2015 年の紅葉を、わが庭のこの 1 本だけで終わらせるのはいささか寂しい。
12 月 7 日(月)自転車でぶらっと紅葉見物に出かけた。
一番手近な、大津ヶ丘団地路上の一本。通りがかった女性に「きれいですね。私もカメラを持っていたら撮りたいほどですよ」と声をかけられた。
しばらく行って、ある旧家の屋敷林。
通りがかりの一本もそれなりにいいけれど、やはり、どっさり見たい。となると、逆井の観音寺だろう!
昔から紅葉の美しい寺として知られていたわけではなく、近年、住職の熱意で花の寺となったのだ。
その住職がたまたま庭に出ておられた。
住職が自慢にしておられるのは、延暦 13 年( 794 )と銘のある石塔。
お茶の師匠から譲り受けたものという。住職が「当寺の宝」とまで惚れ込んでいるこの石塔、そのうち説明板が付くそうだ。
石塔は兎も角、立派な庭であることは万人が認めるところ。四季を通じて見学者が多い。