昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

わたしも、ひと言

2014-10-05 10:41:48 | 時事問題
日曜討論での議論、楽しく(というと語弊がありますが)観ていました。
ひとりで、うんうんと納得したり、いやそれはと憤慨したり、と大真面目です。

で、わたしもひと言です。

「香港・シンガポールのキャリアウーマンの方々は、外国人(フィリピン人等)に子どもの世話をさせているから、日本人もそうすべき」といった内容の発言がありました。
一見ごりっぱな意見に聞こえますが、異議あり! です。
外国人に対して差別的な意識は持っていませんが、重要なことが欠けているのではと思います。
文化というものを無視した意見ではないかと思います。
価値観の相違というものが、当然に存在しているはずです。
子どもは、特に幼児期というものは、国特有の文化習得について大事な時期のはずです。
しつけが如何に大事かは、皆さんにも納得してもらえると思うのです。
昭和の時代を思い出すに、三世代同居が当たり前の時期においては、爺婆が子守をしていました。
別居していても、爺婆の元に預けたものです。
高齢者を労働力にということも良しとしましょう。わたし自身、働かねば経済的に困窮してしまいますから。
保育関係においても人手不足があるとか。
どうなんでしよう、高齢者がお手伝い出来る場なり事なりはないのでしょうか。
若い人たちに混じって、共に世話をするといったことは考えられないものでしょうか。

エネルギーの話が出ました。
当然のごとくに、原発です。将来的に、また二酸化炭素についての問題があります。
「老朽化した火力発電を無理矢理稼働しているから危ない」
ですが、原発の事故は大きな犠牲を伴います。
安全管理面をクリアしてのことと言われていますが、地震・津波等の対策が主のようです。
近年頻発している豪雨対策は大丈夫なのでしょうか。
「都市部だけさ」と思っていたことが、地方やら山間へと広がっています。
原発地区に起きないとも限りません。想定外は、必ずあるはずです。
しかも、新型火力発電の性能は高く、あちこちで計画されているとか。
事故の影響を考えると、やはり脱原発は正しいことのように思えます。
「世界には原発が増えている」のですが、右にならえの必要はないかと
。率先して原発を使う必要のない社会を目指すべきと思うのです。
節電技術やらエコ意識やら、世界に誇りたいものです。

賃金の問題もありました。
年功序列から成果主義に移行すべき、と。
欧米式の経済手法が正で、日本主義が負だといえないことは、現代の格差社会をみれば明らかなことでは。
成果主義においては、男性がさらに仕事に前のめりとなり、家庭を顧みなくなる、いや顧みられなくなるのでは? 
ますます女性の社会進出を妨げることになるのでは? と懸念しますが。
「年功序列では子育て世代に厳しい賃金体系だと言うのであれば、それは社会保障において対処すべき」
という意見に賛同です。
教育関係の無償化の方が、大きな門戸開放につながると思えるのです。


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