世の中シルバーウィークだそうで、私も庭の車やバイクなども見てやってます。ここでも錆との戦いです。ホンダ・ライフ(360)ですが、もう30年近くも前に新品のパーツで組み上げた車体。ボンネットも新品を使ったのですけどね。開いていたボンネットを母親が無理に締めようとして・・。それをパテ修正で私がオールペンしたのでしたが、パテがひび割れをして水か浸み込んで錆びていたのでした。気になっていたのですが、連休なのでやっとペーパーで研磨をしたところ。
現役で乘るんだったらちゃんと塗装するのだけど、まぁ、これ以上錆びないための応急手当。サーフェサーを吹いておきました。エンジンは2キャブでシビック(SB1)用ピントンを入れた400ccを一晩徹夜して組んで一人で載せたもの。ミッションは1速がドグミッションの5速です。どなたか乘ってくれる人いませんかね?
で、本題。大阪のご常連さんが近くの障害者支援のお店で4.790円で買って来たカメラ。スプリングカメラのスーパーフジカ6です。全体の状態は悪くは無いですよ。レンズは少し汚れでシャッターは止まる。ファインダーも汚れています。まぁ、メンテナンスで生き返るのではないでしょうかね。
シャッターはセイコーシャ・ラピッドですから悪くは無いですね。摩耗も少なく、使用頻度も少なかったようです。スローガバナーなどを分解洗浄して行きます。
レンズはテッサー型FUJINAL 75mm 3.5で、前玉のキズも少なく、清掃できれいになりました。
距離計連動ですからね。ヘリコイドの移動量をリンケージで伝えています。ファインダーが動いているのが分かるかな? 動きが渋いので清掃注油をします。
ファインダーも中々良い作りです。プリズムが奢られています。腐食は皆無です。
シャッターをジャバラに連結して。内部も清掃をします。
セルフコッキングではありませんが、自動巻き止め、二重露光防止付きです。
スプリングカメラにしては、トップカバーだけが妙に流線形というか、現代の一眼レフのようなシルエットです。
純正の速写ケースも程度が良いです。しかし、実使用の場合は、ベロの部分などは保革油を着けておいた方がよいでしょうね。前蓋のロックレバーも大きくて斬新なデザイン。写りも優秀でファンの方も多いようです。