峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

ECOフライデー300回数乗車券(樽見鉄道)

2014年01月04日 | 鉄道
昨日は家族で久しぶりに小さな旅に出かけました。

きっかけはこの切符。



樽見鉄道のECOフライデー300回数乗車券です。
あれこれ、能書きはあるようですが、簡単に言うと金曜日だけ使える回数券です。

一冊10枚つづり3,000円ですから1枚あたり300円。どれだけ乗っても300円。始発の大垣駅から終点の樽見駅まで(900円)乗っても300円。もの凄くお得ですね(゚o゚)

で、鉄っちゃんの我が息子が目ざとく見つけて、これを購入。一度大垣・樽見間往復をしたそうです。でもあと8枚残っていました。そこで昨日1月3日金曜日にみんなで乗ったらと家族に持ちかけたわけです(^^;) なるほど、それはいいねと行くことにしました。

出発はここ。
モレラ岐阜駅

ここから樽見まで往復します。途中駅ですけど、まともに買うと650円ですから十分ペイします。

写真では凄い田舎駅に見えます。しかし、すぐそばに岐阜県で一番賑わうショッピングモールがあります。そこまでは車で来ました。もちろん帰りはショッピングです。正月だけにかつての柳ヶ瀬のような凄い人出でした(゚o゚)



出発進行!
次の駅は「もとす、もとす」
本巣駅には樽見鉄道の本社があります。車庫の中には開業時のヘッドマークなどが飾ってありました。折しも離合で待ち合わせていたのが開業時と同じカラリングの列車でした。ロングシートばかりでボックス席のない車両です。

本巣駅

次は織部駅。
織部駅の隣には道の駅・織部の里があります。千利休亡き後、その後を継いだ古田織部の生まれ故郷にちなんだネーミングです。

織部駅

谷汲口駅はモレラ岐阜駅と並んで乗降客が多い駅ではないかと思います。特に正月や桜の時季は谷汲華厳寺への_参拝客が乗り降りします。名鉄谷汲線が廃線になってから、近鉄バスが谷汲方面へ連絡しています。

谷汲口駅

神海駅は国鉄樽見線時代にはここが長いこと終着駅でした。今では樽見まで延伸されており、そのため分割民営化後、第3セクターになったときに樽見鉄道の名前になりました。そのため離合設備があります。

神海駅

鍋原駅(なべら)は難読駅のひとつです。ここには根尾川温泉の効能書きがかかっていました。ガン封じとウツ封じとか嬉しい効能です。次の高科駅(たかしな)は飛ばします。

鍋原駅(なべら)
根尾川温泉の看板(鍋原駅)

ここらから山間に入っています。潜入蛇行している根尾川をトンネルと橋で何度もショートカットしていきます。



またまた難読駅名、日当駅(ひなた)と水鳥駅(みどり)です。間の高尾駅は省略します。
水鳥は濃尾地震の爪痕、6mの断層崖があります。そしてその地層を輪切りにして展示している根尾谷地震断層観察館があります。

日当駅・水鳥駅

次が終点の樽見駅です。ここは元・根尾村の中心地で、日本最古の桜・薄墨桜が対岸の丘にあります。お花見の時季は列車が大増発されます。そして花見客は樽見駅から一度下って根尾川を渡り、薄墨桜まで一直線に歩いていきます。その様はアリの行列のようです。

樽見駅

今は冬枯れで人も少ないです。まだ旅は続きます。続きはまた明日(^^ゞ

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コメント (6)
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