キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

韓国ひとりたび3泊4日

2017年09月11日 | ☆旅行─韓国
今度の連休、韓国ソウルへ一人旅してきます。
昨年10月に続き今回も、コンサート見るのが目的です。私の海外旅行、そればっかりですね。

旅程
初日夕方成田発で夜9時半仁川空港着。最終日は朝8時金浦空港発。
正味2日間といったところ。

ホテル
初日と2日目は、コンサート会場近くの安いホテル。
妙に安かったので、調べてみたら、どうも立地がラブホテル街。そのホテルもラブホテルを改装した模様。今は普通のホテルみたいですけどね。

3日目はキンポ空港そばのゲストハウスにしました。早朝出発のため、気を遣わなくていいように個室(バストイレは共同)。それでも4000円しないお値段。韓国のゲストハウスは前回も泊まったのですが、一般の家を改装してあって、フロントみたいなのがない。誰にお金を払ったらいいのかわからなくて困ったので、今回はちゃんと連絡取って行こうと思います。

ネット環境
前回はアメリカの従量制のSIMをローミングして使ったら、1日半程度の滞在で結局5000円くらいの請求が来ました。もうちょっと安く上げたい。友人のすすめで空港でWIFIルータを借りていくことに。初日の到着が夜遅いため、カウンターが閉まってしまうかも。なので、日本で借りていきます。4日間で1800円でした。安いですね。
コネスト


やってみたいこと
今回は正味2日間あり、コンサートも標準の長さのようなので(前回は9時間くらいコンサートにかかった)
すこし観光できそうです。気候もいいと思うので、街歩きも楽しみ。

江南の「SHERLOCK」をテーマにしたカフェに行ってみようと思います。
221B in Seoul

あとはどうしようかな~。
今のソウルってどういうところが面白いのかな?
おススメがあれば教えてください!




昔の旅行記再録 『寝台車で釜山に到着』

2016年11月09日 | ☆旅行─韓国
2002年に書いた文章。
旅行自体は1996年のことです。
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釜山に夜行列車で到着した朝、しっかり寝過ごした。
だいたいソウル~釜山間なんて5時間くらいしかかからないのだから、寝るひまなんて、あったもんじゃないのだ。


ソンニム!ソンニム!(※お客さんの意)」
と声をかけられて、とび起きたものの、列車はとうにホームを出て車庫に向かうところだった。慌てて荷物をまとめて降りようと思ったけど、車内の異常な乾燥のために、一週間連続装用可のコンタクトレンズが両眼とも、ぽろっとはずれてしまった。ずっとコンタクトはめてるつもりで眼鏡を持ってこなかった私の視力は裸眼で0.05くらい。ほとんど何も見えない。


ろくに見えない寝ぼけまなこで、走り出した列車から飛び降りようとしたら、車掌さんに止められ(当たり前)、結局車庫まで連れて行かれてしまった。
ホームから遠く離れたところで降ろされ、何だか情けない気持ちで小雨降る釜山駅のホーム目指して線路を歩く。
ようやく駅舎に入り、トイレで新しいコンタクトレンズを入れ、荷物をつめ直している時に「あ、ゆうべはいてたGパンがない」と気づいた。

寝台に置き忘れてきたんだ。
あ~何たるドジ!
今日は寝起きからついてないな~(というか、自分が悪いんだけどね)などと思いながら、とりあえず駅員さんに尋ねてみる。

「あの~、さっきソウルから着いたんですけどぉ、列車の中に忘れ物しちゃったんですー。どうしたらいいでしょうか?」

しかし、私の超つたない韓国語ではなかなか伝わらなかったらしく・・・・・
保線係の小屋のようなところに連れて行かれた。
(一応あちこちに電話したりしてくれたのですが・・・)

 
「ここに日本語の話せる人がいるから、待っていなさい。」

「はあ・・・すみません。」



金さんは60年配の小柄なアジョッシだった。私は日本語でまたはじめから事情を説明した。すると金さんは一緒に探してくれると言う。雨がだんだん本降りになってきたので、事務所にあった傘を借り、たくさん列車が止まっている車庫へ向かう。その朝、ソウルから釜山に着いた列車は何本かあったようで、しかも夜しか使わない寝台車はすでに切り離されていてなかなか見つからない。いろんな列車に上ったり降りたりしながら、金さんは日本に住んでいたときの話を聞かせてくれた。


「17歳までは名古屋にいました。そして釜山に来て、その頃は韓国語が上手に話せなかったから大変でした。」
「今はもう定年も過ぎたけど健康のために仕事を続けてるんです。」



やっと捜し求める私のGパンが見つかった。

お礼を言いつつ保線係の事務所へ戻ると、金おじさんは紙に釜山市内の地図を書いてくれて、日本へのお土産にはスーパーマーケットで売ってる紙パックの真露が喜ばれるし、しかも安いと教えてくれた。ひらがなで「しゅぅぱ」とまで書いてくれた・・・・・。(「スーパー」のことと思われます)

そのうえ、金おじさんはわざわざ駅舎の外まで見送ってくれた。

「私のドジのせいですっかり時間を取らせてしまった。申し訳ありませんでした。ほんとに助かりました。有難うございました。」と何度もお礼を言って別れたけど、真露は結局買わなかった。





釜山駅前で、金おじさんに何度も何度もお礼を言っていた時(日本語で)一人の若い韓国人のお兄さんにからまれた。私と金おじさんが日本語で話しているのが気に障ったらしい。

「ここは韓国なのに、どうして日本語で話すんだ?失礼じゃないか!」と言っているようだった。

金おじさんは、「気にするな」 と私に目配せをして、その若者を無視してにこやかに去っていったが、一人残ったわたしに彼は更にからんでくるのだった。
私も韓国では、つたないながらも極力韓国語を話すつもりでいたけど、金おじさんは私のために親切で日本語を話してくれていたのだから、それに敢えて韓国語でこたえるのも不自然だと思ったのだった。

その青年の態度は、とてもぶしつけで不愉快だったが、なるべく丁寧に

「ええ、私もそう思いますよ。(ちょどくろけせんがっけよ)」

と韓国語で言うと、彼はそれ以上言う言葉が見つからなかったのか、ぶつぶつ言いながらどこかへ消えてしまった。けんかを買わなかったからつまらなかったのか?それとも、韓国語が分からないと思って、好き放題いってたのに、韓国語で応えられて、ばつが悪かったのか・・・というほど韓国語が話せるわけでもなかったのだけど。

コンサート見に韓国へ 小遣いメモ

2016年10月13日 | ☆旅行─韓国
今回の旅の支出

★飛行機(JAL) ¥35,770
★コンサートチケット ¥28,000
★宿 ゲストハウス W25,000
   ホテル   W 148,824
★交通 T-moneyにチャージ W30,000
★食費 サンパプ W10,000
    コーヒー W3,500
    伝統茶院 W7,000
★買い物 コンサートグッズのパーカ W62,000
     限定シングルCD      W11,000
★お土産(空港でお菓子と海苔)W30,000


日本円合計 ¥63,770
韓国ウォン合計 W327,324 ⇒ 33,000円



ざっと合計 100,330円

ちなみに、空港で両替した時のレート
¥5,000⇒W49,500
このレートで考えるとW286,000のチケットを¥28,000で受け取ってしまったのは、良かったのだろうか?
その方の交換した時のレートでは大丈夫だったのかな。

韓国旅行雑感

2016年10月12日 | ☆旅行─韓国
7年ぶりに韓国に行って感じたことを少しまとめておこうと思います、
これまでさんざん書いてますが、今回の旅行は滞在時間も短く、しかも、起きている時間の大半をコンサート見ていたので普通の旅行とは随分違うのですが、それでも感じることがありました。

一番感じたのは、韓国と日本は「似てる」ということです。

韓国行くの10回目で、初めてこういう感想です。今までは違うところにばかり目が行ってたのですが、今回は似てることばかり目につきました。

空港が似てる
地下鉄が似てる
道路が似てる
コンサートの鑑賞スタイルが似てる

空港、地下鉄などの大きなものが似ているのはなぜなんだろう?おそらく、お金をかけてデザインを決定するとき、こんな風なのが好ましいという方向が同じなんだろうと思いました。
色使いやデザインが似てる。日本にいるような感覚でした。

地下鉄も。ホームに自動販売機があるのも同じだし、ホームの妙な位置に柱があったりするのも。

道路は、車道と歩道の作り方が似ててデザインに違和感なし。韓国は車が右で台湾と同じなんだけど、日本っぽい。

そしてコンサートの鑑賞スタイル。これは、イスンファンのコンサートだけの話かも、他を見てないからサンプル少ないですが、そして比べる対象が台湾、香港、シンガポールあたりだけだけど。日本に近い。

私がこれまで数多く参加してきた中華圏のコンサートは、みんな自由に気楽に見てる。歌手が歌ってても隣の人とおしゃべりしたり平気でしてる。日本だとそんなことなくて、ちゃんと歌を聞こうという姿勢をすごく感じるものだけど、今回それを感じた。

韓国と日本、両方を訪れる人たち、どっちがどっちか分からなくなったりするかもと思うほど。


隣同士の国は仲が悪いというのは世界共通らしい。行き来が多くなれば摩擦も増える。そこに韓国と日本は、この似てる点が加わって更にこじれやすくなるのかもと思った。兄弟みたいなものかもな〜。

コンサート見に韓国へ 最終日

2016年10月10日 | ☆旅行─韓国
コンサートが終わったのが2時頃。残って地元のファンの皆さんに混じってゆっくり後片付けなどもやりたかったのですが、飛行機の時間もあるし、宿に急いで帰ることにしました。あとで聞けば、この後イスンファンがまたStageに出てきたらしい。それと、正確な公演時間がスクリーンに映し出されたりしたみたい。どうせ寝る時間ないんだから残ってればよかったな。

帰りはさすがに夜中なので、公園の中を通って帰ることはせず、遠回りですが普通の道で帰ります。あまり人は歩いておらず、みんな車で来たんでしょうね。





夜のオリンピック公園。なんか、古い百済の村が再現されていました。なんだったのかな?



すごい高層ビルが建ってました。
何階建てかな?

公園のまわりずっと銀杏の並木。ぎんなんがたくさん落ちてて靴底がベタベタに。臭いよー。


30分近く歩いて、部屋に戻り、お風呂に入ったり、荷造りしたりしてたら3時過ぎました。
明日は(今日だけど)7時にはバス停に行きたい。2時間ちょっとしか寝られない。
目覚ましかけて、仮眠。

6時に起きて6時半にチェックアウト。
空港行きのバス停までテクテク。
どうしてもギンナン踏んでしまう。


暗いうちに起き出してチェックアウト


風が冷たい。ありったけの服を着てます。
バス停近くに行くと、ちょうどバスが来てた。
6200番。
バス停をでて信号待ちしてるところ、運転手さんにアイコンタクトして、ドアを開けてもらう。30分前のバスに乗れた感じ?空港まで90分と案内にあったけど、車内では60分と言ってる。日曜の朝だしこれは結構早く着きそう。

果たして8時には空港に着いちゃった。
11時過ぎの飛行機なので時間たっぷりあります。
コーヒー飲んだり、お土産をちょっと買ったり、旅日記書いたりしてしてたら意外とあっという間に時間に。




午後1時半過ぎに成田に着きました。
忙しい旅でした。
今回は韓国と日本がすごく似てると感じて帰ってきました。
言葉は通じないのだけど、ものすごく似てる。
昔韓国に通ってた頃は、日本と違う点ばかり目についていたのだけど、今回は似てるところばかり目についた。不思議。






コンサートを見に韓国へ 2日目その2

2016年10月09日 | ☆旅行─韓国
地下鉄でクァンナル駅まで行きそこから地上に出てバスに乗り換えろというグーグル先生のお告げ。川の近くなので道幅広い!バス停は車道に島が作ってある。目指すバスはすぐに来た。




停留所のアナウンスがあるか、あっても聞き取れるか不安だったので、運転手さんにプリントアウトしておいたグーグル先生のルート情報を見せて、ここで下ろしてね。と言っておこう。

通じたのか通じてないのかわからないけど、気持ちは伝わったはず。
果たして、目指す停留所に来たとき、excuse me!って教えてくれた。ありがとう運転手さん。

コンサートはオリンピック公園の中のオリンピックホールというところで開催される。この一帯は1988年のソウルオリンピックを記念して大きな公園になってます。代々木公園みたいな感じかな?都心じゃないけど。コンサートのあと交通機関がないと不便だと思って、今夜の宿はオリンピック公園内のオリンピックパークテルというところに予約した。公園内と言っても歩くと30分くらいかかる距離。





15万ウォン弱の安くないお値段だけど、古くて公共の宿みたいな印象。部屋は15階。荷物をおいたらすぐに会場に向かわないと。予定よりもかなり遅れてしまった。


オリンピック公園は、いろんなイベントがあちこちで行われていて、やっぱり代々木公園みたい。防災イベントやってて熊本地震の写真の展示があったんだけど時間なくてゆっくり見ることできなかったけど。天気もよく公園を抜けて行くのは気持ちよかった。





でも!
迷った!園内の道、真っ直ぐじゃないから…わ~コンサートの開演がせまるー!

なんとか、道を見つけてたどり着いたら開演15分前!ぎりぎりだ。早めに行ってグッズを買ったりしようと思っていたのに。グッズ売り場には長蛇の列。今から並んだら開演に間に合わないかも。休憩時間に再チャレンジすることにして、まずは中へ。





これが一番緊張したところ。
今回、普通にチケットが買えず、買った人から譲ってもらったチケット。決してダフ屋とかじゃないけど、主催者がどういう態度でいるのかわからないから、もしかして入れないかも?!と心配していたのでした。

でも、なんのチェックもなく、普通のコンサート同様半券をもぎってくれただけでした。

ホッ。

良かった。
ご心配いただいた皆様、ありがとうございました!!



コンサートを見に韓国へ 2日目その1

2016年10月09日 | ☆旅行─韓国
6時頃に一度目が覚めたけど、長い一日になるだろうことを考え、二度寝する。10時前になってやっと起きる、朝ごはんは10時までだった…結局このゲストハウスの人に会えなかったな〜朝ごはんのシステムもよくわからないままになってしまった。洗顔したり荷造りしたりしていると、部屋に私を探しに来た人がいる。宿代の徴収だった。オーナーではなく、頼まれてきた人のよう。この怪しい人に渡していいものか?とも思ったけど、ままよ、と25000ウォン渡す。受取とかはくれないみたい。





身支度を整え、11時に宿を出て地下鉄で仁寺洞を目指す。安国駅に降りるとホンデあたりと違い老人ばかりか目立つ。

仁寺洞はソウルに来るたびにだいたい訪れている地区。書画骨董の並ぶ町並み、伝統家屋を利用した飲食店など趣がある街、今回は土曜日ということもあってか、もの凄い人出。チマチョゴリなど、韓服を着た若い人が大勢いた。あれは何だろ?舞妓さん体験的なものだろうか?あるいはコスプレ撮影会?





これから朝昼兼ねたご飯を食べる。今夜はコンサートだし明日も朝から空港へ行くので、これがソウルで食べる唯一の食事のチャンス。先日知り合った韓流ドラマの吹き替え原稿作ってるという方におすすめされたレストランに行こうと思って来たのだけど、グーグルマップで指し示すエリア一体が工事してる。

20年前にはじめてきたときも、仁寺洞の路地には韓屋が軒をつらね、中には食堂などもひっそりとあったのだが、今はぎっしり飲食店になっている。韓定食が食べられる店が多いみたい。





どこも良さそう。
でも一応リサーチしてみるか。
とネットで調べて出てきたサンパプ(包みごはん)の食べられる店に行ってみる。

ネットの地図を頼りに歩いていくと、あ、ここは、有名な「伝統茶院」のお向かいだ。食後に帰りに寄ろうかな。





ソンドという食堂は路地のどんつきにあり、隣の食堂にはお客が溢れていたがここは無人。お店の人の姿も見えない。やってないのかな?客のこない店なのか??多少不安になりつつも、玄関から声をかけてお店の人を呼んで中に入る。


ここから、今回初めての韓国語を使う場面だ。お店の人には英語も日本語も通じない。

私「食事できますか?」のつもりの「シクサ?」

店(入れの仕草)「そこへどうぞ」

私(メニューを見てサンパプを見つけ)「サンパプチュセヨ」

店「サンパプよ?イリンブンアンデヨ」サンパプですか?一人前ではできません。

私「え?やちぇがもごしつぽよ〜じゃ、ムォガ?」野菜が食べたかったんです。じゃあ何ができるんですかのつもり

店(メニューの写真を指差しつつ)この辺ですね。(そして最後にサンパプを指して)これもやります。(って言った気が…)

私「サンパプててよ?」サンパプできますか?

店「やってあげます」

という訳でサンパプを食べることになりました。山盛りの野菜とおかずが運ばれて来る頃には、お客さんも少しずつ入り始めてホッとしました。おじさんおばさんが多い、観光客いない感じ。



お味はまぁまぁ、以前釜山で食べたときほどの感動はなかったけど、一人分10000ウォンで食べさせてくれてありがとう。他のお客さんはチヂミとか参鶏湯なんかを食べてた。さんパプの人もいた。

この店を出てお向かいの伝統茶院へ。何度も来ている有名店。天気が良かったので、中庭のテーブルで五味子茶を飲む。ここも初韓国のときも来たのだけど、いつの頃からかメニューに日本語も載るようになって頼みやすくなりました。お茶代は7000ウォンで、庭だったからかキャッシュオンデリバリーだった。店員さんに「チグム(今)」と言われてわかった。





時間ないのでギャラリーは覗かずお茶だけして移動。

今度は鍾路サンガ駅から。いつも鐘路に来たら教保文庫に行くけど、もうそんな時間はない。っていうかまだあるのかな?あの本屋さん。
多分韓国でもリアルのCD屋はどんどんなくなってるんだろうなー。結局今回は買い物できず。

イスンファン パデイ7速報 1

2016年10月08日 | ☆旅行─韓国
無事会場に入れました!
グッズの列が長くて、会場に入れそうにないので諦めて入っちゃいました。

アリーナのステージ向かって左側、10列目です。お台場のときよりずっといい席です。
緑の帽子かぶってるのでもし中継で客席見えたら探してください。





熊本の皆さん、阿蘇の噴火、大丈夫ですか??

コンサート見に韓国へ 初日 宿へ

2016年10月07日 | ☆旅行─韓国
空港鉄道をホンデイック(弘大入口)で降りて、宿へ向かいます。
地上に上がると、雨がぱらつく中、大勢の若者たちがいました。学生街というか若者の街なんですね。道の両脇に飲食店、やすそうな居酒屋っぽいところが立ち並んでていて楽しそうな街でした。





程なく宿に到着。
これは朝撮った入口の写真



宿はこの建物の3階にあります。
ドアまで行くとこの貼り紙が。



メールで勝手に入って寝ていいという連絡はもらっていたので、暗証番号を押して、なかにはいりました。フロントらしくものはなく、いきなり洗面所があり、私の部屋もすぐ。
部屋は二段ベッドが二つある4人部屋。狭い!
スーツケースを広げるスペースなし。もともと荷物少ないから平気ですが。









コンサートを見に韓国へ 仁川国際空港から市内へ

2016年10月07日 | ☆旅行─韓国
一人で韓国に来るのがとても久しぶりだということに気がついた。そもそもソウルに一人で入国するのは、初めての韓国旅行以来2回目だ。初回は、金浦空港だったから、インチョンに一人で降り立つのは初めての体験。

その他の韓国一人旅は全て釜山港からスタート。

結局ガイドブックも会話帳も持たず来てしまった。ちゃんと宿までたどり着けるだろうか?実は、これだけ一人旅してても、毎回ドキドキしてしまう。

成田を18:45頃発った飛行機は、2時間10分程飛んで、21:20頃に仁川国際空港に到着。空港は広くて混んでないけど、移動だけで時間かかりイミグレ、税関、両替して出てきたのが22:00。5000円だけ両替して49000ウォンくらいになりました。

今宵の宿までは空港鉄道で向かいます。駅の券売機で、交通カード「ティモニ」に30000ウォンチャージして乗り込む。日本語表示にできてよかった。




列車内は、異国感なし。どこか日本の東京じゃない街に来たような感じ。でも、コート着てる人たちを見かける。えええ〜!



くまモンいるし。


コンサートを見に韓国へ 初日

2016年10月07日 | ☆旅行─韓国
準備編

初日は夕方の飛行機なので、まず準備のことを書きます。コンサートチケットのことはさんざん書きましたが。

■飛行機

10日ほど前に購入。三連休ということもあるのか、羽田の安いチケットは買えず、成田発着にしました。4万円くらい。

■ホテル

コンサートの日は遅くなっても徒歩で帰れるように、会場近くのホテルを一月ほど前に予約しておきました。13000円で予算オーバーだったので、初日の宿を安いホステルにしてバランスをとりました。初日は仁川国際空港から交通便利な麻浦区の弘大で探しました。ホステルは一泊2500円くらい。

■ネット環境

初日夜遅く現地到着だし、滞在時間短いし、仁川国際空港でプリペイドSIM買いにくいという情報もあったので、昔アメリカ旅行で使った従量課金のSIMでローミングすることにしました。
日本でもローミングで使えるはずなので設定してみたら無事使えました。きっと韓国でも大丈夫でしょう。宿などではwifiで繋げば、1000円くらいの課金で済むのではないかと思います。

■現地通貨

7年前に行ったときの残りのウォンがありました。数えてみると日本円で1万円くらいあるみたい。もしかして両替しなくても足りる?いや、コンサート会場でグッズ買いたいから、やっぱり両替しとこ。


昼過ぎまで仕事して、それから出発です。スカイライナーの予約して、ウエブチェックインして…と思ったらエラーが出てウェブチェックインできない!!早めに空港に行きましょう。荷物は少ないから全部手荷物で機内持ち込みます。

ソウルの美味しいお店教えてもらったんだけど、多分行く時間なさそう。仕方ない。今回はコンサート目的。


さっき今夜泊まるホステルから、「玄関の暗証番号おしえるので、フロントに誰もいなくても勝手に入って泊まってね」的な英語のメールが来ました。
部屋番号、ベッド番号も書いてあり、それによると上の段のベッドみたい。アバウトな宿だわ。



韓国ソウル行き

2016年10月05日 | ☆旅行─韓国
10月にソウルへ行くのは20年以上ぶりです。
初めて韓国に行ったのが10月でした。とても気候が良くて、好印象だったのを覚えています。

天気予報を見てみたら、今週までは東京とそれほど変わらないですね。
でも最低気温が低いか。
週末は雨も降るようなので、傘をもって行きます。

傘と言えば…その昔韓国一人旅してて、大雨なのに傘を持ってなくて駅で雨宿りしていたら、知らない小母さんが「傘がないの?」と話しかけてきて、「そうなんですよ~だから雨宿りしてるんです」とかなんとか答えたら、しばらくして、その小母さんがどこからか折り畳み傘を買ってきて「はい、●×ウォンね」って。頼んでないけども・・・。ということがありました。(安い値段でした)
日本人ならこんなことしないよね、っていう体験がいろいろあって、異文化だな~と思ったものです。


さて、今回でちょうど10回目の韓国旅行、2泊ですが深夜について早朝に帰ってくるので、滞在ほとんど1日だけです。
手に入れたチケットが無効(!)とかにならずに無事コンサートに入れたら、まず自由時間はありません。


まだ何の準備もしてません。これから、ソウルのSUICAみたいなT-Moneyを探さなくては!どっかにあったはず・・・



やはりソウルに行くことになりました

2016年09月27日 | ☆旅行─韓国
2009年に行って以来なので実に7年ぶり。
例のイスンファンのバディ7に行けることになったんです。
夢のようです。(ご尽力いただいた知人の奥様に大感謝です)

目下の旅程はこんな感じです。

初日:昼過ぎまで仕事して成田へ向かう。
夜便で仁川空港へ。弘大(ホンデ)のゲストハウス泊(1泊2,000円)

2日目:コンサート会場近くのホテルに移動(1泊13,000円)
   午後3時ごろから深夜までコンサート!!(体力持つか心配)

3日目:朝食後仁川空港に向かい午前中の便で帰国。



ほとんどソウルでの街歩きの時間がありません。
でも、2日目のランチくらいは、しっかり食べようと思います。

1995年韓国旅行 再録その2

2016年03月18日 | ☆旅行─韓国
3日目 10/22(日)


朝7時起床
Kさん、ルビーパレス(というサウナ)に予約の電話。うまくいく。
朝食はコーヒーショップでバイキング。
地下鉄でシンサまで。ルビーパレスに9時半頃到着。ロッカーの鍵をもらい、サウナに入って、アカスリとマッサージ。シャンプーまでしてもらって2時間くらい。私達のほかに客はなく、お風呂使ってた人はみんな従業員みたいだった。

シンサから、アックジョンまで歩く。
ちょうどお昼。途中セブンイレブンでジュースを買い、アックジョンの街をぶらぶらしてたら、ガイドブックに載ってた「キヨンボックン」というレストランにぶつかった。店構えがあまりに立派だったので少しひるんだけど、Kさんも行こうと言うので入ってみた。ところが、入口で車の整理をしていた人に引き止められ、「チャリガオプソヨ(席がない)」と言われる。「ネーイル●×▲■~」明日来いって言ってるみたい。近くにサムウオンガードンと言うカルビの店があるからそっちへいけとも言われる。
親切なのか、サムウォンガードンの回し者なのか??

 ※この時韓国語が分かったのかな??


この後は少しダイジェストします。

結局サムウォンガードンで昼食。高級店だったけど、美味しくサービスもよかった。でも最後にチップチップといわれた。昼間から若い女性二人で来て焼酎まで飲んだのでお店の人にびっくりされる。

昼食後、地下鉄で移動。
またUくんと待ち合わせて西大門独立公園へ。
ここは日本時代の監獄跡。いろいろな展示を見てまわる「関東大震災と朝鮮人虐殺」という特別展示あり。
天気がよく、監獄後とはいえ爽やかだった。独立門もみる。公園で踊る人々。

地下鉄で江南へ。
新川駅で降りて、漢江クルーズ。チケットを買う時に、地元の青年に「日本人ですか?」と話しかけられる。金さんという証券会社に勤める人。日本語が上手。「日本で親切にされたから日本人に親切にしたい」と言って、いろいろ話をしてくれ、帰りは車で遊覧船乗り場からアックジョンの駅まで送ってくれました。
かれはデート中だったけど、そのお相手というのが韓国で流行ってるTVの「MAKELOVE」というお見合い番組に出て知り合った人なんだそう。まだ会って1週間なんだって!


漢江クルーズは50分の船旅。
出航までに1時間くらい時間があったので、乗り場のレストランで食事。ワインのテイスティングもやる店でしたが料理は全然いけてなかった。
夜のクルーズで、景色はきれい。デート向き。
風が寒かった。2~3年前に落ちた橋のところも通った。見事に橋が無くなっていました。


金さんに駅まで送ってもらった後、「たえらん(茶芸廊)」というお茶屋さんに行く。3人で日韓問題などを語り、ホテルに戻ってきたら11時回っていました。




4日目 10/23(月)

早朝5:30起床で、同行のKさんは帰国の途へ。
私はまだあと1泊するので、のんびり。

行きの飛行機で隣に座ってた、これまた金さんに連絡して、3時に待ち合わせ。
そのあとUくんの住んでいる安山市へ地下鉄4号線で向かう。郊外では国鉄につながっていて便利。朝食は明洞で買った揚げパン。

車窓には、大きなアパート群も見えるし、田んぼも見える。
中央という駅で降りる。公衆電話でUくんに連絡し、迎えに来てもらう。
まずは住んでるアパートを見せてもらう。駅前ビルの中。ワンルームで事務所みたいな部屋だ。実際事務所にしてる人も多いらしい。

Kさんが渡しそびれてたと私に託したお土産のお菓子を渡し、一緒に食べながら、平家物語の話。そのあと同じビルの中にある食堂で、カルビとか冷麺を食べる。そのまま同じ建物の中のスーパーみたいなデパートみたいな店で、カセットテープとかCDを買う。どれを買おうか迷っていると、Uくんが「いま韓国ではこのCDが人気あるみたい」と言って紹介してくれたのが、イスンファンの4集とキムゴンモの3集でした。

※ここがイ・スンファンとの出会いでした。


一人歩きの午後。たくさんの出会いがあります。

安山からソウル市内へ戻る電車の中で、左隣に座ってた若い女性が日本語を勉強中らしく、テキストを広げていた。話しかけてみる。明日試験なのだそう。漢陽大で舞踏を専攻していて、日本語は教養科目。それほど話せる人じゃなかったので、あまり話は弾まなかったのだけど、その隣に座ってたおじさんが時々英語で話に参加してきて、さらに私の右隣に座ってたおばあさん(全羅道出身、韓国語しか話さない人)もまじえておしゃべり。
おばあさんが私に韓国語で話しかけてくると、左隣の女子大生が通訳してくれる、それでも通じないとその隣のおじさんが英語でヘルプしてくれるという愉快な構図でした。
サダンという駅で女子大生が下りて行くと、私は独力でおばあさんの韓国語に立ち向かわなきゃいけなくなったのだけど、今度は新しく乗ってきて目の前に立った青年が、上手な日本語を話す人で、通訳してくれて助かりました。

市庁駅で乗り換えのために降りると、その青年も一緒になり、ホテルまでご案内しますよということでお言葉に甘える。この人も金さんで、4年間立教大学に留学していて今は韓国で日本語を教えているそう。今はサラリーマンだけど、いつかは経営者になりたいから名刺を作らないと言ってました。



ホテルに戻って買い物をいったん部屋に置くと、ちょうど待ち合わせの時間。
ロビーに飛行機で一緒だった金さんと奥さんの兪(ユ)さんが待っていました。
奥さんのユさんは、細身の賢そうな美人で、美男美女カップルだと思いました。

まず、ホテルから車に乗ってヨイドの63ビルに行きました。
いろいろおしゃべりしましたが、ユさんが通訳してくれました。彼女は中国の吉林省出身の「在中僑胞」で、中国の外語大で日本語を専攻していたので、トリリンガル。
彼女の両親は日本時代に日本語教育を受けているので、数字などは今でも日本語を使っているという話。
対して夫の金さんの方は全羅南道の木浦の方の出身らしい。サトゥリ(方言)は、田舎っぽいから話したくないと言っていました。

この夫婦は二人とも上昇志向の強い人たちで、私はちょっと押され気味。

たとえば、お金持ちは江南の高級アパートに住む。
「いい畑と悪い畑があるように、成功するためには住む場所はとても大事だ」などと話してくれた。金さんは今はサラリーマンだけど、昔貿易に携わって成功したことがあってその時に仁川にアパートを買ったそうで、ローンも完済してるらしい。
すごい。若いのに!
だけど、今はソウルで仕事していて、仁川では通勤に不便なので借家に住んでる。韓国では家を借りるときに、保証金を300万ウォン位積むと家賃タダでいくらでも住めるんだそうだ。
貧乏人は家賃を払うけど、少しお金あればいいシステムですね。


 ※当時のレート 100W=¥13.2
  300万ウォンは、40万円くらいだ。
  40万で家賃タダなんて!よほど金利が高かったんでしょうね。当時の韓国。



63ビルの駐車場の車の停め方が結構ぎゅうぎゅうで、これじゃ車出したいときに出せないんじゃ?と心配になったら、金さんが説明してくれた。
そういう風に人の進路をふさぐように停める車はギヤをニュートラルにしてサイドブレーキも掛けずにおくと、出たい車がその車を動かしていい仕組みなんだって。

へ~!って、日頃運転しない兪さんも知らなかったらしく、ふざけてその車を動かしてみようとしたら、金さんがすごい剣幕で「危ないから触るな!」と怒りました。この夫婦だけかもしれないけど、韓国の男女関係ってこういう感じなのかもって少し思いました。


(((((( 中略 ))))))))

漢江沿いの何車線もある広い道路がひどく渋滞してるなか、オリンピック公園などを車窓から見て、サドンというところで、夕食。
ナッチぽっくむという辛い料理をご馳走してもらいました。美味しかった。
ホテルまでまた送ってもらったのが夜9時頃でした。
たくさん話ができてとても面白かった。

そうだ、丙午の話になった。
中国や韓国でも丙午の女は良くないっていうらしい…




5日目 10/24(火)

ホテルで朝食を食べ、ロッテデパートの地下へ。
開店と同時に入ったら、店員さんたちがずらりと整列!日本のデパートと同じですね。
キムチをお土産に購入。

キムチがこぼれないように厳重に荷造りして、ホテルをチェックアウト。
荷物を預けて、最後の街歩きにでかけたのは「南山公園」
秋晴れの爽やかな空気の中、ソウルタワーに上りました。

南山で近くにいたおじいさんに声をかけて、自分の写真を撮ってもらおうとしたけど、なかなか通じなかった。身振り手振りで伝えたら、快く写真撮ってくれたのですが、韓国語、勉強しないとな~と痛感。地元の人とたくさんおしゃべりしたけど、韓国語はほとんど通じていないので。



ホテルに戻り、ガイドの羅さんに迎えに来てもらって、お土産屋に一度寄って、空港で日本に絵葉書をだし、金さん兪さんに電話して昨日のお礼をいい、無事帰国しました。


CD 1万ウォン位だ。安い。カセットは1200Wってどんだけ安いの!
揚げパンの安さも電車賃の安さもびっくりしますね。ソウル中心部から安山市までといったら、1時間半くらいかかる距離なのに・・・(750Wといったら100円くらい)。




初めての韓国。
濃かったなぁ…。
今読み返しても、韓国語も話せないのに街中でいろんな人と交流してますね。

この時の体験が強烈で、「もっと話したい!」と、帰国してからNHKのハングル講座を始めるんです。
そしてしばらくは夏休みやGWの長期休みには、一人で韓国に出かけていました。
ホテルも予約せずにぶらりと。
だいたいフェリーで釜山から入って、ソウルまで行くという感じ。

韓国語もどんどん上達して、結構話せるようになってきたところで、急に香港方面に転んだのでした…そして香港映画経由で、台湾通いが始まりました。

1995年韓国旅行 再録その1

2016年03月17日 | ☆旅行─韓国
初めて韓国に行ったときの旅日記が発掘されました。
読み返してみたら、忘れていることばかり。
ツアーで行ったんだとか、いろんな人に会ってるなぁとか。
再度記録したいと思います。
この旅行は、同級生がソウルに住んでいたというのがきっかけでした。

日程 1995年10月20日(金)~10月24日(火)
同行者 Kさん(ソウルのホテルで合流)
HISのホテル付自由ツアーだったみたい。
ホテル:ロッテホテル



初日 10/20(金)

午前中仕事をしてから成田へ。ユナイテッドの夜便。897便。
ソウルまでは2時間。
隣の韓国人男性と話をする。

空港に着くとキムチのにおいがするなどと本に書いてあったけど、そんなことはない。
入国審査、むっとした顔の係りの人だ。「アンニョンハセヨ」と言うと顔がほころび「はんぐんまるる・・」と言われたが聞き取れない。「何日滞在しますか?」と日本語で聞かれる。「おーいる(5日)」とたどたどしく答えた。

トイレに行って、荷物を取り、両替をして外へ。
迎えの人がずらりと並んでいる。何か気恥ずかしい。私の迎えのHISの人もいるはず、と出迎えの人々の持ってる紙をのぞき込む。
ありました。「●●(私の苗字)御一行様」という紙。
ひとりなのに・・・。
実際に、HISの係りの羅さんが迎えに来たのは私だけだった。タクシーでホテルへ行くことになる。

空港のタクシー乗り場でひと悶着。
乗り場に並んでいると、後ろの人がどんどん乗るので、羅さんがいろいろ言って、乗っている人を下ろそうとした。一台目のおじさんは、けんか腰で言い返してきて、降りようとせず。二台目の人は下りてくれたので、そのタクシーに乗る。
羅さんの話によると、「この頃は韓国人も順番を守るようになってきたんだけど、こっちの人はせっかちだから…。最初のおじさんはそっちが乗ろうとしないから乗ったのだって。おかしいですよね?失礼でしょ。」と怒っている。

タクシーで空港に向かう途中、羅さんといろいろ話をする。帰りの迎えの打ち合わせをした後、朝鮮総督府(今の国立博物館)はどうして取り壊されることになったか?という話になる。
「日本の建てたものだからでしょう?」と私が言うと
「それだけじゃない。それだけなら、市庁もソウル駅も銀行も日本が建てたものだけど壊さない。あの建物があるために、宮殿が門から見えない。大統領官邸も宮殿の後ろにあるけど見えないから、というのが一つの理由。それから宮殿の後ろに「大」という形の山があり、博物館は上から見ると「日」という形に見え、市庁ふが「本」という形に見える。つまり「大日本」。それが、韓国の方位学の重要な場所にあるから、というのがもう一つの理由。」と話してくれた。

夜9時半ごろホテルへ到着。ロッテホテルはいいホテル。
フロントへ行くと同行のKさんはすでに部屋にいるとのこと。
羅さんとはここで別れる。
部屋でお風呂に入ってから、夜10時ごろ、少し外出。
明洞まで歩いてみる。にぎやか。東京と変わらない感じで、夜歩きも怖くない。
コンビニみたいな店でビールとコーラを買う。レジはPOSが導入されている。店の人に何も話しかけられず残念。
Kさんは先に歩いていたそうで、道を知っていた。




2日目 10/21(土)

7:20起床。朝食は贅沢してルームサービス。
Kさんはアメリカン。私はカルビタン。カルビタンにはカクテキやノリなどが付いてきた。
朝食後ホテルの地下の銀行で両替。係りのお姉さんがとても愛想がいい。

10:00 こっちに住んでいる同級生U君がホテルにやってくる。
今日は3人で観光。
まず、徳寿宮へ。ここは景福宮を小さくしたようなところ。U君の説明がすばらしい。豊臣秀吉の時代に景福宮が燃えてしまい、宮殿をココに移した。建物一つ一つの前で歴史的な背景を説明してくれる。すごい。


昼食は「韓定食を食べたい」という私のリクエストで仁寺洞まで歩き、トゥレという店を探す。
仁寺洞は歩行者天国になっていて、骨董品や筆、古本、陶磁器などを売る店が並ぶ。今日はちょうど何かのお祭りらしく、屋台がいろいろ出ていた4.飴を切って売る店は「芸」をするのがお約束なのか、何軒もあったけど、どこもにぎやかな音楽をかけて、はさみをカチャカチャ言わせて芸をしていた。仁寺洞の裏のほうは昔ながらの古い家で、貴族が多く住んでいたのだそうで、とても趣深い。仁寺洞の骨董店は経済的に苦しくなった貴族たちが暮らしのために家にあったものを売り出したのが始まりとか。

トゥレは奥まったところにあるいい感じの店。
日本語は通じず、英語が少し通じる。U君も韓国語はまだそれほどしゃべれない。
お店のおにーさんはいい人で、通じないながらもいろいろ説明してくれた。「韓定食~はんじょんしく」は予約しないとだめだそうで、代わりに「せこぎ(牛肉)」とか「ゆっけ」とかありますよ・・・と説明してくれるが、なかなか全部は通じないので、予算を3人で5万ウォンくらいとかいって相談。せこぎを入れると7万ウォンでということで、それで注文。お任せです。
結局飲み物とか全部入れると8万ウォンくらいになった。U君がご馳走してくれた。
帰り際、お店のおにーさんが、実は今月宮城の作並温泉に行ってきたばかりだと言っていた。しぶいな・・・・

※このお店今も健在のようです。
http://www.seoulnavi.com/food/2123/


昼食後は景福宮へ。
またまたU君の講義の続き。勉強になる。
景福宮はとても大きいが、その建物のほどんどは焼けたり壊れたりしてあまり残っていない。
ミンビ暗殺の石碑のところも行ってみた。今年は事件からちょうど100年で、10/8に行事があったらしい。花がそなえてあった。
高宗が愛したという建物はきれいでした。
結婚写真を撮るカップルがいました。

※参考:閔妃暗殺事件(1895年)(世界史の窓)


旧朝鮮総督府 国立博物館へ。
羅さんの話の通り、宮殿側からしたらかなり目障りな場所に建っており、何もここに建てなくても…と、日本の帝国主義の狭量さを感じて悲しくなった。この建物の撤去に日本も協力すればいいのにと思う。中は国立博物館になっている。子供たちが大勢いて展示物の名前を書き写している。絵を描いている子もいる。大人でも書いている人がいる。勉強熱心で結構だが、名前を書き写すことばかりに熱中して、肝心の展示物を見てない子もいるようだった・・・。
私一人なら、サラーっと流して見るところだが、同行者もいたので全部しっかり見てしまった。
朝鮮半島との歴史的な深いかかわりは知っているつもりだったけど、半島側の視点でみたのが面白かった。陶磁器などは、やはりこちらのほうがはるかに進んでいたんだとはっきりわかるし。伝播していくのが具体的にわかったような気がした。

光化門からまた仁寺洞にもどる。
伝統茶院というタバンでお茶。ここも貴族の家を画廊と茶房にしているところで、内庭が広くとてもいい雰囲気でした。

夕食は明洞で参鶏湯。栄養参鶏湯。おいしかったけど食べきれなかった。
途中、全州屋の前を通ったけどガイドブックに書いてある通り、本当に幟を持ったおじいさんが立っていた。あの人は一日中立っているのだろうか?

U君とはここで別れて、われらは途中の洋服屋などを冷かしつつホテルへ。
ホテル37階のラウンジへ夜景を見に行ったがあまりよく見えない。コーヒー1杯飲んで部屋に戻る。土曜の夜のせいかソウルの若者でスカイラウンジへのエレベーターはいっぱいだった。






今はもう旧朝鮮総督府の建物はありません。
1995年に解体されているので、私が見たのは本当にぎりぎりだったんですね。
その後ソウルへ行ったときに、尖塔部分が地面に置かれているのを見た記憶があります。
その後、その尖塔部分は、別の博物館へ運ばれて展示されているそうです。





   

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