三部構成の、大長編です。
どうぞ気長に、読んでください。
実はこれ、まだ執筆中なんです。
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大婆のひと声には、誰も逆らえない。
一人の例外、茂作を除いては。
唯それが為に、縁者からの白い目にさらされてはいたが。
しかし本日ただ今よりは、それも笑い話と化してしまうことに。 . . . 本文を読む
元旦に、突然届いた荷物。
日が経つにつれ、膨れ上がってきた。
中から出てきた物は……人形だった。
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娘の詰る声に、慌てて答えた。
「いやいや、一人さ。
お客さんがな、来てたような…夢だったかな…」
確かに考えてみれば、変なことばかりだった。
ありえないことばかりだった。
夢だとしたら、確かに納得がいく。
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元旦に、突然届いた荷物。
日が経つにつれ、膨れ上がってきた。
中から出てきた物は……人形だった。
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「ご主人さま。さよこは、お嫌いですか?」
哀しげな目を見せる。
「でしたら、お部屋に入れて下さい。
いつまでも玄関先だなんて、さよこ、淋しいです。」
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元旦に、突然届いた荷物。
日が経つにつれ、膨れ上がってきた。
中から出てきた物は……人形だった。
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顔を赤らめながら、小声で言う。
その恥じらいは、まさに乙女のそれだった。
こちらもつられて、どぎまぎしてくる。
相手は人形だというのに、正視できなくなった。 . . . 本文を読む
元旦に、突然届いた荷物。
日が経つにつれ、膨れ上がってきた。
中から出てきた物は……人形だった。
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「ま、まさか…。新手の詐欺か? いや昔からある手口だ。
勝手に送りつけて、封を開けたから代金を支払えとかいう。 . . . 本文を読む
この作品は、リメイク版です。
五、六年前でしょうか?
HPに掲載した作品です。
子どもの正義感、というでもいうべき内容でした。
中坊時代の想い出として、高校時代に書き上げた物です。
今回、聡からの手紙という形で、少し話を膨らませました。
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そして改めて覗いた時、今まさに、彼らに封筒が手渡されているところだった。
その中身が何であるかは二人にもよく分かった。
そして何より、友人は勿論私にも衝撃だったのは、皆が皆、あのへびを食べていたことであった。
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この作品は、リメイク版です。
五、六年前でしょうか?
HPに掲載した作品です。
子どもの正義感、というでもいうべき内容でした。
中坊時代の想い出として、高校時代に書き上げた物です。
今回、聡からの手紙という形で、少し話を膨らませました。
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「助けるんだ、助けるんだ、何としてでも助けるんだ。」
恐ろしい言葉が、やはり友人の口から洩れた。
言って欲しくなかった言葉が、洩れた。
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この作品は、リメイク版です。
五、六年前でしょうか?
HPに掲載した作品です。
子どもの正義感、というでもいうべき内容でした。
中坊時代の想い出として、高校時代に書き上げた物です。
今回、聡からの手紙という形で、少し話を膨らませました。
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私の心の中に
”付いて来るんじゃなかった。そもそも無理だったんだ、この計画は。
へび女がどこに眠っているのか、調べもしないなんて。 . . . 本文を読む
この作品は、リメイク版です。
五、六年前でしょうか?
HPに掲載した作品です。
子どもの正義感、というでもいうべき内容でした。
中坊時代の想い出として、高校時代に書き上げた物です。
今回、聡からの手紙という形で、少し話を膨らませました。
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「不老長寿の霊薬として珍重される人魚の肝でございます。
数多くの人魚が、心ない人々の犠牲になったのでございます。
△▽海の底深くに隠れ住んでいたこの人魚、嵐の夜に海面へと浮かび上がってまいりました。
そこへ沖から命からがら逃げ戻った漁師に捕まったのでございます。 . . . 本文を読む