明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(188)低線量被曝の脅威を説き明かした画期的な本が発刊されました!

2011年07月09日 23時00分00秒 | 明日に向けて7月1~31日
守田です。(20110709 23:00)

友人の万太さんが、画期的な新刊本(翻訳本)の情報を流してきてくれました。
僕も既に注文済みの本なのですが、メールはその翻訳者の方から流れてきてい
ます。最後に貼り付けますので、ぜひこの情報の拡散にご協力ください。

『人間と環境への低レベル放射能の脅威-福島原発放射能汚染を考えるために』
というタイトルで、著者はラルフ・グロイブ。アーネスト・スターングラスが
イントロデュースを書いています。

原題は“The Petkau Effect: The Devastating Effect of Nuclear Radiation
on Human Health and the Environment”・・・いわゆるペトカウ効果について
書いた本です。肥田舜太郎・竹野内真理訳で、あけび書房から3990円で出版さ
れています。

このペトカウ効果こそ、内部被曝の脅威を形作る低線量放射線の威力を解き明
かしたものです。肥田舜太郎さんと鎌仲ひとみさんの共著『内部被曝の脅威』
から、肥田さんの解説部分を抜き書きしておきます。


「放射線の人体に対する影響の医学的な解明を阻んでいた壁の一つは、放射線
に対する細胞膜の強大な障壁だった。アブラム・ペトカウは1972年、マニトバ
にあるカナダ原子力委員会のホワイトシェル研究所で全くの偶然から、ノーベ
ル賞に匹敵する次のような大発見をした。即ち、「液体の中に置かれた細胞は、
高線量放射線による頻回の反復放射よりも、低線量放射線を長時間、放射する
ことによって容易に破壊することができる」ことを実験で確かめたのである。

ペトカウ(医師)は牛の脳から抽出した燐脂肪でつくった細胞膜モデルに放射
線を照射して、どのくらいの線量で膜を破壊できるかの実験をしていた。エッ
クス線の大装置から15.6シーベルト/分【許容線量は1ミリシーベルト/年】の
放射線を58時間、全量35シーベルトを照射してようやく細胞膜を破壊すること
ができた。

ところが実験を繰り返すうち、誤って試験材料を少量の放射性ナトリウム22が
混じった水の中に落としてしまった。燐脂肪の膜は0.007シーベルトを12分間
被ばくして破壊されてしまった。彼は何度も同じ実験を繰り返してその都度、
同じ結果を得た。そして、放射時間を長く延ばせば延ばすほど、細胞膜破壊に
必要な放射線量が少なくて済むことを確かめた。こうして、「長時間、低線量
放射線を照射する方が、高線量放射線を瞬間放射するよりたやすく細胞膜を破
壊する」ことが、確かな根拠を持って証明されたのである。これが「ペトカウ
効果」と呼ばれる学説である。」(同書p90~91)


肥田さんはこれに続いて、次のような紹介も行っています。

「ピッツバーグ大学医学部放射線科のスターングラス教授は、ペトカウ説を
基礎として研究をさらに深め、次のような結論に辿りついたという。
1 放射線の線量が非常に低い低線量域では生物への影響はかえって大きくなる。
2 低線量放射線の健康への危険度はICRPが主張する値より大きく、乳児死亡
の倍になる線量は四・五ミリシーベルトである。
3 アメリカや中国の核爆発実験の放射性降下物によって乳幼児の死亡率が増
加した。
4 放射性下降物に胎児期被ばくした子供に知能低下が生じた。
5 スリーマイル島原発事故によって放出された放射能によって胎児死亡率が
増加した。

このようにスターングラス教授は内部被曝による人体への悪影響を認め、アメ
リカの核政策を批判している。」(同書p97~98)


さらに肥田さんは、次のような一文も付け加えています。

「広島・長崎で爆発後市内に入市した多数の内部被曝者を長年継続して診てき
た私は、彼らの経験したいわゆる「急性症状」と、数カ月から数年、十数年後
に彼らに発症したぶらぶら病症候群は、内部被曝による低線量放射線の影響と
診るのが最もよく説明できるので、私はペトカウ効果と、それを基盤にしたス
ターングラスをはじめとする多くの学者、研究者の「低線量放射線有害説」を
支持して疑わない。」(同書p99)


すでに「明日に向けて(186)」で、なぜ内部被曝の脅威が隠されてきたのか
について触れましたが、この書はこの隠されてきた驚異を暴いてくれたペトカ
ウ博士の研究成果を解き明かしたものであり、僕はこの時期に読むべき最も大
事な文献だと思っています。

少々分厚い本ですが、ぜひみなさんで挑戦していきましょう。各地で学習会な
ど行って欲しいと思います。僕も入手次第、読み解いて、ここでも解説を試み
ていきたいと思いますし、必要ならどこにでも解説にも行きます!まさに
「いまここ」に求められている本です!

以下、翻訳者の竹野内真理さんのアピールをお読みください。

*********************************

通訳、翻訳、ライターをしております竹野内真理と申します。以下の本を翻訳・
出版させていただきました。非常に重大な内容なので、特に行政関係者、子供
を持つ親御さんたちには、早急に読んでいただきたいです。

タイトル
「人間と環境への低レベル放射能の脅威ー福島原発放射能汚染を考えるために」
ラルフ・グロイブ、アーネスト・スターングラス著
肥田舜太郎・竹野内真理訳

あけび書房(http://www.akebi.co.jp/)
03-3234-2571 akebi@s.email.ne.jp
3990円 337頁

子供たちを守る願いを込めて、7月7日たなばたに書店とアマゾンで発売!
(たんぽぽ舎にも10冊ほどあり)

低線量被曝問題をこれ以上につぶさに扱った本は現時点では国内には存在しな
いと確信しています。

共訳者は、広島原爆で被曝した医師である肥田舜太郎さんです。長年被爆者の
治療を行うとともに、国際的な反核活動や低線量内部被曝問題にも数々の翻訳
を通して従事されてきた方です。

低レベルでも恐ろしい放射能による障害を国内外の研究論文も引用しながら、
ICRPを含む、今までの国際機関や政府による放射線防護基準がいかに甘いもので
あるかが科学的に詳述されています。お値段が高いのが難点ですが、それ以上の
価値はあると思っています。

可能であれば、是非本の普及にご協力お願いいたします。
具体的に言いますと、
1.この文章をメーリングリストなど、どこかに転送していただく
2.ブログやTwitterに書き込んでいただく
3.Amazonやニュースレターなど、書評を書ける方は書いていただく
4.周りの人たちに勧めていただく
5.子供たちの被曝対策が十分でない自治体や政府の人たちに読んでいただいた
 り、交渉するときに参考資料として活用していただく。
6.お近くの書店や図書館に注文していただく

子供たちを被曝させてはならない根拠が満載です。
ぜひご活用いただき、日本の将来の子供たちの被曝を少しでも減らすことに
つながればと強く願っております。
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明日に向けて(187)15日細川弘明さん報告会、14日大島堅一さん講演会、10日山水人企画などにご参加を!

2011年07月09日 12時00分00秒 | 明日に向けて7月1~31日
守田です。(20110709 12:00)

幾つか京都での企画をご紹介します。遠方の方、毎度すみません。

一つは15日に行われる「東北への風-海と町と人々の再生を支えよう」第3章です。
津波被災地での支援活動と、福島市での「放射能除染・回復プロジェクト」の報告で
構成されています。京都精華大学の細川弘明さんがご報告してくださいます。

なおこの「放射線除染・回復プロジェクト」については、以前に「明日に向けて(154)」
で紹介しました。テレビ映像もありますので、まだの方はご覧ください。
http://abc.pwkyoto.com/?eid=213
http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/2a71739da89be16192013e36d598e186

15日はこうした活動を踏まえた最新情報を聴くことができそうです。
僕も急な仕事が入らない限り、参加したいと思っています。

***

続いてすでに一度お知らせしましたが、14日の大島堅一さん講演会をご紹介
します。僕もコーディネーターとして参加します。
大島さんは経済の面から原発の問題を論じておられます。大島さんのお話を
じっくりお聞きする会にしようと思いますので、ぜひお越しください。

***

さらに明日の企画のお知らせです。
第5回《私達みんなが直面している危機だからこそ、真実が知りたい》
NO NUKES ~アジア・環太平洋 非核のために~です。

スケジュールは
2時半開場
3時開始(総合司会:鳴海姫子:ダンサー)
3:00~3:45 ヒデヨビッチ上杉 ライブ
3:45~4:45 守田敏也 トーク
4:45~5:45 ザ・ファミリー ライブ
5:45~6:00 休憩(おにぎり、飲み物アリ)
6:00~7:00 内田ボブ ライブとトーク
7:00~8:00 富田貴史 トーク
8:00~9:00 トークセッション、出演者全員+α(司会:守田敏也)
9時終了

となりました。僕がお話しするのは3時45分から4時45分になります。
なお会場が、京大文学部新館2階第4会議室から、同第7会議室に変更になっています。
ご注意ください。ともあれよろしければご参加を!

***

そして自分が参加する上記の企画とかぶってしまうのですが、
魅力的なのでお知らせしておきます。

学校給食と放射能汚染~子どもを放射能から守ろう!!

NPO法人使い捨て時代を考える会
脱原発連続講演会第3弾
講師:菅野正寿さん、平賀緑さん

という企画です。僕は菅野さんのお話は聞いたことがないのですが、
平賀さんは、もともと食糧汚染問題に詳しく、さらに放射能汚染問題を
どう捉えるのか分析を重ねているので、非常に濃い内容を話して
下さると思います。

どうか山水人企画と使い捨て時代を考える会講演会、それぞれの
ご興味に合わせてご参加ください。

以下、それぞれの案内を貼り付けます。

*****************************

《東北への風 ── 海と町と人々の再生を支えよう》第3章

2011年7月15日(金)18:30開場、19:00開始、21:00終了予定
コミュニティカフェ「かぜのね」 多目的スペース 入場無料

主催: 《東北への風》
問合せ: 京都精華大学人文学部 細川研究室( km285@me.com )

プログラム
第1部: 三陸海岸(宮城県)の津波被災地での支援NGO活動の報告
     NPO法人「パルシック」石巻事務所の活動を中心に紹介します。
第2部: 福島市での「放射能除染・回復プロジェクト」の報告
     参考: http://bit.Ly/josen526

話題提供: 細川 弘明(パルシック監事、放射能除染・回復プロジェクト、
              京都精華大学教員)

http://www.kazenone.org/modules/events/index.php?content_id=309

なお、時間配分としては、第2部を長めにとる方向で準備しています。

放射能除染をめぐっては、国・福島県による「官製除染」の動きが慌ただしく
なってきましたが、国が「指導」する方式は、高圧水を使って汚染を拡散させる
ものであり、かつ高圧水ポンプを町内会や自治会に購入させる(その補助を国
・県がする)という利権まみれのもので、おおいに問題があります。
【★この問題については、複数のNGOとともに記者会見をひらく準備を始めてお
り、それが15日と前後する可能性がありますが、いずれにせよ〈かぜのね〉で
は最新状況をご報告します。】

■参考(三条ラジオカフェ 7月1日放送)
http://bit.Ly/radio701pm
(前半は高見幸子さん、後半14分40秒めあたりから細川が福島市での除染活動について
お話ししています。)


**************************

「ここが知りたい電気の経済学 お金から考える原発と自然エネルギー」 
大島堅一さん講演会 

いまこそ原発を問う連続講座 第3回
【日時】 2011年7月14日(木)18:30~21:00
【場所】 龍谷大学 アバンティ響都ホール
【主催】 「いまこそ原発を問う連続講座」実行委員会
【問合】 電話077-596-1181(あらの)
 携帯090‐2199‐5208(おおすが)
--------------------------------------------------------
講師:大島堅一さん(立命館大学国際関係学部教授)
専門は環境・エネルギー政策、環境経済学。
原子力政策、再生可能エネルギー政策、温暖化対策について研究。
著書に『再生可能エネルギーの政治経済学』東洋経済新報社など。
コーディネーター:守田敏也さん
(フリーライター
 元 同志社大学社会的共通資本研究センター客員フェロー)

---------------------------------------------------------
原発事故で先の見えない状況が続くなか、原発を続けるのか、脱原発で自然
エネルギーへの転換を進めていくのか、これからの電気のあり方について、
一人ひとりが考えていく必要にせまられています。

でも「原発をなくすと、電気代が高くなるんじゃないの?」
「自然エネルギーで安定供給ができるの?」など不安や疑問がいっぱい。
そこで、原発にいくらコストがかかっているのか、実際に計算してみた(!)いま
話題の人、大島堅一さんと一緒に考えてみませんか?

原発のコストは本当に安いの?
15%節電って本当に必要?
自然エネルギーのコストは?安定供給できるの?

なおこの情報はピースメディアの以下のページをコピーさせてもらっています。
http://peacemedia.jp/event/110714.html

*************************

第5回《私達みんなが直面している危機だからこそ、真実が知りたい》
NO NUKES ~アジア・環太平洋 非核のために~

LIVE:
内田ボブ     http://amanakuni.net/bob/top.html
THE FAMILY    http://profile.ameba.jp/maizuru-peaceproject/
ヒデヨビッチ上杉 http://www.gernm.com/
TALK:
守田敏也     http://abc.pwkyoto.com/ http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/
冨田貴史     http://radio-active.cocolog-nifty.com/


日時  7月10日(日) 午後3時~9時
場所  京都大学文学部新館2階 第7講義室
http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/about/access/

2時半開場
3時開始(総合司会:鳴海姫子:ダンサー)
3:00~3:45 ヒデヨビッチ上杉 ライブ
3:45~4:45 守田敏也 トーク
4:45~5:45 ザ・ファミリー ライブ
5:45~6:00 休憩(おにぎり、飲み物アリ)
6:00~7:00 内田ボブ ライブとトーク
7:00~8:00 富田貴史 トーク
8:00~9:00 トークセッション、出演者全員+α(司会:守田敏也)
9時終了

・・・マーリンが前半のどこかで歌います!
歌に合わせて鳴海姫子の踊りも!

参加費 カンパ制
(経費を除いた全額を、『山水人』の有志が行っている。義援金に使わせて
いただきたいと思います。)
http://yamauto.jp/index.html

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

福島原発がまだ危険な状態がつづいているにもかかわらず、日本政府は各地の
原発を再稼働しようとしています。
今に始まったことではなく以前から、原発の問題は国内だけの事ではなく世界中
に大きな影響を与えています。

原発で使われるウランの多くはオーストラリアの先住民・アボリジニの大地から
掘り出され、原発の燃料を作る時に生まれる劣化ウランは、兵器になってイラクや
アフガニスタンで放射能をまき散らし、日本製の原発はヴェトナムなどアジア諸国
に輸出されようとしています。

過去には太平洋上で大気圏核実験が繰り返されて、ポリネシア、ミクロネシアや
そして日本および全世界を汚染し、今もアジア、太平洋の各地に被ばくの脅威を
与えながら、多くの国は核の道を歩み続けでいます。
そのような中「日本人はまだ原発を作り続けるつもりなのか」と、世界中の非核を
願う人たちが日本列島に住む私たちの意志・選択に注目を寄せています。

第5回目の集まりも福島原発事故の現状を直視し、もう少し視野を広げ、福島から
広島・長崎・上関・沖縄・アジア・環太平洋、そして、原発から原爆、核兵器へとその
背景を考え、核のない未来の実現に向け、集まりを持ちたいと思います。
今回も各地で大活躍の守田敏也さんをはじめ、チェルノブイリ原発事故以前から
核に向き合いメッセージし続け、近年はパラオやオーストラリアを回る旅にも出て
いる内田ボブさん、上関原発を中心に講演を続ける冨田貴史さん、舞鶴で自給
自足の生活をめざし平和や反核のメッセ―ジ歌うTHE FAMILY、河原町で一週間
ぶっ通しデモも企画し、沖縄・高江から帰ったばかりのヒデヨビッチ上杉さんを
お招きします。

また、おにぎり&飲み物を京都に避難しているベジカフェダイニングTOSCOさんと
オーガニック&ベジタブルフード マチャプチャレさんhttp://yaokan1748.exblog.jp/に
ご協力いただくことになりました。

呼掛け人
福村祖牛(山水人)sogyu@nifty.com 090-1587-6185

********************************

学校給食と放射能汚染~子どもを放射能から守ろう!!

NPO法人使い捨て時代を考える会
脱原発連続講演会第3弾

講師:菅野正寿さん、平賀緑さん
【日時】 2011年7月10日(日)14:00~16:30
【場所】 ひと・まち交流館 京都(河原町五条下る)
【入場無料】 (原発事故被災者義捐金にご協力をお願いします)
【問合】 使い捨て時代を考える会事務所 
 TEL075‐361-0222 FAX075-361‐0251
 e-mail: info[@]tukaisutejidai.com
* 託児あり:事前に使い捨て時代を考える会までお申込みください
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テーマと講師
•菅野正寿さん:「時代のために今を耕す
~東京電力福島第一原発から約50kmの農民の報告と思い」
1958年福島県二本松市生まれ
学校給食に食材を提供・地域で大きな成果を上げる
現在水田2.5ha. 雨よけトマト14a
野菜・雑穀1ha 農産加工所による複合経営を行う
福島県有機農業ネットワーク代表
•平賀緑さん:「放射能時代の食料問題
~生命を使い捨てる今日のフードシステム」
持続可能な食とエネルギー問題に取り組む。
今年9月よりロンドン市立大学食料政策センター大学院に進学予定
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来る7月10日に、京都ひとまち交流館で、
「学校給食と放射能汚染ーこどもを放射能から守ろう」と題して
福島県二本松市在住で、
学校給食に地元食材を使うことに大きな成果を上げた
有機農家の菅野正寿さんと、
持続可能な食とエネルギー問題に取り組んでいる
平賀緑さんをお招きして講演会を行います。
お忙しいと思いますが、来場をお待ちしております。
託児もあります。事前に使い捨て時代を考える会までお申込みください。

なおこの情報はピースメディアの以下のページをコピーさせてもらっています。
http://peacemedia.jp/event/110710-2.html
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