日常性の中に充実感を覚える時は?

2017年03月28日 12時19分53秒 | 社会・文化・政治・経済
人生は総仕上げの時が大事である。

国連の「幸福度」ランキングで、日本は155か国中51位。
経済力のほか健康寿命、頼れる相手の存在、人生を選択する自由度が幸福の基準。
幸福のは財産以外の要素が深く関わっている。
「これからは心の豊かさを重視する」と答えた人が6割(2016年政府の国民生活に関する世論調査)

日常性の中に充実感を覚える時は?
「家族団らんの時」48%と最も多い。
「ゆったりと休養している時」
「趣味やスポーツに熱中している時」
と続く。
いずれも仕事以外の時間である。
長時間労働の是正。
「働き方革命」
国民の心中にフィットした政策の実現を期待。

仕事ばかりに追われるていると

2017年03月28日 11時56分25秒 | 社会・文化・政治・経済
友人を会合に誘いに行く。
「忙しんだ」と断られるのが常だ。
だが、多忙ななかで、いかに時間をつくり出すかかが既に戦いなのだと思う。
忙しさへの挑戦で自分の生命が鍛えられると前向きにとらえたい。
この挑戦を重ねていけば、凝縮された時間の使い方、生き方ができるようになる。
大変な状況のなかで、自分は逃げない。
責任を果たす。
目に見えない「一念」と「行動」が、長い間に、何らかの成果を生むことにんるだろう。
生命を鍛える場があることは、幸である。
仕事ばかりに追われるていると、「次第に生活の喜び」「充実感」などが失われていくだろう。

価値観が互いに衝突した時

2017年03月28日 09時46分59秒 | 社会・文化・政治・経済
均衡点を探し出す

毎日新聞の社説は、3月27日から新しいスタイルになったそうだ。
それにしても、創刊が前身の東京日日新聞から145年を迎えたことが驚きである。
社説欄を設けたの創刊2年後の1874年(明治7年)。
初代社長の福地桜痴が筆を執り、明治6年政変後の民選議員論争に挑んだ。
社説の大きな役割は、価値観の吟味ではないかと思います。
人間社会には数多くの価値観があふれています。
同時に何を一番大切にしたいかは、人によって異なります。
問題になるのは価値観が互いに衝突した時です。
一方だけ採用し、他方を全否定したら社会は成り立ちません。
独善的な考え方が濃縮されがちなネット社会にあってはなおさらです。
多様な価値観の存在をまず認め、冷静に吟味した上で均衡点を探し出すのが社説に与えられた任務と考えます。
19世紀ドイツの哲学者ショーペンハウアーは「新聞は世界史の秒針」と言い残しました。
だから社説もあくまでもその日その日の暫定的な論評です。
論説委員長 古賀功さん