作家吉村昭氏が 79 歳で亡くなられたのは、平成 18 年 7 月 31 日。
氏は、その 6 年前、新潟県湯沢町の町営墓地にご自身の墓を建て、その自然石に彫られた「悠遠」に因んだ「悠遠忌」が毎年命日の近辺で行われるようになり、2018. 8. 4 第 10 回悠遠忌が荒川区東尾久のアクト 21 で行われた。
この情報を知ったので、私は都営荒川線で会場に向かった。
(荒川区の施設「アクト 21」は荒川線「熊野前」駅の近く)
お昼時だったので、商店街の食堂に入った。
(カフェ「こひきや」の厳選食材のランチ1200円)
肝心の 10 回忌の集まりの方は、講演の途中で眠ってしまったらしい。
(桑原文明氏「イネをめぐって吉村昭と司馬遼太郎」の講演)
(朗読家田中泰子氏が「ふおん・しいぼるとの娘」の一節を朗読)
私にとって今日のいろいろな体験は、吉村昭入門というところでした。
読み継がる吉村昭悠遠忌 雨曇子