建長 5 年( 1253 )比叡山での修行を終えた日蓮上人が故郷の安房に帰る途中、藤枝に立ち寄り休憩した茶店の夫婦が、日蓮上人の徳にうたれ日蓮の弟子となって、道円・妙円と名を改めた。
「円妙山」という山号はここに由来します。
昭和 2 年に竣工した、間口 10 間(約 18 m ) 奥行き 10 間の本堂です。
日蓮上人お手植えの「久遠の松」は、静岡県天然記念物です。(樹齢 750 年 樹高 25 m 枝ぶり南北 30 m 東西 27 m )
開基である 道円・妙円の墓です。地蔵さまが祀られていました。
鐘楼は昭和 45 年の再建で、毎朝 6 時に 6 回鐘をつく住職は、世界三大荒行の一つ中山法華経寺の 100日修行の体験者だそうです。(志太タクシー杉本さんからの情報)
杉本さんは旧東海道を自分の足で 25 日かけて歩き通した方です。藤枝の松並木を案内してくれました。