ふつうの鳥居をくぐると宮殿が現れた。
千葉神社は平成の大改築で華麗なる変身を遂げた。
妙見は、仏教で言えば妙見菩薩、中世の千葉を支配した千葉氏の守護神だ。
千葉神社は江戸時代まで真言宗の寺だったが、明治になって神仏分離令が出て、
北辰妙見尊星王(北極星と北斗七星の神霊)を祀る神社となった。
昭和20年7月7日の大空襲で全部焼け、戦後建てられた社殿は摂社千葉天神の祈祷所となった。
どうやら、ボケ封じもしてくれるらしい。
敷地の一角にあった出世稲荷の方は、千葉氏の像とともに、やや疎んじられているような気がする。