見終わって、その感動を人と語り合いたくなる映画がある。
朝日新聞”ひととき”欄に、菱沼さん( 71 歳女性)は、こう書いている。
「昨年の暮れに息子と映画”ボヘミアン・ラプソディ”を見た。私は若い頃からフレディ・マーキュリーのファンだったので、生き方や歌声、映像に震えるほど感動したのだが、なぜか息子の方が深く映画にはまった。その後一人で 2 回ほど見に行ったらしい。・・・・」
この息子さんが、 74 歳の女性に「いい映画でしたね」と声をかけ、「話しかけてくれてありがとう」と返された。
”きっと私だって「ありがとう」といったと思うよ”と、菱沼さんは電話で息子さんにそう話したと、”ひととき”の文章を締めくくっておられた。
私は、 84 歳男性で、クイーンもフレディ・マーキュリーも、1985 年のエイズ・エイドのコンサートのことも(それは当時日本でもTV中継されたそうだが)知らなかったが、このドラマに感動した。
We Are The Chanpions と繰り返されるメロディーに痺れた。主演男優の演技もすばらしかった。
映画を見るきっかけを与えてくれた菱沼さん、ありがとう。