2019-09-19 17:50:32 | 日記・エッセイ・コラム
先般から、田んぼの稲が円形に枯れているのを、あちこちで見かけていました。
今朝は、ほぼ全滅状態の大きな田んぼを見ました。
熱帯地方から風に乗ってやってきた大量のウンカという害虫による被害のようです。


2つの田んぼを合わせ1反(991.7㎡)くらいの広さのようでした。


反対側から写したものです。


枯れた稲を写したものです。薄っぺらの籾のようでした。

以下は違う田んぼです。500mくらい離れた場所でした。
   

更に500mくらい離れた地点でした。
   

以下はここ数日の間に写していたもので、それぞれかなり離れた地点の別々の田んぼです。
   

   

   
これらの被害は、「坪枯れ」というそうです。
この被害を引き起こすのは、トビイロウンカという害虫で、秋ウンカとも呼ばれているとか。

このウンカは、ベトナム北部や中国南部から下層ジェット気流に運ばれ飛来するのだそうです。
わずか1日~1日半で飛来して、稲にとりつき増殖を繰り返し、稲を吸汁し、吸汁害が起こり、
生息密度が高い部分から坪状に枯れ始め、枯れ込みは次第に周辺部へ広がっていくのだそうです。
 (「ウンカの生態と被害」クミアイ化学工業(株)
https://www.kumiai-chem.co.jp/pyraxalt/about_unka.html

被害が発生しているすぐ近くの田んぼでも、全然被害のない田んぼもありました。
そうした田んぼは薬剤による防除がなされたのだろうと思います。
薬剤による防除以外の対策はないようです。
今は農家も高齢化が進んでいるようで、手が取れない農家が被害を受けておられるものと思われます。
気の毒ですね。
私は今の地に住み始めて20数年ですが、周辺で初めてこんな光景を目にしました。
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