峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

半旗

2013年03月12日 | 時事ネタ
半旗(はんき)をごぞんじでしょうか?

弔意を表すために立てる旗のことです。国旗が一般的ですが、なかには所属する団体の旗を掲揚する場合もあるそうです。半旗は一度天辺まで上げてから1/3ほど下ろして止めるそうです。洋上の船では国旗に喪章を付けても見にくいために国旗を半下する方法で表すようになったそうです。

昨日3月11日の朝、出勤すると会社の門前で、頭上から
「カタカタ」と音が聞こえました。
見上げると、おりからの寒風に半旗が翻っていました。
「おおっ、ウチもやるジャン!」
言うまでもなく東日本大震災で亡くなられた方に対しての弔意ですね。



とーっても、感心したので10時過ぎに同僚に「半旗になってるよ」と話題にして外を見ました。

すると、なんと国旗が天辺まで上がっているではありませんか!
「なんや!半旗を知らないジンが途中で上げたな」

よせばいいのに管理部門に確認してみました。返ってきた答えは
「初めは半旗にしたのですが、喪章を付けた場合は天辺で良いそうです」
とのことでした。



なるほど吹き流しのような喪章が付いているのは気が付いていました。
そのときは「ご丁寧に」ぐらいにしか思ってませんでした。

そこで帰宅してから調べてみました。喪章が付いて云々は・・・

大正元年閣令第1号。大喪中ノ国旗掲揚方(たいそうちゅうのこっきけいようほう)ですね。
明治天皇の崩御に際して行われた大喪のとき、国旗(弔旗)の掲揚方法を閣令(明治憲法下で、内閣官制に基づき内閣総理大臣が発した命令。現在の内閣府令に相当する。)で定めたものだそうです。

それによると「旗竿の先にある竿球を黒布で覆い、旗竿の上部に黒布を付ける」とされています。



でもウチのって黒布だけじゃん(>_<)

ただそれは大喪の礼などの正式な方法なのでしょう。また旗の構造上、半旗にできない場合は黒布を付けて弔旗にすれば良いということになるのでしょう。まあ世界的には半旗の方が一般的らしいですし、弔意を表すのが何よりですから分かれば良いと思います。

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コメント (3)
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