今なにしてる         (トミーのリペイント別館)

カメラ修理などについてご紹介します。
富塚孝一
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SEIKO Liner は良い雰囲気の巻

2019年07月01日 15時54分32秒 | ブログ

わぁ、優勝だぁ。昨夜のF1は久しぶりにバトルのレースで興奮しました。ホンダのエンジンを搭載したレッドブルホンダのフェルスタッペン選手がスタートの失敗にもめげず残り3周のところで見事トップのフェラーリをとらえて優勝しました。ホンダエンジンの優勝は2006年ハンガリーGP以来13年ぶりだそうです。そういえば永いことホンダの優勝は見ませんでした。業績の悪化を口実に撤退参戦を繰り返しては遅れた技術を取り戻すのに膨大な時間と労力が掛かるということをホンダも思い知ったでしょう。レースはホンダのDNA。今後の活躍を期待します。

で、私の好きな非防水時代の時計が来ました。セイコー・ライナー23石はCal.3410 を搭載しています。製造は1963年7月のようです。AD文字盤は表面のニスが劣化した部分があります。

 

当時。大径薄型が流行りとなって、亀戸のゴールドフェザーに対抗して諏訪が出したのがライナーですかね。現状は作動していますが少し進み方向のようです。

 

 

機械は年代相応に修理をされて来た感じです。香箱の穴が摩耗により修正されています。

 

 

二番車は過去に錆が出たようです。

 

 

香箱のゼンマイにオイルを塗布して香箱フタを閉めます。

 

 

では、二番車から組み立てて行きます。

 

 

輪列を組んで一番受けをセットします。

 

 

良く写りませんね。何度も針の抜き差しを繰り返して来た針ですのでハカマが殆どなく止まりませんね。

 

 

まぁ、なんとかしてケーシングをしますが、機械留めのネジはオリジナルではないと思います。頭が小さいためしっかりと機械を固定出来ません。

 

 

ケースがステンレスなので比較的良い状態で残っているのでしょうね。

 

 

左は私の手持ちのクラウンで厚みは約9.5mmありますが、右のライナーは約8mmです。確かに薄いですね。

 

 

真ん中がライナー。いつの間にか私の非防水コレクションも数が増えて行きます。防水時計のケースは鎧を着ているようで、非防水の時計はなんか人間的で着け心地も良いので好きなんですよね。

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