3月1日(土)。早くも3月になってしまいました 昨夕、当ビル地下の0でX部長、若者2人と4人で飲みました。4時間飲み続け1升瓶を空けたので、今日は朝から頭がぼや~っとしています(いつもですが)。男子一升の不覚です。一笑に伏してください
昨日、正午から当ビル10階ホールで「岩見隆夫さんを送る会」が開かれ、多くの政治家、財界関係者、ジャーナリスト、マスコミ関係者が集まりました
岩見隆生氏は1935年生まれのジャーナリスト、政治評論家。2012年10月から毎日新聞特別顧問 1989年から毎日新聞で政治コラム「近聞遠見」を週1回連載する一方、TBSテレビの「サタデ―ずばっと」にレギュラー出演していましたが、今年1月18日、肺炎のため死去(享年78歳)しました
安倍首相は当初、正午に来館すると聞いていましたが、国会審議の関係で午後1時25分に来館、専用エレベーターで10階に上がり、関係者に挨拶、献花をして1時45分に退館しました 首相だけで約20人のSPが付いてきたので、他の閣僚等を含めれば50人位のSPが来館し地下から11階まで警備に当たったと思われます。とても数え切れませんでした
玄関前で当ビルの警備員とともに警戒に当たりましたが、ちょっと見た範囲で、政治家では伊吹文明衆議院議長、赤松広隆同副議長、谷垣禎一法務大臣、森喜朗元首相、鳩山由紀夫元首相、河野洋平元参議院議長、渡辺恒三元衆議院副議長、海江田万里民主党代表、鈴木宗男新党大地代表、蓮舫参議院議員など、ジャーナリストでは田原総一朗、後藤謙次、橋本五郎などの各氏が目の前を通り過ぎて行きました (私が見ていないところで、みのもんた氏が地下駐車場から入館したようです。まだ正面玄関からは入れないのかな?) この日は、いかに幅広い層の人々が故人の死を惜しんでいるのかを再認識させられました
閑話休題
ジェームズ・ロリンズ著「ナチの亡霊(上)」(竹書房文庫)を読み終わりました 当ブログの読者Nさんからいただいた本の1冊です
コペンハーゲンで開かれたオークションで、チャールズ・ダーウィンの所有していた聖書が出品された 調査のため訪れたシグマフォース(米国国防総省の秘密特殊部隊)のグレイソン・ピアース隊長は、正体不明の暗殺者に命を狙われる 同じころ、ネパールの僧院で発生した奇病を調査していたドクター・リサ・カミングズは、狂気に支配された仏教僧と、同じ奇病に感染したシグマフォースのぺインター・クロウ司令官を発見する 奇病の発生を隠そうとする謎の組織に捉えられた二人は、ヒマラヤ山中にある「花崗岩の城」と呼ばれる施設に収容される。同じころ、南アフリカ共和国の動物保護区では、ズールー族の間に伝わる怪物の目撃例が頻発していた まったく関連性が見い出せない3つの事象は、どこでどう結びついていくのか・・・・・かつてナチス・ドイツが行っていた研究の正体の一端が明らかにされていく
ジェームズ・ロリンズは、本書の冒頭に「歴史的事実に関して」というコメントを掲げています。超訳すると
「第2次世界大戦末期の数か月、ドイツの降伏を受けて、連合国軍の間に、ナチの科学者たちが所有していた科学技術の争奪戦が始まった 中でも最も大きな謎に包まれていたのが、小さな山間の町ブレスラウ郊外の元鉱山。この施設で行われていた研究は、暗号名「ディー・グロッケ」(釣鐘)と呼ばれていた 周辺の住民たちの間では、奇妙な光を目撃したとの報告、原因不明の病気や死亡例が記録されている 一番乗りのソ連軍が現地に着いた時には、研究に携わっていた62名の科学者全員の射殺死体だけが発見され、実験装置は姿を消していた」
本書は上記の史実に基づいて書いたミステリー小説です。上巻を読んだだけでは、まだなお3つの事象の繋がりが明確には見えてきませんが、これからどうなるのか、ハラハラドキドキ読む手が止まりません。下巻が楽しみです