日本ハム Brandon Laird (ブランドン・レアード)選手は、ホームランを打ってベンチに戻り TV に映ると、寿司を握るポーズを披露する。
ポーズは違うがヤクルトの HR 王ラミネス選手が思い出される。「日本ハムのラミネスだ!」私はそう思ってほくそ笑んでしまう。
昨年末、日本ハムは、打撃陣のてこ入れで、ハーミッダとレアード選手を採った。
ハーミッダは、メジャーで HR 65 発の実績をもち、レアードは主に 3 A で活躍し 2014 年は 3 割台を打った。
期待されたハーミッダは、6 月 6 日の阪神戦で左手親指を骨折しアメリカに一時帰国し、レアードは打撃不振で 1 割台に呻いていた。
レアードの守備は、ベースよりの打球処理が甘く、3 塁線をゴロで抜かれて長打になるケースが目立った。
「いつまでレアードを使うんだ」と密かに栗山監督の起用法にまで疑問を持ち始めた矢先、レアード選手が打撃開眼した。
7 月 22 日の楽天戦から打ち始め、つづく西武戦では連日ヒーローになる活躍ぶり。HR は 19 本に達し、打率は 2 割台に戻した。
今日 7 月 30 日のオリックス戦では、連続安打が途切れたが、当たりは悪くなかった。
レアード選手がこれからの試合で HR を量産し、茶の間にせっせと寿司を届けてくれるといいな。