四季折々

~感じるままに~

「オオバン」と「キンクロハジロ」

2015-01-16 20:39:05 | 水鳥

午後、安佐北区スポーツセンター周辺の川べりを散策してみました。
スポーツセンターのすぐ近くで、三篠川と根の谷川が太田川に合流しています。
いろいろな水鳥と出会いましたが、「オオバン」と「キンクロハジロ」にしばし見とれました。


太田川の高瀬堰です。右奥の白い塔は広島市安佐北工場、その右が安佐北区スポーツセンターです。



水鳥の数グループが気持ちよさそうに泳いでいました。向こうは阿武山と八木方面です。


あとで調べてみて、「オオバン」という水鳥ということが分かりました。9羽のグループでした。


全身が黒くて、額とクチバシの白色が目立っていました。赤い目をしていました。


雌雄は分かりませんでした。しきりに潜っていました。


潜っている時間はわずか3~4秒でした。水草を丸飲みしていました。おう盛な食欲でした。



こちらは「キンクロハジロ」という水鳥でした。 6羽のグループでした。


こちらが雄で、頭の羽(冠羽)が長くて、ちょっとひょうきんな顔でした。


雌は、翼の部分がうす茶色で、クチバシの付け根が白でした。
雌雄とも目が黄色(金色)でした。ここちらもしきりに潜っていました。食べているものは不明でした。


「オオバン」は、カモではなくツルの仲間だそうです。
世界各地に分布しており、日本では、40年前頃は関東より北で繁殖していたが、近年は増加傾向にあり、
日本中で見られるそうです。
割合に人なつっこく、5mくらいに近寄っても大丈夫でした。

キンクロハジロ」は、シベリア、ヨーロッパ北部で繁殖し、南下して越冬するのだそうです。
目が金、背が黒、羽の縁が白で、キンクロハジロという名が付いたのだそうです。
オオバンに比べると少し警戒心が強いようでした。





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