うちの夫は読書家です。いつも本屋に行っては何冊もの本を買ってきて、主に通勤時に読んでいるようです。(そのおかげで家にはすごい勢いで本が溜まっていくので、定期的にリサイクルに回しています。)私はといえば、ここ数年本当に読書は停滞中で、昨年は10冊も読んだかどうか。。
さて、そんな読書好きの夫が昨日こんなことを言いだしました。
「今、渥美清の評伝読んでるんだけど、その中にやたらと「ママ」ってカタカナで書いてあるのが出てくるんだけど、なんだろうね?」
カタカナで「ママ」と書いてあれば、それはアレですよ、他人の文章を作中に引用する場合、誤字やちょっと意味の通らない表現が出てきたときに、「これは原文のままですよ、誤字じゃありませんよ」と、お断りする記号のことでしょう。あんなに本読んでるのに見たことないのかな?
「こんなの初めて見たよ。」
との話。
そうか、夫が好んで大量に読んでいるのは主に小説やエッセイ。誰かの文を引用するということが極端に無い分野の本だから、今までそういう表記に出会ったことがなかったのかもしれないなぁ。それに対して私は、小説はほとんど読まず、ノンフィクションや評伝や歴史関係の本を読むので、その「ママ」という記号はかなり以前から親しんでいるというわけなんだろう。
面白い発見でした。
ちなみに去年読んだ本。
台湾とは何か
冤罪
猫と漱石と悪妻
蓮池流韓国語入門
マイ仏教
えっ!まさかの5冊?
他にもあるのかもしれないけど、思いだせません。本読まなすぎ、ヒドイね。
あ、今「サピエンス全史」読み始めました。今年は少し読めるかも。