前川国男邸(昭和17)
常盤台写真場(昭和12)
高橋是清邸(明治35)
知名度において愛知県の明治村には及ばないものの、東京都小金井市の都立「江戸東京たてもの園」は、郷愁をそそる数々の建物を擁し、見どころのある散策スポットとなっている。
私達は、東小金井駅から、市の循環バスで小金井公園へ。広い公園を「たてもの園」に向かう。
ボランティアガイド富田稔也さんの案内で、さっそく見学。
三井財閥の三井本家、三井八郎右衛門邸。(主屋 昭和27・土蔵 明治7)
庭の、富士山型の石は、「次郎富士」と呼ばれている。「太郎富士」は、皇居にあるという。
ガイドの富田さんの推理はこうだ。「借金の形として幕府から押し付けられたものではないか?」
丸二商店(昭和初期)
(昭和2)
関東大震災の後、昭和初期に建てられた看板建築。
丸二商店は、建物の前面を銅板で覆っている。銅板の模様がち密だ。
村上精華堂はイオニア式の柱を持ち、当時としてはモダンな造り。
子宝湯(昭和4)タイルに描かれた絵がきれいだ。
格天井になっている。
私達の年代では、誰もが銭湯通いの経験をもっている。
5月の「桜の園」を抜け、バスで「武蔵小金井駅」に出て帰った。