雨曇子日記

エイティライフの数々です

80 代の自覚

2015-12-24 09:09:43 | エッセー

手帳などの巻末にある「満年齢表」を見ると(見なくてもいいのだが)昭和 10 年生まれの私は、 2015 年の時点で満 80 歳だ。

世紀の数え方は、1 ~ 100 年が 1 世紀、 101 ~ 200 年が 2 世紀、だから、80 歳の私はまだ 70 代。そう自分自身に思い込ませていたが、あるときふと、誕生日を過ぎれば、その瞬間からカンマ以下の数字がついていくのだからすでに 80 代に突入しているのだと気付いた。

最近 TV などで死亡が報じられる有名人のほとんどが 80 代。有名人でなければ 80 代では死なないということではないから、この先、生き続けていくためには何か心がけることがあるはずだ。

 

まず最初に、「自分はいつ死んでもおかしくない 80 代」であることの自覚。

そう書きながらも、「おまえはどの程度自覚しているのだ」と問いかけてみるとまだそれほど切実感はない。しかし、程度問題はさておいても、この現実を受け止めることから始めたいと思う。