KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

「早春賦」の季節感以上の豪雪

2012年02月09日 | 世の中あれこれ
2012年の立春は2月4日です。

「早春賦」という歌は、以下のような季節感あふれる素晴らしい曲です。
暦の上ではすでに立春が過ぎ、人々の心の中には春が到来している。
それなのに、現実の春はなかなかやってこない。

昔の人は、「早春賦」を歌い、本当の春を待ち焦がれたのでしょう。

ところが、ところが、凄い雪の被害がのどかな歌の雰囲気を吹き飛ばしています。
三八豪雪や一八豪雪に匹敵する雪の状況です。

一旦、少し暖かくなったと思ったら、一転、寒さのぶり返しです。。。



『 早 春 賦 』

   作詞:吉丸 一昌
   作曲:中田 章

1.春は名のみの 風の寒さや
  谷の鶯(うぐいす) 歌は思えど
  時にあらずと 声も立てず
  時にあらずと 声も立てず

2.氷解け去り 葦(あし)は角(つの)ぐむ
  さては時ぞと 思うあやにく
  今日もきのうも 雪の空
  今日もきのうも 雪の空

3.春と聞かねば 知らでありしを
  聞けば急かるる(せかるる)
  いかにせよとの この頃か
  いかにせよとの この頃か


YouTube - 男声合唱による日本抒情歌曲集から「早春賦」


■歌詞の意味

春とは名ばかりの風の寒さよ
谷に住む鶯も、春の歌を歌いたいとは思うが、
まだその時ではないと思って、声も立てない。

氷は解け去り、葦は芽をふくらませる。
さては、いよいよその時かと思うと、期待に反して、
今日も昨日も雪の空が続く。

暦は春だと聞いていなければ、知らないでいたのに、
春と聞いたからこそ、つい待ち焦がれてしまうこの胸の春を待つ思いを
いったいどう晴らせという、今日この頃の季節の進みのじれったさだろうか。



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