今日は成人式

１９９９年までは、成人式は１月１５日と決まっていました。
この日が小正月であり、かつて元服の儀が小正月に行われていたことによるらしいです。
ハッピーマンデー制度導入で、２０００年から１月の第２月曜日になり、
祝日に歴史的意味がなくなり、機械的な感じになってしまいました。

同じように、「海の日」が７月の第３月曜日、「敬老の日」が９月の第３月曜日、
「体育の日」が１０月の第２月曜日になっています。

１月１５日が成人式で休みだった時には、左義長（どんど焼き） で、
神社に行ってしめ飾りなどを焼きに行ったものですが、
今は休みでないので、家族の者に持って行ってもらうしかありません。

ハッピーマンデーで連休になって経済活性化になるということもありましたが、
今は、火曜日や木曜日が祝日なら、オセロ休暇で月曜日や金曜日を休みにして
もっと長く休暇にした方が経済効果が高いのではないかと思います。


１月１５日＝小正月には、左義長以外に様々な行事が行われていました。
奈良の若草山の山焼きやお年玉年賀状の当選番号の抽選などがありました。

そのような、季節感あふれる伝統的な行事が別の日になってしまったのも寂しいです。

法律改正して、伝統的な意味ある日に祝日を戻してもらいたいものです。


■（参考）：過去の成人式の記事
・成人式に思う - ＫＯｆｙの「倍行く」人生 2005年01月10日
・成人式の経済効果 - ＫＯｆｙの「倍行く」人生 2008年01月16日